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2006年2月14日 (火)

[映] ネバーランド

 ピーターパンの作者の物語。ピーターパンの話を知らない人はいないと思うが、もしも知らないとしたら、そちらを見てからこれを見るべき。

 劇作家J.M.バリは、公園で4人の兄弟とその母シルビアと出会う。その兄弟たちには父親がいないことを知る。バリは、その一家と親しくなり、共に過ごす時間が増える。彼らとのふれ合いの中で、ピーターパンの話を思いつく。すばらしい作品に仕上がり、大好評を得るが、妻との生活は破綻。そしてシルビアの病は進む…

 ピーターパンのお話は、こうして生まれたのねと思う。数々の名場面も、こういうところから発想を得たんだと合点がいく。バリはおそらく子ども好きだったのだろう。こどもたちと、毎日のびのびと暮らしたかったに違いない。だが、彼の妻はそう言うことを望んではいない。社交界で名声を得たい、立派な家、完璧な妻として見られたい。そんな妻とはすれ違いの毎日。そして結婚生活の破綻。
 バリとデイビーズ一家との関係も、めでたしめでたしとはいかない。子どもたちとは親子の様な関係になるが、シルビアの母親からは嫌われる。妻帯者だもんね、当然っちゃ当然。そしてシルビアの病。なんとも悲しい結末だ。
 すばらしい作品が誕生した裏では、こんな悲しい出来事があった。それでも、最後は希望が残る。バリは子どもたちを今後もずっと見守って行くのだろう。

 4人の兄弟たちがいい。男の子だけあって、パワー全開、お母さんは毎日大わらわである。それでも、お母さんをとても大切に思っているし、とてもいい子たちだ。こんな子どもたちを残してこの世を去った両親は、さぞ心残りだっただろう。そんな思いで見た。

 そうそう、ほんのチョイ役だけれど、「The Office」(イギリス版の方)のギャレスが出ているね。

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コメント

ジョニデは、比較的好きな方に入りますねぇ。役選びがおもしろいですよね、彼の場合。個性的。そういう意味では好きです。

逆に、ブラピとトム・クルーズ、レオさまは苦手系。良い役もあるし、映画によっては格好良いとも思うのだけれど、なんか生理的に合わないんでしょうかね。

投稿: マイキー | 2006年3月29日 (水) 08:01

お子様をお持ちだと、また違った
見方があるのですね、マイキーさん。

ジョニデプはお好きです?
僕の中では好きな俳優ベスト5に入ります。
この作品でも、海賊に扮するシーンが
ありましたが、彼が主演した
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の
ジャック船長を思い出してしまいました。
これもファンのサガでしょうか。

投稿: 堕天使リュシフェル | 2006年3月27日 (月) 18:08

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» 映画『ネバーランド』 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Finding Neverland 「ピーター・パン」から100年を機に、その誕生物語が、喪失の哀しみ、気持ちのすれ違い、を乗り越えファンタスティックに、感動的に描かれる。 1903年ロンドン、劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デッブ)は『リトル・メアリー』を酷評さ... [続きを読む]

受信: 2006年2月16日 (木) 02:05

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