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2006年1月31日 (火)

「映」 バッド・アップル

 TVムービーだね。クリス・ノース(「セックス・アンド・ザ・シティ」のビッグ)主演ということで、興味津々で見たのだけれど、ビッグとはずいぶんとイメージ違う。
 FBIのおとり捜査官トジーは、麻薬組織を摘発すべく、下っ端に協力させ、相棒ということで大物に近づく。ところが、下っ端の姉ジーナと関係を持ってしまうわ、早々に正体がバレてしまうわ、ドジの連発。果たして捜査はうまく行くのか?

 ドジな捜査官ペアの、トジーがクリス・ノース。まったくもって、情けないFBI捜査官である。潜入捜査中なのに、あっさり正体を見抜かれる。おまけに、騙してる相手がぞっこんの女性と寝ちゃって、恨みを買う。チンピラ風もみあげも似合わない。ダンディなビッグとは大違いの役柄なのだけれど、コミカルで笑える。
 相棒のギボンズがコーム・ミーニー(新スタートレックシリーズのオブライエン)。大事な捜査中に、虫歯が痛む~なんて、をいをい、あんたホントにFBI? その奥さん役がマーセデス・ルール(「フィッシャー・キング」のアン)で、この夫婦の漫才コンビ(??)も面白い。自分の立場が全くわかっていない奥さん。喧嘩してる場合じゃないっしょってつっこみたくなる。

 対して悪役は、組織のボスがエリオット・グールド。なぜか妙にいい人だったりして、ちょっと妙。そして彼の右腕ベルズ役がロバート・パトリック。この人キャラクター変わったねー。ターミネーターの頃のクールさはどこへ? この映画では、クリストファー・ウォーケン路線を走ってる。サイコな殺し屋って感じなんだけど、どこかコミカル。

 マフィアが出てくるけれど、コメディ。怖い映画ではないので、安心して見ていられると言う意味ではいいかも。ビッグを期待してるとハズされるけど、バカバカしい映画を見たい時には、まぁいいかも。

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[映] コールド・クリーク

 んんん… デニス・クエイド主演、シャロン・ストーンにスティーブン・ドーフ、ジュリエット・ルイス、そしてクリストファー・プラマーまで出ているにしては、ちょっと物足りない気がする映画。
 都心の家を売り、田舎町の邸宅を買って引っ越してきたティルソン一家。地元に馴染もうと努力していた矢先、家に、元の持ち主デイルがやってくる。銀行に支払いが遅れて、没収されてしまったのだと言う。明らかに快く思っていない。だが、家の修繕の仕事をさせてくれと言う。渋々頼むことにするが、一家に次々と恐ろしいことが起こる。

 都会から引っ越してきた一家(デニス・クエイド、シャロン・ストーン)が、家の元の持ち主デイル(スティーブン・ドーフ)に脅されると言うサスペンス。確かに、ハラハラする場面は結構ある。けれど、かなりミエミエ。最後までだいたい展開は読める。だって、デイルは最初から明らかに怪しいんだもの。
 まず、一家が、奮起して都会を脱出した理由というのが、イマイチ。わからないでもないが、妻が仕事を諦めてまでやってきた理由が、少々お粗末。さらに、一番重要なデイル近辺の掘り下げが浅い。父親との関係、自分の妻や娘との関係が、さらっと語られるだけで、あまり描かれていない。また、せっかくジュリエット・ルイスが出ているのに、あまり絡みがなく、完全なる脇役。もうちょっとうまく利用してほしかったな。

 と言うワケで、軽く見る分には、まぁまぁだけれど、お話としては物足りない。役者がそろっているだけに、それがとても残念な映画だ。

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2006年1月27日 (金)

[映] 戦争のはじめ方

 戦争映画かと思って、あまり乗り気ではなかったのだけれど、ホアキン・フェニックス主演ということで、とりあえず見てみたら、これ、なかなか面白い。
 ベルリンの壁崩壊直前の西ドイツ。主人公レイ・エルウッドは、米国軍人として、駐留していた。が、実は裏でヘロインを精製して売買。上官である大佐は、全然気づいていない。そこへ新しくやってきた曹長は堅物で、エルウッドたちの闇取引に感づいていた。彼を出し抜こうとしたエルウッドは、手に入れた大量のモルヒネをヘロインに精製することになるが…

 エルウッド役がホアキン・フェニックス。麻薬で設けた金で、兵舎なのにかなり贅沢な暮らしをしている。能なし大佐はエド・ハリス。人は良さそうだけど、軍人向きではない。エルウッドが妻と寝ているのに、全然気づかない。そして、そこへやってきた新任曹長が、スコット・グレン。いかにも堅物。たたき上げの軍人。彼に挑戦すべく、エルウッドは娘に手を出す。これが、アンナ・パキン。父とは違って、かなりぶっ飛んでいる。

 ヘロインの大量精製をしている頃、ちょうどベルリンの壁崩壊。曹長はなぜか暴走。でもエルウッドはしぶとい。エルウッドを見ていて、ミラーズ・クロッシングのガブリエル・バーンを思い出した。なんとなく立場が似ている。
 戦争がない → 平和 と単純にいかない。戦争がないと、兵隊はヒマである。ヒマだと、ロクなことをしない。そんな皮肉っぽい映画である。

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2006年1月23日 (月)

[ド] サード・ウォッチ6:#11

 #11 「正義の名のもとに」"Forever Blue"

 今回は、以前からポツポツと出ていて、気になっていた、サリーとデイヴィスの父の過去のお話。当時の様子が、かなり詳細にわかって興味深かった。
 過去を振り返る形で、若きサリーが出てきたりして、「コールドケース」を思わせる作り。サリーも汚職に関わっていると言っていたので、もっとドップリと関わっているのかと思ったけれど、やむなく受け取ってしまったと言う感じだった。けれど、それを悔い、恥じていた。いかにもサリーらしい。

 これで、長年、気に病んでいたことに、決着がついた。フィニーを追いつめることもできた。けれど、このあと、サリーはどうなってしまうんだろう? それが唯一気がかり。そして、タイは、それをどう感じるのだろう?

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[映] ミステリー・ツアー

 リゾート・アイランド、ココナッツ・ビーチ・リゾートで、連続殺人が起こる。なぜかターゲットはスタッフ・オンリー。そして、殺され方には、法則が。果たして犯人は誰か? そしてその目的は??

 なんともバカバカしい映画である。殺人鬼が、どんどん人を殺していく辺り、13日の金曜日などの類に通じる物がある。やたらエッチなシーンがあるのも同様。だけれど、なぜか脳天気な、妙な明るさ、バカバカしさが漂う映画なのだ。周りで同僚がどんどん殺されていくのに、次は自分かもしれないのに、その割にはのんき。みんなラリってんのか? そして、これはコメディなのだと気づく。

 ストーリーも、あるような、ないような。結末もかなりお粗末。なぜこの映画に、ビル・パクストンが出ているのか、それだけが気になった。彼の役はなかなか面白い。かつてはロックスターだったらしい、ココナッツ・ピート。このリーゾートアイランドのおそらく創設者。怪しげなヒット曲を、客に披露してくれる。彼の昔のヒット曲が、事件の鍵を握る。

 リゾート気分と、エッチな映像、そしてちょっと怖いシーンとお笑い、全てを味わえると言う点では優れもの!?

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[映] セキュリティ9.11

 2004年制作のTVムービー。スコット・グレン、トム・スケリット、グラント・ショーというメンバーだったのと、911事件の真相みたいなふれこみだったので、ちょっと期待して見たら、見事にハズされた。
 911事件の少し前、諜報部員(グラント・ショー)はすでにテロの情報を得ていたが、本気にされず。そしてテロ勃発。CIA元幹部(スコット・グレン)は、引退直後にテロが起こり、呼び戻される。娘をNYの大学に送りだした、元軍人(トム・スケリット)は、娘が事故機に乗っていたとショックを受けるが、無事を確認。その直後、国の情報を一手に集める新しい組織のトップにと声がかかる。彼らの物語。

 911の事を扱っていて、事実も入っているけれど、これはフィクションだね。はっきり言って、見ていて面白くなかった。マッキー大将の娘には、アラブ系の恋人がいて、彼の父親がテロの直後に拘束されてしまい、無実を訴える。一方。テロ関係者が、腕利き弁護士をたてて堂々と逃げる。この理不尽さは、現実社会と通じるものがあるかな。でも、実は娘の恋人自身(父親ではなくて)がテロ関係者と言うことが、視聴者にだけわかった状態で終わってしまうので、後味も悪い。

 原題は「Homeland Security」なのだけれど、同じタイトルで、2004~2005年にかけて、本作以外に3つも映画があると知ってビックリ。

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2006年1月22日 (日)

[映] ミッシング

 舞台は19世紀のアメリカ。まだネイティブ・アメリカンの人たちをインディアンと呼んでいた時代。人里離れた地でヒーラー(治療師)として働き、2人の娘を育てている女性マギー。彼女の所へ、かつて家族を捨ててインディアンの元へ走った父がやってくる。父を憎んで育ったマギーは、父を拒絶する。だが、娘の一人がインディアンにさらわれてしまい、連れ戻すために、父の助けを借ることに…

 西部劇の時代だね。ケイト・ブランシェットが、女手一つで娘2人を育てている、気丈な女性マギーを演じている。彼女、そう言う強い女役が多い。「エリザベス」も、「ベロニカ・ゲリン」も、「シャーロット・グレイ」もそうだった。気丈なのだけれど、時として弱さも見せたりして、好感が持てる。ついつい応援してしまう。この作品でもそう。娘をなんとしても取り戻すと言う気合いがすごい。
 インディアンになってしまった(?)父役が、トミー・リー・ジョーンズ。彼らの言葉を流ちょうに話し、彼らの事情にも詳しい。そして、かつて見捨ててしまった娘のため、初めて会った孫娘のため、命をかけて戦う姿がこれまたすばらしい。

 父と娘、母と娘の物語で、最初はそう言う雰囲気で始まるのだけれど、恋人の無惨な姿を見て、雰囲気が一変。インディアンとの銃撃戦あり、追ったり、追われたりでまさにサスペンス。いろいろな意味で、見応えがある作品だ。

 ただ一つ良くわからないのは、この父親、なぜインディアンになってしまったのかと言うところ。家族を捨てた理由を説明するシーンがあるのだけれど、なぜインディアン?と言う理由が今ひとつはっきりしない。インディアンの生活が性に合っていたと言うことなのか? 単なる浮気性の男なのか??

 そして、ちょっと残念なのが、ヴァル・キルマー。騎兵隊のリーダー役で出てきたので、きっと何か良いことをして助けてくれるんだろうと期待していたのだが、出てきたのはほんの少しだけ。しかも、自分の隊をうまくまとめきれていない様子を、悪びれもせずマギーにうち明けたりして、なんだか頼りない。もうちょっとマギーと関わって欲しかったな。

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2006年1月20日 (金)

[映] マグノリアの花たち

 89年の作品なので、もう古い部類に入ってしまうのかな。南部の田舎町を舞台にした、女たちの物語。シェルビーの結婚式の準備から物語は始まる。彼女たちの社交場は、美容室。華やかな結婚式。幸せな生活。でも彼女には持病があり、それを押しての妊娠、出産は、彼女の体をむしばむ…

 誰も知らない人がいないような田舎町。南部訛りがのどかに響く。あわただしい結婚式準備で、ほのぼのと始まるお話だが、とても悲しいお話。それでも彼女たちは生きていく。毎日を着実に生活している。お互いに支え合いながら。
 以前見たときとはまた違って、母親の立場になって見ていた。娘の妊娠を知ったマリンの複雑な心境は、容易に想像できる。娘の最期を看取り、どうしても納得がいかないマリンは、周りに当たり散らし、怒りをぶつける。そのときの周りの反応が面白い。共に泣き、そして共に笑う。彼女たちの関係がすばらしい。
 出演者はこれ以上ないくらい豪華メンバーである。サリー・フィールド、ドリー・パートン、シャーリー・マクレーン、オリンピア・デュカキス、ダリル・ハンナ、そしてジュリア・ロバーツ。サム・シェパードにトム・スケリット、そしてディラン・マクダーモット。ドリー・パートンとサム・シェパード夫婦が、どうも不釣り合いな気もするが、それもあり!?

 あのアルマジロのケーキ、食べてみたいな。

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[映] ニュースの天才

 実話を映画化したものらしい。ある若きジャーナリストのお話。ニュー・リパブリック・マガジンは、政治批評が中心の、かなり認められている雑誌。そこの一番若手の記者、スティーブン・グラスは、すばらしい記事を書き続け、周りからも一目置かれていた。が、他社のジャーナリストが、彼の1記事に疑問を持った。内容の裏付けがとれない。そして調べていくうちに、大変なことがわかる…

 この若手記者スティーブン・グラス役が、ヘイデン・クリステンセン。2003年の作品なので、スターウォーズ2と3の間だね。この人気記者の記事が怪しいと言われはじめ、追いつめられていく様子が興味深い。
 人はウソをついてそれがバレそうな時、どんな反応をするか。彼の場合は、なんとかごまかそうと、あれこれ手を回す。でも、次第にボロが出てきて、さらにウソをつく。
 ここで、周りはどうすべきか。諦めてしまったら、全てがうやむやのまま終わってしまう。それではいけない。ここの編集長は、意を決して徹底的な調査をする。それは、今まで見抜けなかった、自分の非を認めることにもつながる。それでも、ここで食い止めなければいけない、その強い思いが伝わってきた。過ちを犯しても、その後の対処の仕方で、評価が変わる。

 今世間を騒がせている様々な偽造やねつ造事件にも、同じ事が言えると思う。徹底的に調査してほしい。

 原題の「Shattered Glass」がいいね。うまい表現だと思う。この映画の主演はヘイデンだけれど、主題は、彼のねつ造物語だけではなく、それを暴いた人々の熱意という気がするので、邦題の「ニュースの天才」は、ちょっとズレてるかな。ニュースの天才なワケではなく、ねつ造の天才ってか。

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2006年1月17日 (火)

[映] JUON:The Grudge

 これは… 思った通りハズされたという感じかな… 日米合作だね。

 舞台は日本。アメリカ人大学教授(?)が、突然の自殺。そして、ヘルパーとして、アメリカ人の老女を介護していた女性が失踪。その後に代理でやってきたカレンも、その家で恐ろしい体験をする。その家で過去に起こったことが原因とわかり…

 はっきり言って、ストーリーがほとんど無く、ただただ、怖いシーンをたくさん作ってあるという感じ。なぜ?という部分の説明が、あまりに稚拙。キャンプで夜、友達同士がする話ならわかるけど、映画にするならもっと話を練りなさい。

 主演がサラ・ミシェル・ゲラーで、ビル・プルマンに、ジェイソン・ベア(ロズウェルのマックス)、サム・ライミがプロデュースときて、これはちょっと無いんじゃない? こんな作品のために彼らを日本に呼んではいけない。

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[映] プリティ・イン・ニューヨーク

 ラブコメだね。展開も結末も見えてる。けれど、なんだか心が温かくなり、見終わった後、素敵な余韻が残る、そんな作品。詳しくは、

http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/mv.htm

に書いたので、そちらも見てね。

 どうも「強い女」の印象が強い、ミラ・ジョヴォヴィッチが、ここでは可愛い女を演じていて、これがまたこの映画を魅力的にしている。(ただ、ポニーテールは似合わないね、彼女) 彼女が演ずるナディーンと、オーウェンの会話がとても素敵。オーウェンの元彼女役デニース・リチャーズは、いつもながら、悪女に徹している。ウィリアム・ボールドウィンは、脇役に徹している。

 原題は、「You Stupid Man」。見れば理由はわかると思う。邦題は、ちょっとやりすぎかなと思うけれど、映画の雰囲気は出てるかな。NYの街を舞台にした、ちょっとジーンとくるラブコメ。

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2006年1月 9日 (月)

[ド] グレイズ・アナトミー

 こちらもかなりの期待作。タイトルは、有名な解剖学の本「Gray's Anatomy of the Human Body」からきている。(こちらは、「Grey's Anatomy」) 

 大病院にインターンとして入ったメレディス・グレイ(エレン・ポンピオ)とその仲間たち(ライバルたち?)の物語。というと、まじめなお話のようだけれど(まじめなお話もあるけれど)、かなりコミカル。仕事初日の前日、バーで知り合った行きずりの男と一夜を共にしたメレディスは、出勤するとその相手が上司(パトリック・デンプシー)であることに気づく…

 メレディスは、母親が優秀な外科医だったことで、重荷を背負っている。初日は、何をして良いのかもわからず、おろおろするけれど、それでもなんとか修羅場を切り抜ける。そして、努力することで、母に近づこうとしているところに好感が持てる。母エリス・グレイは、どうやら痴呆? 何があったのだろうと思う。

 同期のメンバーは、なかなか個性的で面白い。まず一番印象的なのが、クリスティーナ(サンドラ・オー)。中国系? 個性的な顔立ち(他の映画で、娼婦か何かの役やってるの見たことあるぞ…)、でも抜群に優秀で野心家。いつも好戦的でやる気満々。そして、モデル出身というイジー(ロズウェルのイザベル!!)は、とにかく綺麗。一番先に手術を担当させてもらったジョージは小心者。アレックスは知ったかぶりで感じ悪い。

 各エピソードのタイトルは、ヒット曲に因んでいるらしい。#1は「A Hard Days Night」だったので、ビートルズファンとしてはちょっとうれしい。今後の展開がとても楽しみ。

 エピソードをまとめたページを作ってみたので、こちらもどうぞ。
http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/greysanatomy.html

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[ド] CSI:NY

 待ってました~!! ついにというか、やっとというか、待ちに待っていたCSIシリーズ第3弾、ニューヨークが放送開始!!(WOWOW) ゲイリー・シニーズが出ると聞いた時点で、ものすごく楽しみにしていた。

 CSIのボスがゲイリー・シニーズ。彼の右腕ステラ役が、「プロビデンス」のシドこと、メリーナ・カナカレディス。そして、エイデン役が24のクラウディア。
 ベガス、マイアミそれぞれ、独特の雰囲気があった。その都市ならではの犯罪があり、ならではの捜査法があった。NYもしかり。独特の陰影を含んだ映像がいい。ベガス、マイアミでは、どうしても女性陣の服装やヘアスタイルに目がいってしまったけれど、こちらはいたってシンプル、地味。#1では、いきなりの猟奇殺人(?)。見応えあった。キャラクターそれぞれの持ち味があるようなので、それも楽しみ。

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[映] バイオハザード2

 バイオハザードの続編。原題は「Resident Evil:Apocalypse」。制作は、イギリス、フランス、ドイツ、カナダなんだね、知らなかった。バイオハザードというのは、あくまでもゲームの名前なので、映画のタイトルには使っていない模様。

 言ってみればゾンビもの。ウィルスが原因で、人がみんなゾンビ化してしまう。前作では、地下の研究所内だけだったのだけれど、それが外に出てしまい、町中ゾンビという状態になるのが本作。生き残った少数の者がゾンビと戦うのは、この手の映画のおきまりのパターン。だけど、単にゾンビが相手なだけではなく、ウィルスを開発した極悪企業アンブレラ社というのが、本当の黒幕。

 この映画の売りは、なんと言ってもミラ・ジョヴォヴィッチ。彼女がいなけりゃ、ただのゾンビ映画である。
 美しい。とにかく美しい。長い手足に素早い身のこなし。感染したために、何か処置をされたようで、前作よりパワーアップしている。戦いまくって、最後は少女をかばって死亡。けれど、また再生させられていたようなので、3もあるのかな。

 とまぁ、言ってしまえばそれだけなのだけれど、映画の戦闘シーンの中に、トロントの市庁舎(上から見ると、目の形をしている、あれ)が出てきて、ちょっとうれしかった。新婚旅行で行った、思い出の場所(???)だったので。

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2006年1月 8日 (日)

[ド] シックス・フィート・アンダー2

 葬儀屋フィッシャー&サンズを経営する一家の物語。現在スーパーチャンネルでシーズン2を放送中。タイトルのシックス・フィート・アンダーとは、地下6フィート、つまりお墓のことである。
 シーズン1の冒頭で、いきなり一家の家長であるナサニエルが、霊柩車を運転中に事故で死亡。家を出て風来坊していた長男ネイトが帰宅し、家業を手伝うことに。今まで父と2人で仕事をしていた堅物のデイヴィッドはゲイであることを家族に言えず。末っ子のクレアは問題児。母ルースは浮気をしていたことを、夫の葬式で息子に告白。そして葬儀屋を、大手チェーン葬儀社に乗っ取られそうになったり、兄弟で見解が違ってもめたり、遺体処理のプロ、フェデリコが引き抜かれてしまったり… と、普通の家庭とはかなり違った一家の日常を描いた作品。シーズン後半で、デイヴィッドはカミングアウト。ルースは2人の男性の間で揺れていたが、今までの不倫相手を振って、バイト先のいかついおっさんに鞍替え。

 シーズン2では引き続き、妙な雰囲気が流れている。ネイトが脳腫瘍ということがわかり、1人途方に暮れるが、何もしないことに決める。デイヴィッドは、別れた元彼に未練タラタラ。ルースはルンルン。クレアは精神的に参っているボーイフレンドのお守り。冒頭で亡くなった父ちゃんナサニエルは、ちょくちょく出てくる。みんなの幻覚という形で。そしていろいろなアドバイスをくれる。不思議な存在。

 毎回、オープニングで誰かが亡くなる。いろいろなところの、いろいろな人の人生が、ある時終わる。当然の死だったり、早すぎる死だったり。そして彼らの葬儀社へやってくる。親族や、知人が葬式を依頼する。金を惜しまないもの、見栄をはるもの、金をかけないもの、しぶしぶやるもの… いろいろな人の人生を垣間見ている、フィッシャー家の人々の日常である。

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[映] クルーエル・インテンションズ

 タイトルだけだとあまりわからないけれど、これ、映画「危険な関係(Dangerous Liaisons)」の現代版らしい。なるほど、名前もそのままだったりするようで、なかなか面白い。最後のオチは、いかにもアメリカ的だけれど。
 お金持ちの大学生キャサリンは、生徒会長を務め、一見カリスマ大学生だが、実はドラッグ中毒でしたたかな女。自分を振った元彼が今つきあっている新入生セシルを陥れるべく、味方のような顔をして彼女に近づく。義弟のセバスチャンは、冷酷なプレイボーイ。2人は、雑誌に「結婚までバージンを守る」と言う記事を載せた、校長の娘であるアネットをモノに出来るか否かで賭をするが…

 グレン・クロースの役が、サラ・ミシェル・ゲラー。ジョン・マルコビッチの役がライアン・フィリップ。で、多分名前が同じなので、ユマ・サーマンの役がセルマ・ブレアで、ミシェル・ファイファーの役がリース・ウィザースプーンかな? その他、ドーソンズ・クリークのペイシーこと、ジョシュア・ジャクソンがゲイの役で出ていたりして、若手俳優はかなり豪華。さらに、ルイーズ・フレッチャーも少し顔を出している。面白いことに、スージー・カーツは、両方の映画に出ているようだ。
 サラ・ミシェル・ゲラーの悪女ぶりがなかなかいい。セシルとのやりとりは、少々コミカルな部分もあり、それも面白い。セバスチャンは、冷徹非道なプレイボーイなのに、アネットに会ってあっけなく変わってしまう辺り、少々無理がある気もするが… 全体としては、そこそこ面白いかな。アネット役リース・ウィザースプーンと、セバスチャン役ライアン・フィリップはこの後(?)結婚したんだね。このころすでにつきあっていたらしい。今では2人の子どもがいる。知らなかった…

 メンバー総入れ替えで、2と3があるらしいけれど、WOWOWで放送するのは、なぜか本作と3。2は相当ひどかった模様。

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2006年1月 5日 (木)

[映] トイズ

 92年の作品だから、もう昔の作品って言えるのかな。以前見たことがあるはずなのだけれど、全然記憶に残っていなかったので、再びチャレンジ。おもちゃ会社ジボの社長が、亡くなる直前、自分の会社を軍人の弟に継がせることにした。が、その弟は、おもちゃの兵器を作って、戦争をしようと計画。それに気づいた元社長の息子たちが、反乱を起こす…

 おもちゃ会社社長の息子がロビン・ウィリアムス、その妹がジョーン・キューザック。社長の弟がマイケル・ガンボン。その息子がLLクールJ。コピー係の女性役にロビン・ライト(今はショーン・ペン妻)。
 おもちゃのゲロ作りをマジメに話し合ってるシーンは最高。次第に周りの壁が迫ってきて、小さいスペースに押し込められる。これって、知らず知らずのうちに軍事費がふくれあがっているアメリカの風刺か?
 ジボは夢いっぱいのおもちゃ会社。息子のレスリーは、いい大人だけど、子どものように無邪気。その会社で、こっそり兵器を作り始めるリーランドの冷徹さ、軍人であるその息子パトリックの、いつでも実践さながらの動きは、レスリーとまさに対称的で面白い。逆に、いつもふざけてばかりのレスリーが真剣になり、策士のリーランドが大人げないふるまいをする場面もある。これもまた面白い。
 全体として、空想的な、ありそうにないお話ではあるけれど、「おもちゃで(コストを抑えて)兵器を大量に作り、ゲームのうまい子どもを洗脳して操作させる」という考えは、実は鋭いのかなという気もして、少々怖くもなった。

 間抜けな盗撮隊員役で、ジェイミー・フォックスが出ていて、これまた面白い。

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2006年1月 4日 (水)

[映] コクーン

 お正月ということで、WOWOWでは古い映画をいろいろ放送している。これもそう。懐かしくなって思わず見てしまった。リタイアメントホームに住む年寄りたちが、となりの空き家のプールをこっそり利用していた。ある日、そのプールを26日間だけ借りたいという人物が現れ、それ以来、プールには不思議な物体が。それでもおそるおそるプールに入っていると、なんだか不思議と元気になってきて…

 ロン・ハワード監督。彼は本当に良い仕事しているね。リタイアメントホームのお年寄りは、みんなそれなりに楽しくやっている。毎日充実している。ところが、プールのおかげで身も心も元気になって以来、生活が変わる。一度良い目を見てしまうと、元に戻ったときのギャップが大きい。プールを使えなくなってしまった時の、彼らの落ち込みようがすごかった。以前と同じに戻っただけなのに。
 プールを再び使えるようになったあとも面白い。最初は純粋に楽しんでいたのだけれど、だんだん欲が出てくる。秘密にできなくなってくる。人間の心理を良く描いていると思う。
 それに、若い頃見たときには思わなかった、「年を取る」ということの意味が、次第にわかるようになってきた気がする。

 続けて2も放送していたけれど、こちらは監督が違うらしい。コートニー・コックスが出ていた。若くてピチピチ、可愛い。お話としては、地球に戻ってきたお年寄りたちが、不老不死を求めてまた行くか、残るかということなのだけれど、ま、展開はある程度読める。そう言う意味じゃ、前作には劣るかな、どうしても。

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2006年1月 3日 (火)

[映] ゴッド・ファーザー3

 年末年始、どうも毎年見てしまう。とにかく大好きな映画なのだ。ストーリーは覚えているし、このシーンがどう展開するかもわかっている。けれど見てしまう…

 いつもは、1を見て、時間があったらパート2という感じなのだが、今年は、長らく見ていなかったパート3を先に見た。長らく見なかった理由は、どうも納得がいかなかったから。1、2とは明らかに違う人物になってしまった、マイケル・コルレオーネにも納得いかなかったし、娘(ソフィア・コッポラ)の演技があまりにヘタクソなのにも納得いかなかった。けれど、今年は、あえて見ようと思った。

 アンディ・ガルシアはすばらしい。もう最高。いい役だし、若かりし頃のロバート・デニーロを彷彿とさせる。2に出てきた若きビトーと同じようなシーンが何度か出てくる。叔父であるマイケルに忠誠を誓うあたり、本当に格好良い。
 タリア・シャイアも、ダイアン・キートンもいい。素敵に年を重ねている。マイケルをサポートしているコニーの姿は良かったし、マイケルとは別の人生を着実に歩んでいるケイに力強さを感じた。
 最後のシーンはちょっとガックリだし、アル・パチーノの最近の演技はどうも芝居臭くて鼻につくけれど、お話全体として、なかなか良くできている。

 1と2は、2年しか経っていないので、同じ役で両方に出ている役者さんが多いのは当然だけれど、2から16年(映画の中ではもっとかな?)経っているのに、3にも同じ脇役さんが出ていたりして、興味深い。アル・ネリ(フレドを撃った人かな)とか、ルーシー・マンシーニ(ビンセントの母)とか。あと、ジョニー・フォンテーンね。もしかすると、あの双子の女性たちもそうかな?

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[映] アレキサンダー

 お正月早々大作。正月だから大作なのか。期待も高まる… けれど、これ、どうなんだろう? 大作の割には評価は低いようだ。ご存じアレキサンダー大王の東方遠征のお話。

 何が不満って、とにかく長い。それでも、一気に見てしまう映画もあるかもしれないが、これはどうもこう… 盛り上がりに欠ける。メリハリがない。確かに、アレキサンダー大王の話を全部映画にしようとしたら、長くなってしまうのは当然かもしれない。だったら、何も全部入れなくても…
 それに、アレキサンダー大王がコリン・ファレルってのも、どうもしっくりこない。(金髪似合わねー) 確かに、強い王なだけでなく、マザコンだったり、男色だったりという要素を持ち合わせた、複雑な役柄ではあるので、ただマッチョなだけな役者ではダメだろうし、青年から亡くなる30代までをこなすとなれば、年齢も限られてくるだろう。それでも、もっと他にいなかったのか…
 ただただ、アンジェリーナ・ジョリーの悪女ぶりだけが印象に残った。

 去年のアカデミー賞授賞式で、司会のクリス・ロックが酷評していた理由が良くわかった(^o^;。言っていた意味も良くわかった。とはいえ、出演者はかなり豪華。コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリーに加え、老プトレマイオス(そしてナレーション)としてアンソニー・ホプキンス、フィリッポス王にヴァル・キルマー、アリストテレスがクリストファー・プラマー。監督、脚本はオリバー・ストーン。

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2006年1月 2日 (月)

アニマル天国は今日も晴れ

 WOWOWで1月1日から放送中。ドリームワークス制作の、CGIアニメ。全13話。舞台はラスベガス。人気マジシャン、「ジークフリートとロイ(実在のマジシャンがモデルらしい)」のショーに出演するホワイトライオンのラリーとその家族や、仲間の動物たちの物語。と聞くと、ファミリー向けか、子ども向けと思いがちだけれど、実はTV-14(14才以下は、親の注意が必要)。かなりエッチでブラックな内容。原題は「Father Of The Pride」。

 まだ全部見ていないのだけれど、内容的にはホームコメディっぽい。スターライオンのラリーなのだけれど、ライバルのホワイトタイガーがいたりして、ストレスの多い仕事。さらに、家に帰れば思春期の子どもを持つパパであり、妻を愛する夫である。疲れたパパの日常って感じ!? でも、かなりエッチなネタも多く、子どもと一緒に見るのはちょっとつらいかな。でも、小さい子だと、意味わかんないで見てるかも(^o^;。
 ジークフリートとロイは、イケメン・マジシャンで、マジックの腕は超一流なのだけれど、頭の方はかなりイッちゃってる感じで、そのボケっぷりもまた楽しい。

 ラリーの声は、ジョン・グッドマン(英語の方ね)。#5には、シュレックのドンキー(エディ・マーフィ)が出ている。

 詳しいエピソードや、キャラクター紹介、トリビアなどをまとめたページを作ってみたので、参考までに。
http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/fatherotp.html

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