« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月28日 (金)

[映] マイ・ボディガード

 子供のボディガードをする男の話だと聞いて、まず、92年の「ボディガード」を思い出した人も多いだろう。あの映画では、ホイットニー・ヒューストンをケビン・コスナーがボディガードしたが、今度はダコタ・ファニングをデンゼル・ワシントンが警護する話なんだ、そう思った。確かにそうなのだが、ひと味違う。いきなり警護に失敗するのだ。

 舞台はメキシコ・シティー。誘拐がとても多く、裕福な家庭は必ずボディガードをつけている。そんな家庭の少女、ピタの警護をすることになったクリーシーは、元軍人。だが酒浸りの日々が続いていた。はじめは、乗り気ではなかった彼だったが、ピタが彼を変える。だが悲劇が起こり、ピタを守れなかったクリーシーは、復讐を決意する…

 邦題はマイ・ボディガードだが、原題は「Man on Fire」。ボディガードというよりは、復讐に燃える男の話だ。自身も重傷を負ったのだから、そのまま帰国しても良かった。だが、彼は残って復讐する道を選んだ。ピタのために。誘拐に関わった人物を突き止め、情報を聞き出しては次々に殺していく。彼はかつて暗殺部隊だったのだ。誘拐には多くの人間が関わっていることがわかり、さらに意外な事実がわかる。この辺りはもう、目が離せない。かなり残酷なシーンも出てくるので、R-15指定になっているが、欠かせないシーンだと思った。

 ダコタ・ファニングの出番は多くないが、強烈な印象を残している。彼女の純真無垢な表情は、酒浸りだったクリーシーをあそこまで変えても、無理はないと素直に思える。完全なるハッピーエンドとは言い難いが、心に残るものは大きい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月26日 (水)

[映] ターミナル

 話題になった映画だ。東欧の国クラコウジアからNYの空港に降り立った男ビクターが、祖国がクーデターのため、パスポートが無効に。そのため、祖国に帰ることも、空港から外に出ることもできなくなってしまう…

 実話を元にした映画らしい。実際の人物は、もっと図々しく、外に出られるようになっても居座っていると聞いたが、映画の方は、とても真面目な男性だ。空港に足止めされた彼を、空港のトップは見てないフリをしてこっそり外に出そうとする。外に出てしまえば、自分の管轄ではないから、どうなっても関係ないというのだ。だがビクターは出ない。認められるまで待つと言い張る。
 空港で暮らすというのは、どういうことか。寝る場所はある。冷暖房完備なので、寒さの心配もない。食べ物はある。お金さえ稼げれば、不自由しないのだ。はじめ、彼はカートを返却して戻ってくる25セントをためて、食事にありつく。その後も、いろいろな人と関わりながら、お金や食べ物を得る。言葉も覚える。彼ががんばっている様を、いつしか回りのみんなが応援するようになる。その過程がなんともほほえましく、暖かい。コミカルだし、見ていて心地よいのだ。

 はじめは誰からも相手にされなかったビクターが、一躍有名になるシーンがある。違法に薬を持ち込んだ、東欧の国から来た男の通訳を頼まれるシーンだ。事情を知り、とっさに嘘の通訳をする。その武勇伝があっと言う間に空港内に広まり、そのときにとってしまった「手のひらのコピー」は、ヒーロー・ビクターの象徴となる。権力に立ち向かう人間が、彼らはとてもお好きなようだ。

 この映画、もう一ひねりある。英語もわからなかった彼が、一人でNYに来た理由。どうしてもNYに行きたかった理由がある。みんなに応援されて、無事目的を達成。彼の表情はとても満足げ。ジーンとくるラストだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月23日 (日)

[映] ハリー・ポッター/炎のゴブレット

 ハリー・ポッターシリーズ4作目。ハリー・ポッターシリーズの大ファンで、特に原作6巻まで読んだうちで一番気に入っているのが本作なので、とても楽しみにしていた。劇場に行かれなかったので、早々にアマゾンでDVDを予約、21日に届いたので、さっそく子供たちと見た。

 スケールは大きいし、話も4作目からとても長くなったので、映画にするのはさぞ大変だったろう。原作を読んでイメージしていた通りのシーンもあったし、全体としてはよくできていると思う。が、ここではあえて文句を並べてみたい。

 まず、原作との違いについて。原作にあった、かなり多くの部分が、映画では削られている。それは、まぁ仕方ないのかなとも思う、なんたって長いから。映画では、トライウィザードトーナメントに焦点を当て、それ以外の部分は極力削っているようだ。
 第一に、リドルハウスについての描写がない。冒頭に、蛇とワームテール、バーティ・クラウチJrがヴォルデモートらしき物と話しているシーンはあるが、それがどこなのか、殺されたじーさんが誰なのか、全く不明だ。ヴォルデモートが過去に自分の父一家を殺害したシーンは入っていない。
 第二に、クイディッチワールドカップの試合風景がない。試合観戦に行った様子は出ているが、そこでの出来事が描かれていない。その後、いきなり闇のマークのシーンになってしまっている。なので、ルード・バーグマンは出てこない。
 第三に、ハリーにエラ昆布のことを教えるのが、ドビーではなく、「ネビルに変更」されている。これは大きな違いだと思う。よって、この映画には、屋敷しもべはいっさい出てこない。

 映画を見ていて思ったのは、説明が足りないのではないかということ。原作を読んでいる人は、あああのシーンねとわかると思うが、映画で初めてこのお話を知った人は、なんのことだかよくわからないシーンがあるのではないか。冒頭のシーンもそうだし、トライウィザードトーナメントについてもそう。なんで急にそんなことをすることになったのか、ウィーズリーの双子が、なぜ年齢をごまかしてまで出ようとしたのか。
 そもそも、トライウィザードトーナメントとは何なのか。三大魔法学校対抗試合。およそ700年前、ヨーロッパの三大魔法学校の親善試合として始まったもので、5年ごとに三校が回り持ちで主催していたが、死者が多く出たために中止になっていたのだ。つまりそれほど危険な競技であるために、17歳という年齢制限を設けた。
 それではなぜ、フレッドとジョージはそんな危険な競技に出ようとしたのか。理由は賞金。優勝すれば、1千ガリオンの賞金が出る。彼らの目当ては、まさにそれなのだ。彼らにはある目的がある。その辺りも描かれていないが、5作目に関わってくることだ。

 他にも、細かい違いはいろいろあると思う。映画なんだから、原作と全く同じでなくてもいいとは思うが、もう少し丁寧に描いてほしかった。そう思うと、少し残念な気がした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年4月19日 (水)

[映] ビヨンド the シー

 この邦題、なんか間抜けで勘弁してほしい。なんで「the」だけ英語なんだ… ま、それはともかく、これは、ビヨンド・ザ・シーなどのヒット曲で知られる歌手ボビー・ダーリンの物語だ。

 NYの貧困家庭に生まれたボビー。幼いとき、心臓の病気で15歳までしか生きられないだろうと言われた彼は、母の薦めで音楽に目覚め、やがてフランク・シナトラを目指すように。念願かなって歌もヒットし、女優のサンドラ・ディーと結婚。だが、最愛の母が亡くなり、やがて、彼女は祖母であることがわかり…

 ビヨンド・ザ・シーを始め、知っている曲は何曲かあったが、ボビー・ダーリンという名前は全く知らなかった。50年代~60年代にかけて活躍していた人らしく、フランク・シナトラにライバル意識満々だったが、日本での知名度はシナトラには及ばないだろう。
 なかなか気むずかしい人だったようだ。母と思っていた人が、実は祖母で、姉と思っていた人が母だったという、複雑な家庭の事情もある。晩年はパッとしなかったようで、落ちぶれていく様は哀れとも言える。若くして亡くなっているが、大人になるまで生きられないと言われていたことを考えると、本当に好きなことに生涯をかけ、目標を達成して脚光を浴び、一目惚れした女性と結婚したのだから、幸せな生涯と言えるのかもしれない。
 子供っぽい面があり、自己中なのだけれど、サンドラとの初夜のシーンには感動。彼の優しさが、おびえるサンドラの心を開く。

 この映画のすばらしいところは、なんと言ってもケビン・スペイシーの歌と踊り。彼のパフォーマンスには正直驚いた。製作・監督・脚本・主演の4役をこなしたというのだから、相当の入れ込みようだ。これからステージで食っていけるのではないかと思うほど、彼の歌はすばらしい。こんな才能があったとは。芸達者な人が多いね、あちらの役者さんは。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年4月16日 (日)

[映] 彼女は夢見るドラマ・クイーン

 リンゼイ・ローハン主演の青春コメディだね。NYに暮らしていた高校生メアリー(自称ローラ)は、母親の都合でニュージャージーに引っ越すことに。女優を目指す彼女は、田舎への引っ越しにがっかりだったが、同じスターに憧れるエラと友達になり、意気投合。でも、金持ち令嬢カーラと張り合うことになり…

 ま、おきまりの青春ドラマの展開。決まって、金持ちで、美人のボスと取り巻きがいる。彼女の取り巻きに加わるか、対決するかの選択を迫られ、対決することになる。この映画では、学校の劇で、まず主役を巡って争う。続いて、あこがれのスターが、解散コンサートをNYですることになり、そこへ招待されているというカーラと、これまた張り合う。

 ローラの母役が、グレン・ヘドリーだけど、あまり出番は多くない。演劇指導の先生役はキャロル・ケイン。ちょっとおもしろい役だ。

 日本では劇場未公開らしい。日本での彼女の知名度を考えれば、それも仕方ないか。ディズニー映画なので、展開も結末も見えている。そういう意味では面白みないんだけれど、特筆すべきところがあるとすれば、リンゼイの歌と踊りだろう。映画の中の劇で、主役をゲットしたローラは、見事な歌と踊りを披露してくれる。彼女のファンならば、それを見るだけでもいいかなという気もする。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

[映] セルラー

 これ、おもしろい。ドキドキハラハラだ。高校教師のジェシカが、自宅で突然何者かに拉致され、訳もわからぬまま監禁される。そこで彼女は、壊された電話を直して通信を試みる。たまたまつながった青年ライアンの携帯。同じく訳のわからないライアンだったが、ことの重大さを察知し、警察へ。でも相手にしてもらえなくて、自分でなんとかしようと…

 ジェシカ役キム・ベイシンガーの恐怖の演技は真に迫ってる。なんとか家族を守ろうと、取り乱しながらも、何かできないかと冷静に考える。一方、無責任な青年ライアンが、見ず知らずのジェシカのために奮闘する姿もいい。特に頭がいいわけでも、特別体力があるわけでもない。それでも体を張ってジェシカ一家を助けようとする。

 さらに、この映画のヒネリ、スパイスを加えているのがウィリアム・H・メイシーだろう。引退を考えている、しがない制服警官である。最初にライアンから携帯を渡されたとき、目の前の乱闘に気をとられ、ジェシカの話も聞かずに他に回してしまう。でも、そこは勤続27年。頭の片隅に、そのことが残っている。そして、何かがおかしいと気づく。彼の行動が、事件を解決へと導く。小柄で、一見ひ弱そうな彼が、意外とタフで機転が利くというのもいい。

 そして、この映画最大の見所、それは携帯電話だ。ライアンの携帯はNokia。最新機種らしい。これを巧みに使いこなす。もしかして提供Nokia? と思うような作りだ。おなじみの着信音も聞ける。

 見終わって思った、何かに似てる、どこかで見たような展開だった… と思ったら、ダイ・ハード。あれは閉鎖空間でのお話で、これはあちこち走り回る訳だけど、とらわれた人を必死で助けようとする、一人の男(比較的普通の人)の奮闘劇、そして機転の利く警官、という設定が似ている気がした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月15日 (土)

[ド] サードウォッチ6終了

 終わってしまったね… もっと見たかった、正直言って。長く続いた方だとは思うけれど、もっと長くても良かった、そんなドラマだった。ネタバレの内容なので、未見の方は注意してね。

 NY55分署の警官、救急、消防のサードウォッチ(午後から夜までのシフト)メンバーの物語だ。最終回としては、うまくまとめてある感じだ。どの話も結末がちゃんと出ているし、その後の様子も描かれている。

 それにしても、派手な最終回だ。55分署が無くなってしまうなんて。そしてクルーズの決断も派手だ。彼女らしい。彼女の功績は大きいだろう。だが、みんながバラバラになってしまうのは、とても寂しい気がした。あまりの急展開なんだもの。

 最後は、死んだ仲間以外、かつてのレギュラー陣もちょこっと登場。ドクに会い、結婚の報告をするカルロス。彼はずいぶんと変わったね。自己中くんが、別人のようだ。そして、彼らの結婚式には、ジミーとキムの幸せそうな姿もあった。赤ちゃんも抱いていた。
 ヨーカスにも、新しい出会いがあったようだし、デイビスとサーシャ、フィニーとグレイスもうまくいっている、サリーとスワースキーは引退と、何もかもがハッピーエンドのようだ。けれどやっぱり寂しい。もうあの55分署はなくなってしまったのかと思うと。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年4月11日 (火)

30デイズ #6

 最後のテーマは、「酒浸りで30日」。なんじゃそりゃと思ったが、理由を聞いて納得。大学生の娘を持つ母親が、娘の酒浸り生活を心配しているのだが、何を言っても生活を変えようとしない。そこで、自らも酒浸りになり、危険だということを見せつけようという企画なのだ。

 あちらの大学生の飲み会はすごいらしい。日本でも大学生の一気飲みで死者が出て問題になったことがあり、私自身もその手の飲み会は経験あるが、もっとすごそうだ。週4日は酔いつぶれるまで飲む。翌日、二日酔いで授業なんてことはザラらしい。何のために大学に行ってるんだか。(飲むため?)
 で、このお嬢さん、また酒に強いらしい。かなり飲んでいるようなのだが(翌日つらそうな時もあるが)、比較的ケロッとしているのだ。そこがまた問題。危険という認識がまるでないのだ。

 お母ちゃんの試練は始まる。それまでは、野菜中心の食生活で、家事育児をバッチリこなす、典型的なハウスワイフ。運動も毎日していて、健康には気を遣っている。酒は滅多に飲まない。そんな彼女が、毎日フラフラになるまで飲むのだ。
 最初はゲロゲロしていた彼女も、次第に強くなっていく。だけれど、昼間はずっと酔ったような無気力な状態で、気力もないし、運動もできない。当然家事もほったらかし。そんな親を見ても、娘は「私は大丈夫」という始末。手に負えない。だが、効果は意外なところに現れる。小学生の末息子が、そんな母親の姿を見て、酒は良くないというイメージをガッチリ持ったらしい。半べそだった。このくらいの年頃は、まだ素直でかわいい。

 結果は、思ったように簡単にはいかなかったが、息子たちには良い教訓になっただろう。驚いたのは、このお母ちゃん、意外とお酒に強かったということ。あれだけ毎日飲んでも、健康に影響は出なかったらしい。そういう人がアル中になっちゃうんだよね。娘も早く気づいてほしい、飲み会よりももっと大切なことがたくさんあるということに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

30デイズ #5

 今回のテーマは、「自給自足」。NYに住み、大量消費に慣れきっている男女が、30日間自給自足生活をしているところで暮らすことに。

 まず、そういう生活をしている人たちが、アメリカにもいるんだ(アーミッシュとかではなしに)ということが驚き。車は、ガソリンの代わりに植物油を使う。食べ物は野菜中心。電気はソーラーパネルで発電。お湯は薪でわかす。洗剤の類は分解しやすいものを選んで使う。トイレはおがくずを混ぜておき、後で肥料にする。なんとも理想的な暮らし!?

 まずトイレが大変そうだった。労働もかなりある。肉が食えないと文句を言い、シャワーも一苦労。それでも、女性の方は次第に彼らにとけ込んでいく。その生活を楽しんでいるようにも見えた。

 慣れるというのは大切なこと。でも恐ろしいことでもある。自給自足の生活に慣れるのは大変そうだが、ラクな暮らしに慣れるのは簡単だ。みんなが今のまま大量消費していたら、環境はあっと言う間に悪くなる。そう思って、一人一人が、少しずつでもできることをすれば… そう思わせてくれる企画だった。彼らも、電球を替えるところから始めるようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 8日 (土)

ポール・マッカートニー Live at Abbey Road

 ポール・マッカートニーが、2005年7月にアビーロード・スタジオで行ったライブ。アルバムの発売に先駆けて、50人の観客を招いてのスペシャル・ライブらしい。こういうところに一度でいいから行ってみたいもんだ。

 ポールのライブは何度も見ているけれど、これはひと味違う。スタジオライブということで、なんともアットホームな感じなのだ。それだけではない。アビーロード・スタジオということで、ビートルズ時代のレコーディングについても、いろいろ語ってくれている。当時は4トラック。それを巧みに使って、複雑な音を出していた。実際にそのときの4トラックを使って、実演している。またメロトロンを使ったデモンストレーションは、ノリノリのポールが笑える。
 アルバム「ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード」からの曲もあるが、ビートルズ時代の曲や、ウィングス時代の曲、エルビスのハートブレイクホテルなんかも披露してくれる。
 ベースプレイヤーとして知られる彼だが、マルチプレーヤーである。ドラムもたたけば、ギターだってうまい。ピアノも弾く。今回は出てこなかったけれど、リコーダーだって、ウクレレだって、なんでもござれなのだ。今回は、最後にみんなの目の前で、ナイジェルの協力のもと、ドラム、ピアノ、ベース、ギター1、ギター2を一人で次々に演奏しては重ねていき、曲を作り上げた。そして、その演奏に乗せて、ボーカル2タイプを披露。どっちもバッチリで、さすがポール。

 思えば中学生の頃からポール・マッカートニーの大ファンだ。最初に見たのは映画「レット・イット・ビー」のルーフ・トップ・セッションだった。寒風吹く冬のロンドン、しかも屋上で、つまらなそうに演奏する3人に対して、一人やる気満々のポールが印象的だった。それ以来、ビートルズに夢中になった。気がつくと、上の子がその年頃になっている。(年がばれる…) 彼の歌声は、さすがに昔のようにはいかないけれど、彼の音楽センスは衰えを知らない。そんな姿を見せてくれたライブだった。
 細々とだけれどバンドをやっている者として、今までのどのライブよりも興味深く見た。今後も活躍を期待したい。音楽面でね。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年4月 6日 (木)

[ド] FBI2 失踪者を追え!

 このドラマも、シーズン2に入った。アメリカでは、4月からシーズン5に入るようなので、まだまだ続きそうだ。

 毎回、FBIが、失踪した人物を追う。いつ失踪したのか、何があったのか。少しずつ情報を集め、地道な捜査を続ける。失踪から最初の48時間が勝負だという。あまり時間が経ってしまうと、生存の可能性が著しく減るらしい。誘拐だったり、殺人だったり、逃亡だったり。でも、比較的地味な感じのドラマだ。

 チームのボスはジャック・マローン(アンソニー・ラパグリア)。彼と、どうも一時期関係があった様子のサマンサ、唯一の黒人ヴィヴィアン、なぜか関西弁(西海岸出身ということらしい)のダニー、そしておぼっちゃまくん、マーティン(エリック・クロース)。

 シーズン2の#1は、スクールバスごと失踪するという、かなりびっくりな事件。バスはすぐに発見され、少年が一人だけ、伝言役として残される。彼の証言で、不良兄弟が犯人ということになるが… 最後は意外な結末に。そして、捜査中、サマンサの過去を思い出させる事件が起こる。シーズン1で、彼女は犯人に撃たれている。その傷がまだ癒えないのだ。
 ジャックは、奥さんと別居中だったのだが、今シーズンでは、どうやら復縁? 朝、娘たちを学校へ送っていた。その辺も、サマンサのイラつきの理由!?
 誘拐された、事件の鍵を握ると思われる少年役は、TAKENに出ていた子だね。そのお母さん役が、シカゴホープのダイアンだった。

 派手な見せ場はそれほど多くなく、地味なドラマではあるけれど、よりリアルに描かれている気もする。ただ、夜見てると、眠くなっちゃうのよね…

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年4月 5日 (水)

[ド] ER XI

 ERももうシーズン11になるんだね。ずいぶん長く続くもんだ… アメリカでは、今年の秋からシーズン13を放送するようなので、まだまだ続くのだろう。いい加減マンネリ化してきた気もするのだが。

 今シーズンでは、まず、カーターのフィアンセ、ケムが去ってしまう。出産間近で胎児が死亡してしまい、そのショックから立ち直れない。二人の関係は、もうダメなのか。
 プラットとジンメイは、車に乗っていたところを銃で襲われ、川に転落。重傷を負う。いきなり患者としての登場だ。ルカとサムの関係は微妙。また新天地へ逃げるように旅立ったサムを、追いかけてきたルカ。うまく行くと良いのだけれど。
 ウィーバーは、子供の養育権を巡って争っていたが、和解したようだ。これで仕事に専念できるね。

 カーターとスーザンは、次のシーズンで降板のようだ。番組開始当初からのドクターはついにいなくなってしまうんだね。すっかり雰囲気も変わって、まるで別の病院のよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[ド] モンク4

 モンクが帰ってきた。もうシーズン4なんだね。サンフランシスコの敏腕刑事だったエイドリアン・モンク。最愛の妻が事故で亡くなってから、彼は通常の生活ができなくなる。潔癖性。汚い物はダメ、きちんとしてないものもダメ。警官でいることが難しくなり、私立探偵になり、警察の捜査に協力している。その後、妻の事故は、事故ではなく、狙われて殺されたらしいことがわかる。その方面の話題も、興味あるところだ。

 シーズン3の途中からだったろうか、モンクの身の回りの世話から助手までこなしていた、看護師でもあったシャローナが突然いなくなって、どうなることかと思ったが、後任のナタリーもすっかり助手ぶりが様になってきたね。モンクの助手やるのは簡単じゃない。いつもウェットティッシュを大量に持ってなくちゃならない。彼の奇行を相手に説明しなくちゃならない。モンクのわがままにつきあわなくちゃならない。そんなモンクでも、事件を解決する能力はピカイチ。見た物、聞いたことを忘れない。ちょっとした証拠も見逃さない。

 モンク役、トニー・シャローブは、この役で、エミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞している。ストットルマイヤー警部役はテッド・レビン。「羊たちの沈黙」でおなじみだね。
 比較的単細胞なストットルマイヤー警部と、おマヌ~な部下ディッシャーのコンビだけでは、たぶん事件を解決できないだろう。また、日常生活もマトモにできないモンク一人では、たとえ真相がわかっても、犯人を逮捕できない。彼らは、いわばチームだ。みんながそれぞれの役割を果たし、事件を解決する。モンクや警部たちのコミカルなやりとりと、サンフランシスコの町並み、ゆったりとした雰囲気が、シリアスな事件とうまく絡み合い、独特の雰囲気を出している、とてもおもしろいドラマだと思う。

 モンクがそういう、特殊な人だということさえ頭に入れておけば、途中から見ても問題なく楽しめると思うので、未見の方も是非どうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 4日 (火)

[ド] ボストン・パブリック4

 どうやら、ボスパブ最終シーズンのようだね。プラクティスや、アリー・マクビールでおなじみ、デヴィッド・E・ケリー制作のドラマで、スカパーのFOXで放送中。

 舞台はボストンの公立高校。かなり荒れている。先生たちも毎日が戦争。ドラッグ、セックス、暴力と、問題は耐えない。そして先生たちもまた人間。彼らも時に間違いを犯す…

 これがアメリカの公立高校生の真の姿なのだろうか。だとしたら、大人社会の、まさに縮図といった感じである。自分をエサにして、クラスメートに勉強を教え、成果を上げる女子生徒。マーラは、落ちこぼれ生徒の成績が上がった理由を知りたがるが、真相を知ったらまた大騒ぎだろう。真面目な生徒に悪影響を及ぼしている転校生。ドラッグを勧めているらしい。現場を押さえたら、実は潜入麻薬捜査官だった。学校内でもドラッグ売買が行われている。シーズン3では、自習室をラブホテルとして利用し、金儲けしている生徒がいた。校内でセックスまでアリなのだ。

 シーズン4では、若い女性教師がやってきた。いきなり授業をスペイン語でやり始めて、生徒は呆然。でも、この先生、なかなかガッツがある。ハーパー校長は、なんとマリリンとつきあっている。しかも、グーバーが彼女にお熱だというのに。校長と教頭の関係が、少々ぎくしゃくしているのも、ちょっとおもしろい。

 とても好きなドラマなので、これで終わりかと思うとちょっと残念だけれど、残り少ないお話をじっくりと楽しみたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 3日 (月)

[映] サハラ

 冒険アクションっぽかったので(子供が好き)、インディ・ジョーンズみたいなものを想像し、レンタルしたのだが… 見事にハズされた…

 WHOの仕事で、アフリカで伝染病の調査をしていた医師エヴァは、突然何者かに襲われたところを、トレジャー・ハンターのダークに救われる。ダークは、仲間と共に、アメリカ南北戦争時代の装甲鑑(金貨を積んでいるらしい)を探していた。彼らもまた、エヴァを探す組織に狙われ、エヴァがまだ命を狙われていることに気づいた彼らは、エヴァを再び救う。さらに、組織が彼女を狙う理由を突き止め、悪事を阻止すべく戦う…

 なんだか、ちょっと調子よすぎというか… 装甲鑑を探すトレジャー・ハンターの話だけならわかるのだけれど、そこに、放射性物質を垂れ流す悪組織というのが絡んできて、命を狙われる医師を助けつつ、悪事を暴くと、装甲鑑まで見つかって… という、あまりにできすぎの話に、がっくり来てしまった。

 だいたい、放射性物質を垂れ流すというとこで、ものすごく現実的な環境破壊という問題を取り上げておきながら、一方ではあり得ないほどお気楽な戦いぶりで、なんともチグハグ。組織の本拠地(?)をつぶして一件落着のようだったけれど、地下水を汚染しているのなら、その後の方が大変なハズ。お気楽な話なら、とことんお気楽にしてほしい。シリアスな話題なら、もっとシリアスに作るべきだ。

 それに、ダーク役、マシュー・マコノヒーは良いとしても、女医役のペネロペ・クルスがいただけない。どうしたって女医って感じではない。最後は、いかにも続編を作るぞという終わり方だったが、まだやるんだろうか??

 一番悔しいのは、5月にWOWOWで放送される予定だってこと。もっと早く気づいていたら、レンタルしなかったのにっ!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 1日 (土)

[映] マシニスト

 なんとも不思議な雰囲気の映画だ。工場で働くトレバー。彼は不眠症である。1年眠っていないという。そのせいか、哀れなほどにやせ細っていた。なじみの売春婦とベッドを共にし、なじみのダイナー(なぜか、空港の)でコーヒーを飲む。一人のウェートレスが目当てらしい。そんな彼の日常に、一人の男が現れてから、不可解なことが起こり始める…

 トレバー役はクリスチャン・ベール。この映画のために、30kg減量したというだけあって、怖いほどに痩せている。暗い雰囲気で始まるこの映画、不可解なことが次々と起こる。不眠症で幻覚を見ているのか? はじめはそう思う。次第に謎が解けていくので、後半は目が離せない。彼が不眠症になってしまった理由というのが、最大の鍵。トレバーは、忘れずにすべきことを、紙に書いて冷蔵庫のドアに貼るようにしているのだが、ある日、ハングマン(単語のスペル当てゲームだね)が貼ってある。何を意味しているのか?

 オチとしては、「アイデンティティ」とちょっと通じるところがあるだろうか。見ていて、謎が解けた瞬間、ちょっと怖かった。かなり変わっているし、どんよりとした雰囲気だけれど、なかなかおもしろい映画だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »