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2006年2月11日 (土)

[映] ベルヴィル・ランデブー

 なんとも奇想天外なお話だ。アニメーションだし、セリフもあまり無いので、字幕版でも子どもと一緒に楽しめると思う。詳しくは、

http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/mv.htm

にも載せたので、そちらも見て欲しい。

 孫と2人暮らしのおばあちゃん。彼が自転車好きと知ったおばあちゃんは、三輪車を買う。それをとても気に入った孫は、やがて成長し、おばあちゃんの特訓 もあって、ツール・ド・フランスに出場することに。ところが、レースの最中に、マフィアによって連れ去られてしまう。それに気づいたおばあちゃんと犬が、 孫を探す旅に出る…

 おばあちゃんがすばらしい。とにかくガッツがある。でも淡々としている。どんなことがあってもめげないし、冷静。すぐ次の行動に出る。孫を思う気持ちはものすごいパワーを産む。自転車を漕ぐことしかできない孫と、彼の世話をせっせと焼くおばあちゃんの関係が、なんともほほえましい。自転車の特訓も、かなり独特で、おばあちゃん流? 特訓後のマッサージも、おばあちゃん流。道具の意外な使い方を見せてくれる。
 そして、「犬」がまた面白い。バカな犬である。食べて、吠えることしか脳がない。列車を見るたびに吠える。見ていて腹が立つほど役に立たない犬なのだけれど、孫探しでは、意外と役に立つことが判明。おばあちゃんの、犬の使い方が絶妙なのだ。
 おばあちゃんとこの犬は、孫探しの旅で、ベルヴィルのトリプレットと出会うのだけれど、この3人組(ばーちゃん3人組)がまたすごい。若い頃から3人組でショーに出ていたらしい。今でも3人仲良く暮らしてる。乾燥おたまじゃくしから作るポップコーン(ならぬ、ポップおたま?)には笑った。そして、彼らは未だにショーに出ている。彼らの音楽は、なんとも不思議な魅力がある。ここでもまた、道具の意外な使い方を見せてくれる。

 最後に、年老いた孫が、1人でテレビに向かうシーンがある。おばあちゃんは、もういない。が、誰かに話しかけている。ここまで見て、もしかしたらこれは全部、孫の空想だったのかと、一瞬思う。奇想天外なストーリー展開も納得がいく… と思っていると、エンドロールの終わりに、オチがある。是非ここまで見て欲しい。家族で爆笑だった。

 全体的に、ちょっともの悲しい雰囲気が漂っているのだけれど、どこかほのぼのとしていて、コミカルである。家族で楽しめる、すばらしいアニメーションだと思う。


      

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