カテゴリー「1.映画の感想(グチ)」の1802件の記事

2018年7月16日 (月)

[映] ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件

 老女ばかりがレイプされ殺害されると言う事件を描く、スペインの犯罪ミステリー。

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 老女が殺害される事件が発生し、担当になった刑事コンビ、ベラルデとアルファロ。ベラルデは、すぐにそれがレイプ殺人であることを見抜くが、彼が少々変わり者だったために、なかなか周りに信じてもらえず。だが他にも同様の事件が発生、本格的に捜査に乗り出すが…

 ベラルデ刑事役にアントニオ・デ・ラ・トレ。アルファロ刑事役にロベルト・アラモ。

 犯罪の内容としては、クリミナル・マインドあたりで1話で放送する程度の内容なのだが、この担当刑事コンビがちょっと面白い。ベラルデ刑事は執念深くものすごい集中力で捜査にあたるが、吃音で、うまく話すことができない。一方、アルファロ刑事は暴力的で始終周りともめ事を起こしている問題児だ。

 そんな彼らがレイプ殺人だと言っても周りは真に受けず、さらにローマ法王が来るからもめ事は困るとばかりにもみ消そうとする上司もいたりして、捜査がなかなか進まず。それでもベラルデ刑事の地道な捜査で犯人を追い詰めるが… 結末はなんとも言えない後味の悪さ。いや、いいのか?

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2018年7月15日 (日)

[映] TAU/タウ

 突然拉致監禁された女性の話なので、不条理サスペンスかと思ったが、ちょっと違う。テーマはAIかな。Netflixにて視聴。

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 スリなどで生計を立てている若い女性ジュリア。ある日、自宅で拉致され、気づくと何かの実験対象に。同じく監禁されている男女と共に脱走を図るが失敗。自分だけ生き残り、研究者アレックスの自宅での軟禁に。引き続き実験対象になるが、AIのTAUとの会話で、次第にTAUを味方に付けることを覚えたジュリア。

 ジュリア役にマイカ・モンロー。アレックス役にエド・スクレイン。タウの声はゲイリー・オールドマン。

 突然拉致されて見知らぬ場所に監禁される系ということで、CUBEとかソウとかの不条理サスペンスだろうと思っていたのだが、違う。アレックスは研究者か何かで、人の脳を研究して何かを作るらしい。身寄りの無い人たちを拉致して勝手に被験者にしている模様。だが詳しいことはわからず。

 ジュリアは、すさんだ生活を送っているようではあるが、彼女についても詳しいことは全くわからず。ただ、冒頭のシーンでスリ?か窃盗かで稼いでいるらしきことがわかるのみ。

 ジュリアは観察力が鋭く、適応力も高いので、すぐに逃げ出す方法を思いついて実行。行動力もある。だが、最初に一緒に逃げだそうとした男女はあっけなく殺されてしまって退場。脱走に失敗したジュリアだが、アレックスに気に入られたのか、自宅である程度の自由を許される。AIのタウが管理しているので、逃げ出すことはできない。そこで様々なテストを受ける代わりに、食事や服などをグレードアップしてくれるよう要求。

 その過程で、次第にタウを操るすべを身につけるジュリア… と言う展開。

 ううむ… AIに心はあるのか? あって欲しいと言うのが人間の希望なのかな。

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2018年7月14日 (土)

[映] ディストピア パンドラの少女

 ゾンビが蔓延し、感染しながらも知性を持つ新世代の子供たちがいると言う近未来を舞台にしたSFホラー。イギリスの作品。

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 突然変異した真菌に感染することで、ゾンビのように食欲のみに支配されるような状態「ハングリーズ」になってしまう世界。新世代の子供たちは、感染しながらも思考能力を持っていた。彼らの教育係である教師ヘレンは、中でもひときわ知性を保つ少女メラニーを気にかけていた。科学者キャロラインは、メラニーの脳や脊髄からワクチンを作るべく研究を進めていたが…

 メラニー役にセニア・ナニュア。ヘレン役にジェマ・アータートン。キャロライン役にグレン・クローズ。

 ゾンビの原因が真菌ってのはちょっと新しいかも? 感染しながらも知性を保っている人間がいるとか、抗体がある人がいると言う設定は珍しくないが、生まれながら半人半ゾンビみたいな子供たちがいると言う設定はもしかして初めてかな? そしてこの結末もかなり意外だった。こういう終わり方は初めてかも!?

 だいたいゾンビってのろのろ歩きと決まっているが、最近は走るゾンビもいたりして、これに知性が加わって集団行動とか指揮系統があったりすると、本当に怖い。ゾンビが餌で人間を釣る「人間狩り」をするシーンもあり、興味深かった。

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2018年7月 8日 (日)

[映] AMY エイミー

 27歳の若さで亡くなったジャズシンガー、エイミー・ワインハウスの短すぎる人生を描いたドキュメンタリー。2016年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。

Amy
 若干20歳で歌手デビュー。2006年のセカンドアルバムではグラミー賞5部門受賞したエイミー・ワインハウス。だが酒とドラッグに溺れる私生活は破綻していた…

 この時のグラミー賞は見ていたし、エイミーの歌声と「リハブ」という曲がとっても気に入ってしまってこのアルバムをすぐに購入した。ドラッグの話は聞いていたけれど、ミュージシャンにはよくあることだし、それほど酷いとは思っていなかった。この頃まさにどん底だったのね… トニー・ベネットとのデュエットも話題だったのに、まさかの急逝でかなり驚いたが、その辺の事情がこの作品でよくわかった。

 それにしても残念だと思う。酒やドラッグあってこそのあのステージだったのかもしれないとも思うし、精神的なもろさは家庭環境にあったのかもしれないとも思う。それでも、27歳というのは若すぎるし、もう少しなんとかできなかったのかなぁ。最後のトニー・ベネットの言葉が心に残った。

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2018年7月 1日 (日)

[映] ブラッド・スローン

 まっとうな人間が、あることをきっかけに犯罪者として成り上がっていくさまを描く。この邦題、どういう意味かなとしばし考える。もしかして、ゲーム・オブ・スローンズを意識したタイトル?? 原題は"Shot caller"、リーダーとかボスを意味することばらしい。

Shot_caller
 愛する家族と暮らし、エリート社員だったジェイコブは、ある日、不注意で起こした交通事故で、親友を死なせてしまう。服役することになるが、そこはギャングに支配された無法地帯だった… そこで生き残るため、ギャングの仲間に入り、次第にのし上がっていくジェイコブ。

 ジェイコブ役にニコライ・コスター=ワルドー(ゲーム・オブ・スローンズのジェイミー・ラニスター)。妻役にレイク・ベル。友人役にマックス・グリーンフィールド(ヴェロニカ・マーズの保安官レオ)。ジェイコブのギャング仲間役にジョン・バーンサル(ウォーキング・デッドのシェーン)。刑務所を仕切るボトルズ役にジェフリー・ドノヴァン(バーン・ノーティスのマイケル・ウェステン ちょっと太った?)。彼らを追う刑事役にオマリ・ハードウィック。

 悲しい話だなぁ。最初の事故は明らかに本人の不注意ではある。服役というのもしょうが無いとは思う。でも、服役したことによって、まっとうな人生を歩んでいた人が、ギャングの道にどっぷりはまってしまうって、どうなの?? 刑務所って、更生が目的なんじゃないの??

 自らを守るため、生き残るためにギャングの道に身を投じたジェイコブは、今度は家族を守るためにその道から抜けられなくなってしまう。それでも、彼の中に善人の感情も残っていることを見せるシーンが。これが彼の選んだ道なのか。

 やるせない気持ちになった作品。

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2018年6月23日 (土)

[映] インビジブル・ゲスト 悪魔の証明

 不倫相手を殺害した容疑がかかっている実業家と、彼を弁護するために事情を聞きにやってきた弁護士。そのとき何が起こったのかを語るうちに意外な事実がわかり… と言うストーリー。実に巧みなストーリー展開。スペインの作品。

Contratiempo
 不倫相手ローラを殺害した容疑をかけられたドリアのもとへ、女性弁護士グッドマンがやってくる。彼の無罪を証明するため、真相を詳しく説明するよう求めたグッドマン。事件について語り始めたドリアだったが、この事件の前に、もう一つの事件があった…

 ドリア役にマリオ・カサス。グッドマン役にアナ・ワヘネル。ローラ役にバルバラ・レニー。

 これ… 実は冒頭でオチがわかってしまったのだが…(^o^; でも見事な展開だ。ローラ殺害は自分ではなく、ハメられたと主張するドリアだったが、彼にはある過去が。その過去が、真犯人に関係するはずだと読んだグッドマンが、その事件についての詳細を説明するよう求める。

 ところが。グッドマンの話はあくまでも彼の主張。違う見方もできるのでは?と言い出すグッドマン…  果たして真相はいかに?? と言うところで、例のオチ。

 これは是非、ピュアな気持ちで見て欲しい。そして最後呆然として欲しい。

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2018年6月17日 (日)

[映] イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち

 お互いの存在を全く知らない男女が、お互いの感覚を共有していることに気づき… と言うストーリー。入れ替わりモノはいろいろあるけれど、感覚を共有するって言うのはちょっと新鮮かも!?

In_your_eyes
 医者の夫と暮らすレベッカは、資金集めのパーティなど富裕層の知人との付き合いになじめず、悩んでいた。ある日、パーティの最中に突然肩に衝撃を感じて倒れる。夫は、精神障害を疑うが…
 一方、自動車修理工として働くディランは仮出所中で、保護観察官の監視を受けていた。バーで飲んでいた時、突然ビリヤードのキューで肩を打たれ…
 ある日、感覚を共有している互いの存在を知り、昼夜問わず会話をするようになったレベッカとディラン。

 レベッカ役にゾーイ・カザン。ディラン役にマイケル・スタール=デヴィッド。レベッカの夫フィリップ役にマーク・フォイアスタイン(救命医ハンクのハンク)。ディランの悪友役にスティーヴ・ハウイー(シェイムレスのケヴィン)。

 まさに心の友ってやつかなぁ。ここまで互いのことを深く知っている友達関係ってなかなかない。その気持ちは次第に友達以上となり… と言う展開は予想通り。結末には少々不安もつきまとうが、二人が次第に心を通わせる展開はよかったなぁ。こういう友達っていいなぁ。

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2018年6月16日 (土)

[映] ジーサンズ はじめての強盗

 原題は"Going in style"で、同名の79年の作品のリメイクらしい。真面目に生きてきたじいさんたち3人が、年金を打ち切られたことに腹を立てて銀行強盗をすると言うストーリー。この邦題気に入った。

Going_in_style
 年金生活を送っていたジョーは、突然年金を打ち切られ、住宅ローンが支払えなくなってしまう。銀行に話を聞きに行くと、偶然銀行強盗が。その手際の良さを目の当たりにしたジョーは、親友のウィリー、アルに、強盗を持ちかけるが…

 ジョー役にマイケル・ケイン。ウィリー役にモーガン・フリーマン。アル役にアラン・アーキン。アルにちょっかいを出す女性アニー役にアン・マーグレット。FBI捜査官役にマット・ディロン。じいさん仲間ミルトン役にクリストファー・ロイド。

 なんともほのぼの系クライムコメディ。40年も真面目に務めていたのに突然会社の事情で年金を打ち切られるなんて、なんとも理不尽な話。突然金利が上がる住宅ローンや、横柄な銀行など、社会問題がコミカルに描かれる。

 この3人より、クリストファー・ロイドの方が若いと知ってちょっと驚く… 80代のじーさん3人の友情もいいし、機敏じゃ無い強盗ってのも笑える。最後のシーンにはほっこりした。

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2018年6月 3日 (日)

[映] ワンダーウーマン

 ワンダーウーマンと言えばリンダ・カーター。彼女が大好きだった身としては、他の人が演じるなんて… と思っていたが、ガル・ガドットも負けず劣らず美しく強いね。素晴らしい。

Wonderwoman
 女性のみが住む島アマゾンで生まれ育ったプリンセス、ダイアナ。最強の戦士になるべく訓練に励む日々。そんなある日、島の近くにアメリカ人パイロット、スティーブが不時着。彼を救出したダイアナだったが、彼を追ってきたドイツ軍との戦いで、叔母アンティオペを失う。スティーブを尋問した結果、外の世界では戦争が勃発し、ドイツ軍が世界を滅ぼしかねない兵器を開発中と知る。ドイツ軍を阻止し、戦争を止めるために、スティーブと共にイギリスへ渡ることにしたダイアナ。

 ダイアナ役にガル・ガドット。スティーブ役にクリス・パイン。ダイアナの母でアマゾンの女王ピッポリタ役にコニー・ニールセン(ザ・フォロイングのリリー・グレイ)。叔母アンティオペ役にロビン・ライト(サンタバーバラの初代ケリー・キャプウェル、ハウス・オブ・カードのクレア・アンダーウッド)。ドイツ軍のルーデンドルフ役にダニー・ヒューストン。イギリス軍のパトリック卿役にデヴィッド・シューリス(ハリー・ポッターシリーズのルーピン先生、FARGO3のヴァーガ)。

 第二次大戦中の話を振り返ると言う内容なので、現代の彼女は洗練された都会の女性。生まれ育った島のことを回想し、スティーブとの出会いを回想し、世界を救ったときのことを回想すると言うのが今回のストーリー。ジャスティス・リーグに参加するのは現代の話だよね、全く容姿が変わらないってすごいぞ…

 時系列としては今回の騒動が外界に出てきたきっかけなので一番最初だろう。だが作品としては、バットマンvsスーパーマンへの出演の方が先で、その後にこの作品、そしてジャスティス・リーグ、次にワンダーウーマン2、フラッシュの作品(タイトル未定)、ジャスティス・リーグ2へと続くらしい。こちらもあちこち入り乱れて展開するので、追うのが大変そう。

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2018年5月27日 (日)

[映] パトリオット・デイ

 2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件を描いた作品。この事件は記憶に新しいけれど、こんな騒動になっていたとはつゆ知らず… 大変だったね…

Patriots_day
 2013年4月15日。一大イベントであるボストンマラソンの警備に当たることになった殺人課の刑事トミー。ランナーたちが次々とゴールしていると、突然大爆発が起こり、現場は騒然となる。とっさの判断で救護活動と事態の収拾に奔走していると、FBIが到着。テロ事件と判断し、現場を仕切り始める。防犯カメラの映像から、犯人らしき人物を特定し、その足取りを追うために、現場に詳しいトミーが協力することに。

 トミー役にマーク・ウォールバーグ。妻役にミシェル・モナハン。警視総監役にジョン・グッドマン。巡査部長役にJ.K.シモンズ。知事役にマイケル・ビーチ(サード・ウォッチのドク)。FBI捜査官役にケヴィン・ベーコン。

 その瞬間に現場にいた人たちの、普段の生活からシーンは始まる。トミーは殺人課の刑事だが、なにかやらかしたらしく、お仕置きとして下っ端警官の仕事をさせられている。その一環で、マラソンの警備にたまたま入ったと言うことらしい。

 事件が起こった現場では救護活動と、再爆発に備えて被害が出ないように指示したりと、アドレナリン全開で現場を仕切るトミー。一段落して帰宅してふと気が抜けた瞬間に、そのときのことを思い出して泣き出す。

 防犯カメラの映像から、すぐに犯人らしき人物が特定されるが、そこからがまた一騒動。写真を公開するか否かもめていると、マスコミに漏れて公開を余儀なくされる。焦った犯人が動き出し… と緊迫の展開。まさかの戒厳令まで出ていたとは!

 最後に、実際の人物も登場し、亡くなった方々の写真も紹介される。悲惨な事件だったけれど、このことでボストンの人々が強く結束したと言う。こんなこと二度と起きて欲しくない。

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