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2006年1月22日 (日)

[映] ミッシング

 舞台は19世紀のアメリカ。まだネイティブ・アメリカンの人たちをインディアンと呼んでいた時代。人里離れた地でヒーラー(治療師)として働き、2人の娘を育てている女性マギー。彼女の所へ、かつて家族を捨ててインディアンの元へ走った父がやってくる。父を憎んで育ったマギーは、父を拒絶する。だが、娘の一人がインディアンにさらわれてしまい、連れ戻すために、父の助けを借ることに…

 西部劇の時代だね。ケイト・ブランシェットが、女手一つで娘2人を育てている、気丈な女性マギーを演じている。彼女、そう言う強い女役が多い。「エリザベス」も、「ベロニカ・ゲリン」も、「シャーロット・グレイ」もそうだった。気丈なのだけれど、時として弱さも見せたりして、好感が持てる。ついつい応援してしまう。この作品でもそう。娘をなんとしても取り戻すと言う気合いがすごい。
 インディアンになってしまった(?)父役が、トミー・リー・ジョーンズ。彼らの言葉を流ちょうに話し、彼らの事情にも詳しい。そして、かつて見捨ててしまった娘のため、初めて会った孫娘のため、命をかけて戦う姿がこれまたすばらしい。

 父と娘、母と娘の物語で、最初はそう言う雰囲気で始まるのだけれど、恋人の無惨な姿を見て、雰囲気が一変。インディアンとの銃撃戦あり、追ったり、追われたりでまさにサスペンス。いろいろな意味で、見応えがある作品だ。

 ただ一つ良くわからないのは、この父親、なぜインディアンになってしまったのかと言うところ。家族を捨てた理由を説明するシーンがあるのだけれど、なぜインディアン?と言う理由が今ひとつはっきりしない。インディアンの生活が性に合っていたと言うことなのか? 単なる浮気性の男なのか??

 そして、ちょっと残念なのが、ヴァル・キルマー。騎兵隊のリーダー役で出てきたので、きっと何か良いことをして助けてくれるんだろうと期待していたのだが、出てきたのはほんの少しだけ。しかも、自分の隊をうまくまとめきれていない様子を、悪びれもせずマギーにうち明けたりして、なんだか頼りない。もうちょっとマギーと関わって欲しかったな。

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