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2006年4月28日 (金)

[映] マイ・ボディガード

 子供のボディガードをする男の話だと聞いて、まず、92年の「ボディガード」を思い出した人も多いだろう。あの映画では、ホイットニー・ヒューストンをケビン・コスナーがボディガードしたが、今度はダコタ・ファニングをデンゼル・ワシントンが警護する話なんだ、そう思った。確かにそうなのだが、ひと味違う。いきなり警護に失敗するのだ。

 舞台はメキシコ・シティー。誘拐がとても多く、裕福な家庭は必ずボディガードをつけている。そんな家庭の少女、ピタの警護をすることになったクリーシーは、元軍人。だが酒浸りの日々が続いていた。はじめは、乗り気ではなかった彼だったが、ピタが彼を変える。だが悲劇が起こり、ピタを守れなかったクリーシーは、復讐を決意する…

 邦題はマイ・ボディガードだが、原題は「Man on Fire」。ボディガードというよりは、復讐に燃える男の話だ。自身も重傷を負ったのだから、そのまま帰国しても良かった。だが、彼は残って復讐する道を選んだ。ピタのために。誘拐に関わった人物を突き止め、情報を聞き出しては次々に殺していく。彼はかつて暗殺部隊だったのだ。誘拐には多くの人間が関わっていることがわかり、さらに意外な事実がわかる。この辺りはもう、目が離せない。かなり残酷なシーンも出てくるので、R-15指定になっているが、欠かせないシーンだと思った。

 ダコタ・ファニングの出番は多くないが、強烈な印象を残している。彼女の純真無垢な表情は、酒浸りだったクリーシーをあそこまで変えても、無理はないと素直に思える。完全なるハッピーエンドとは言い難いが、心に残るものは大きい。

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