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2006年3月29日 (水)

[映] スーパーサイズ・ミー

 初めてこの映画のことを聞いたのは、去年だったかなぁ。マックのバーガーを30日間食べ続ける男のドキュメンタリーって聞いて、なんてつまんないことやるんだかと、少々バカにしていたのだが、自分の認識が甘かったことがわかった。この映画の製作者、モーガン・スパーロックは、いわば第2のマイケル・ムーア(?)、信念の人である。

 アメリカは、なんでも巨大。家もデカけりゃ、車もデカい。食べ物だってデカい。よって、人もデカい。アメリカ人の60%が過体重か肥満だそうで、ここ20~30年で肥満児は2倍に増えたという。そんな国で、肥満体の少女2人が、自分の肥満の原因はマクドナルドにあると提訴した。だが、根拠がないとして棄却されてしまう。でも!! それが実証できれば、再提訴は可能と言われたらしい。そこで、モーガンが自らの体を張って、実証しようという企画なのだ。

 実験の前に、まずモーガンは、徹底的に健康診断を受けた。すべて全く問題なし。至って健康体。しかも、体脂肪率11%で、適正体重。申し分ない。そして、30日間のマック生活に入るわけだが、その間も、欠かさずドクターと栄養士の診断を受ける。
 マック生活の取り決めとして、
1.マックの製品以外の物は食べない。
2.スーパーサイズを勧められたら、それを頼むこと。
3.マックの全商品を1度は食べること。
を実践した。

 マック生活数日で、モーガンの体に変化が出始める。体重やコレステロールの増加は言うまでもなく、糖分過多による症状や、意欲の減退、ハンバーガーの中毒症状など、かなり深刻だ。中でも一番気になったのは、肝臓。30日経つ前にかなりのダメージを受けていた。ドクターストップもかかったが、彼はやり抜いた。

 この映画では、いろいろな人や場所のインタビューや、取材が出てくるのだが、病んだアメリカの一面を、また一つ見た気がした。日本では食育が盛んだが、子供の頃からのそういった教育は、とても重要なことである。アメリカの給食(といっても、カフェテリア形式)の現状を見ていて、改めてそれを認識させられた。

 自ら体を張って実証してくれたモーガンには拍手を送りたい。彼のしたことは意義深い。
 小学校高学年なら理解できる内容だと思う。小学生、中学生、高校生などに、是非見てほしい映画だ。そして考えてほしい。今食べているものが、あなたの体を作るんだということを。

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