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2006年3月11日 (土)

[ド] The Office

 イギリスBBC制作の、一見ドキュメンタリー風のドラマだ。とある紙業界のオフィス。ボスであるデヴィッド・ブレントは、なんともイケ好かない男だ。自分をハンサムで有能、ウィットに富んでいて、さらに部下から尊敬されていると思いこんでいる。だが、これは大きな勘違い。見かけもさえないが、自己中で無能、いつも言い訳ばかりしていて、下品なジョークを言っては女性から煙たがられている、最低の男なのだ。

 部下の1人ギャレスは、コバンザメのようにデヴィッドにベッタリ。なんとか優遇してもらおうと必死だ。彼も自己中。デヴィッドの機嫌をとっているのは、あくまでも自分のため。自分を過大評価しすぎている辺り、第2のデヴィッドという感じだ。
 だが、彼の同僚ティムは、ちょっと違う。思いやりもあるし、繊細。時々ギャレスをからかって遊んでいる。そして、受付嬢のドーンに密かに恋心を寄せている。
 だがドーンには恋人がいる。婚約して、シーズン2の終わりには、彼と2人でアメリカへ行ってしまうのだ。

 このドラマ、見ていてちっとも面白くない。どう見ても無能なデヴィッドがしぶとく上司の座に居座り、好青年ティムは失恋。何もいいことがない。毎回大した事も起こらない。何がいいんだと思いつつ見ていたら、シーズン2の終わりに、事件は起こった。デヴィッドがクビになったのだ。やっと少しスッキリしたと思ったに、終わってしまった。

 ところが、特別編として、シーズン3が存在した。クリスマスバージョン。シーズン2の数年後か、数ヶ月後かのお話で、アメリカに行ったドーンが、オフィスに里帰りすると言う設定だ。
 デヴィッドは寂れたステージでスタンドアップコメディか何かをやっている。だが、全然受けない。落ちるところまで落ちた感じで、ちょっとうれしい。
 アメリカでの生活は、想像とはかけ離れたもので、イギリスへ戻るお金もなかったドーンは、ドキュメンタリーのテレビ局が里帰り資金を出してくれると言う話に飛びつく。ドーンが戻ってくると言うことで、ティムは複雑な心境に。

 最後はとても感動的で、あのデヴィッドにも少し変化の兆しが見える。とても前向きなラストなのだ。ここまで見て、初めて報われた気がした。

 で、最近、このドラマのことが話題に出た。ゴールデングローブ賞、主演男優賞を受賞したと言うのだ。だが、名前を見て??? 全然違う人物なのだ。よくよく調べたら、アメリカ版の「The Office」だった。どうもアメリカ人は負けず嫌いのようで、イギリスのドラマ(言葉通じてるだろうに)をわざわざ自国でリメイクしたようなのだ。舞台はやはり紙業界のオフィスとのことだが、内容は見ていないのでわからない。イギリス版が早々に打ち切りになってしまったのとは対称的に、こちらは好評らしい。こちらも是非見てみたい。

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