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2006年5月31日 (水)

[映] ナショナル・トレジャー

 インディ・ジョーンズみたいな、遺跡を探すとか、未開の地を探検みたいなのを想像していたのだけれど、ちょっと違った。宝探しのお話だけれど、探す場所は都会なのだ。

 ベン・ゲイツは、子供の頃祖父から聞いた、テンプル騎士団の財宝の話が忘れられず。ゲイツ家の人間は代々その宝を探していたのだが、いまだ成功せず。そして、ベンはついに手がかりをつかむが、宝の地図はなんと、独立宣言書に描かれているらしい。それをどうやって手に入れるかで意見が対立してしまったベンと、出資者のイアン。二人は財宝を巡って争うことに。

 まず独立宣言書を盗み出すことになる。まるで、ミッション・インポッシブルだ。そして、手がかりを追って次々とアメリカの名所を進む。宝探しの舞台が秘境の地ではなく、アメリカの名所であるというところが、この映画の見所!? 実在の場所、しかもかなり有名な場所ばかりなので、そういう意味ではおもしろいかもしれない。トレジャーハンターものとしては、ちょっと異色だ。

 いかにもカツラという感じのニコラス・ケイジより、敵役のショーン・ビーンの方が格好良く見えたのは私だけか。もうちょっと骨のある敵役だったらもっと良かったのにな。

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[映] サイドウェイ

 地味ながら、なかなか味のある映画だ。アカデミー賞で脚色賞を受賞しただけのことはある。

 小説を出版することを夢見ながら教師をしている中年男マイルズ。親友で、売れないドラマ俳優のジャックが結婚間近ということで、カリフォルニアのワイナリー巡りの旅に誘う。ワインを堪能するつもりだったマイルズだったが、結婚前に他の女性とハメをはずすことが目的だったジャック。二人は、ワイン通の女性、マヤ、ステファニーとダブルデート。ジャックはステファニーと親密な関係になるが…

 さえない中年男マイルズと、社交的(プレイボーイ)だが軽薄なジャックの対比がおもしろい。マイルズは、別れた妻が未だに忘れられない。ワインの道にハマったのも、彼女がきっかけだ。ジャックから、マヤを誘うようせかされるが、なかなか踏み切れない。
 それに対し、婚約者がいるにも関わらず、さっさとステファニーと親密になってしまうジャック。結婚を延期して、農場を買って暮らそうかとまで言い出す。その場の思いつきで生きてる人間だ。
 そんな二人のワイナリーめぐり。ワインのことはよくわからないが、ワイン通ならまた違った目で見られるのかなと思う。マイルズがワインについて語る時、まるで人生を語っているようだ。そんな彼に、マヤも惹かれていく。

 何か突飛なことが起こるわけでもなく、渋い映画だが、味がある。サンドラ・オーの役もおもしろい。初めて彼女を見たとき、売春婦か何かの役で出ていたのだが、髪振り乱して、おもしろい顔の女優さんだなと思ったのを覚えている。ここでは、とても元気の良い、すてきな女性を演じている。

 あと、フラス・キャニオンで、ワインをついでいた人、サンタバーバラで、バニー・タクリアッティやってた人だね。なんだか懐かしい。

 ワインを愛する人は是非見てほしい。中年以降の人も楽しめると思うよ。

 

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2006年5月29日 (月)

[映] フォーガットゥン

 これ、気になっていた映画だ。飛行機事故で亡くなった息子が忘れられない母親。ある日突然、息子なんて元々いなかったと言われ、動揺するというお話だ。この映画の少し後に、「フライトプラン」という映画ができた。娘と一緒に飛行機に乗った母親が、娘はすでに亡くなっていて、一緒に乗ってないと言われて、娘を捜すという話らしい。どうも似ているなと思って、気になっていたのだ。

 で、この映画。母親役は、ジュリアン・ムーアだ。フライトプランがジョディフォスターであることを考えると(二人ともDr.ハンニバル・レクター相手にクラリスを演じてる)、ちょっとおもしろい。息子の映っていたハズの写真やビデオが無くなったり、身近な人から、そんな子知らないと言われたりと、不思議なことが続く。頭がおかしくなったのかと、一瞬思う。だが、彼女の息子との9年間の記憶は鮮明だ。それがすべて空想だったとは信じられない。

 そして、ついに手がかりを見つける。子供が存在したという手がかり。同じ飛行機に乗っていて亡くなった少女の父親だ。彼に娘の記憶は無いが、それを思い出させることに成功。この辺りまではなかなかスリリングだし、展開も早く見応えある。

 だが、その後が問題だ。そんな大それたこと、いくら政府だってできっこない。周りの人すべての記憶を消したり、事実を変えたりなんて、「人間にはできない」と彼女が悟った辺りで、この映画の結末は見えた気がした。そう、人間以外の何者かの関与が臭った時、ああその手の映画かと思ってしまうのだ。そして、なんだかあっけない最後。結局、母親の子供に対する愛情はそれだけ深く、絆は簡単には断ちきれないということが言いたいらしい。

 ジュリアン・ムーア以外の出演者は、TVスターが多い。彼女の夫役は、ERのDr.グリーンこと、アンソニー・エドワーズ。精神科医役はCSI:NYでおなじみゲイリー・シニーズ。刑事役で、デス妻の新しい隣人アップルゲイト夫人こと、アルフレ・ウッダード。安全保障局の一人役で、OZのビーチャー。

 ということで、今度はフライトプランの方が気になった。

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2006年5月27日 (土)

[ド] エイリアス3

 BS-11で放送していたエイリアスだが、急に放送をやめてしまったらしい。よくこういうことをしてくれるからNHKはあてにならない。(WOWOWもだが) 気になるラストだったので、続きが見られずガッカリだったが、AXNで放送が始まった。うれしい限りだ。

 衝撃のラストの続きから始まる。ルームメイトのフランシーが偽物とわかり、激しい戦いの末意識を失ったシドニー。意識を取り戻し、ボーンがやってくるが、なんとその事件から2年が経過していると聞かされるシーンだ。
 ボーンから、別の人と結婚したと聞いて、すぐに嘘と気づいたシドニーは抵抗する。そうか、やっぱり嘘なのねと一瞬思うが、そうではなかった。しかも、父は投獄されており、会えないという。踏んだり蹴ったり。どうなっちゃうのシドニー! とやきもきするところから始まるが、とりあえずは解決。今後、またまたスローンが絡んでくるらしく、シドニーは闘志むき出し。今後の展開が楽しみだ。

 ボーンは別の人と結婚しているということだが、アメリカのテレビガイドには、ボーンとシドと赤ちゃんがビーチを歩くシーンの写真が載っていたので、今後、まだまだいろいろありそうだ。アメリカでも、シーズン5まで放送されているので、しばらくは楽しめそうだ。

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[ド] スターゲイト8最終回

 これまた、なんだかなの最終回だった。前後編。

 だいたい、シーズン7あたりから、お話が変だった。ネタがつきたのか、シリアスなお話は減り、コミカルなノリが続いていた。ダニエルなんて、死んで生き返ってから、なんでもアリだ。そう思っていたら、最終回はちょっとひどい…

 彼らは過去のエジプト(?)へ行くことになる。そこで、不覚にも歴史を変えてしまうことに。タイムマシンを奪われてしまい、これ以上変えてはいけないと、ビデオにメッセージを残して、ゲートが発見される予定の場所に埋める。未来の自分たちに助けてもらおうという訳だ。
 未来は予想以上に変わっていて、ゲートも発見されていないし、彼らもSG1ではない。当然、ティルクも加わっていない。そんなズブの素人の彼らが、再び過去へ。すったもんだの末、解決はするのだが、戻ってきた彼らはダニエル以外、新しい方の彼ら、つまり素人さんなのだ。今までの経験も知識もゼロになってしまったってこと!! この先どうなっちゃうの。地球の歴史自体が変わってしまったんだもの、今まで蓄積されてきた、ゴアウルドとの戦いの資料はないということ。(ダニエルの頭の中だけ) あまりのラストに唖然。これでいいのか?? もうゴアウルドの脅威はなくなったということか??

 とは言え、ジャックとサムの関係にはちょっと期待がもてる。今まで、いろいろなしがらみがあって、一線を越えられなかった二人だが、今回はそういうのがないから、あっさりいい仲に。

 この先、どういうお話になるのか、見当もつかないが、アメリカではシーズン9の放送が終了し、シーズン10を放送予定らしい。まだまだ続くことは確かだね。

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[ド] ダラス最終回

 長年見てきたダラスである。ついに終わる、最後まで見守りたいと先日書いた。だが、最終回にはガッカリした。最終回というより、打ち切りの結果という感じだ。なんだかネタがなくなって、最後とりあえずクリフハンガーにしたてたものの、結局打ち切りになっちゃって、あ~あという感じなのだ。あまりにひどすぎる。

 何があったんだろうと思う。それなりにおもしろく続いていたのに。最終回(前後編)は、失意のJRが自殺を図る直前の、おそらくは夢のお話。悪魔の使いだか天使だかわかんないが、謎の男が現れ、JRの存在しない世界を見せてくれるのだ。それはそれでおもしろい。今までの登場人物が、違う顔を見せてくれるという意味では。

 でもストーリーとして見た場合、かなり疑問が残る。JRの存在しない世界に意味はない。確かに自殺をしようとしているので、彼が死んだ後の世界を見せてくれるというのならわかる。みんなこんなに不幸に(あるいは幸福に)なった、だから自殺するな(あるいは、してもいい)的お話なら、クリスマス・キャロルに通じるところがある。だが、すでに存在して、周りにいろいろな影響を及ぼしているJRが、「いなかった世界」など描いても意味があるとは思えないのだ。そんなのダラスと関係ない。ただのソープだ。

 ストーリーにはガッカリだが、登場人物にはちょっと興味を持った。悪魔(天使?)役は、ジョエル・グレイ。テレビを中心に活躍している俳優さんだが、テレビ版クリスマス・キャロルにもゴースト役で出ていたようでおもしろい。エイリアスのシーズン4にも、おもしろい役で出てくるようなので、楽しみだ。
 また、ボビーの元妻という役で、サンタバーバラの2代目グレッチェン・リチャーズこと、ロザリンド・アレンが出ている。ちょうど同じ頃のようだ。

 長寿番組だったのに、こんな終わり方とはガッカリだが、映画ができるらしい。2007年公開? JR役にジョン・トラボルタ、ボビー役にルーク・ウィルソン、スーエレン役にジェニファー・ロペス、エリー役にシャーリー・マクレーンを予定しているらしいが、まだ交渉中とのことなので、どうなることやら。スーエレンにJローはないだろうという気もするが、本当に製作されるのか? 製作されたとしても、日本で公開されるか…?? 望み薄。

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2006年5月24日 (水)

[映] レディ・キラーズ

 タイトルから、連続殺人犯の映画かななんて想像していたが、全然違った。泥棒の話、しかもコメディだ。

 南部の田舎町に住む、敬虔なクリスチャンである一人の黒人老女の家へ、自称教授という男がやってくる。オーケストラの練習をするので、地下室を貸してほしいという。だが彼らの本当の目的は、近くのカジノまでトンネルを掘り、こっそり現金を盗み出すことだった…

 トム・ハンクス演ずる教授は、いかにも怪しげだ。「殺人狂時代」でチャップリンが演じた殺人鬼にどこか似た感じがある。インテリぶっている。上品ぶっているのだが、どこか不気味なほほえみ。そして、彼の仲間たちは、どう見ても楽器を演奏する輩ではない。だが、教授に言葉巧みにだまされ、彼女はすっかり信じ込んでいる。

 彼らの計画は、少々トラブルはあったものの、比較的順調に進む。まんまと現金を盗み出すのだが、あっけなく老女に見つかってしまう。そこで、彼女を殺して、地下のトンネルに埋めてしまおうということになるのだが、そう簡単にはいかず。彼らは順番に彼女を殺そうとするので、「キラーズ」と複数形になっているのだ。

 この黒人のおばーちゃんキャラが、なんともほほえましい。豪傑である。体格も立派なら、肝もすわってる。威勢がいい。言いたいことをバンバン言うし、若造が生意気なことを言うと、バンバンたたく。神を信じているし、なにより、何年も前に亡くなった最愛の夫を信じている。彼の肖像画が、彼女を守っているのだ。そして、善良なるばーちゃんは、最後に一番得をする。

 こういうばーちゃんは、とても貴重だと思う。相手が誰だろうと、悪いことは悪いとはっきり言う。子供が悪さすれば、しかりとばす。子供にとってはうっとうしい存在かもしれないが、近所にこういうばーちゃんは必要だ。特に今の日本には。そう思った。

 

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2006年5月16日 (火)

[映] オーシャンと十一人の仲間

 オーシャンズ11の元になった作品。ダニー・オーシャン役にフランク・シナトラ。彼の仲間には、ディーン・マーティンやサミー・デイヴィスJrと言った、実際のシナトラの仲間たちで、歌も披露してくれる。古い作品だが、なかなかおもしろい作品だ。

 ダニーの呼びかけで仲間が集まり、ベガスのカジノから金を盗み出すというところは同じだ。だが、こちらは5大カジノ。新年のカウントダウンの直後、停電を起こしたスキに盗み出す。計画は万全。盗みもうまくいく。だが、ハッピーエンドではない。その辺が、オーシャンズ11とはかなり違う。

 昔の映画だからだろうか、盗みに入るまで、仲間集めの部分がやたら長く、テンポ悪い。その割に、盗みに入ってからは、かなりあっけない。だが、単に泥棒をするという以外に、ラスベガスの華やかさや、ディーン・マーティンやサミー・デイヴィスJrの歌も楽しめる。ストーリー展開もおもしろい。そして、オチがいい。かなり長い映画だが、少々目を離していてもストーリーは追える(^o^;。オーシャンズ11が好きな人なら、両者を比べてみるのもいいと思う。

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[映] オーシャンズ12

 オーシャンズ11の続編だ。前作で、3大カジノから大金をせしめた彼らが、オーナーのベネディクトから脅され、金を返さなくてはならなくなり、そのためにヨーロッパで盗みを計画するという話だ。

 最初からなんだか変だ。大金が手に入り、みんないい暮らしをしているのかと思いきや、そうでもない。おまけに、ベネディクトから金を返せと脅される。でも、全額は残っていない。さてどうするか、盗むしかないのだ。
 だが、そう簡単に盗みは成功しない。邪魔者が現れる。自称No1泥棒のナイト・フォックスだ。彼から、No1の座をかけて、泥棒対決を持ちかけられる。もはや金を得るための盗みではなく、泥棒としてのプライドをかけた盗みになってしまうのだ。
 そして、美人刑事。ルパン三世の銭形警部よろしく、彼らを追い回す。だが、彼女の父が、実は世界一の泥棒と言われたルマークであるというのがミソ。彼らは、金が必要だから盗むのではなく、アーティストの域に達している。盗むのが生き甲斐なのだ。

 かなり凝った映画だ。いろいろなところに細工があり、しっかり見ていないと話についていかれない。だが、少々懲りすぎている気もする。やりすぎなのだ。

 ただ、おもしろいと思ったのは、再びダニー・オーシャンの妻となっていたテス(ジュリア・ロバーツ)が、逮捕された夫に代わって盗みを手伝うため、「ジュリア・ロバーツ」に扮してお宝に近づくところ。本人役のブルース・ウィリスに声をかけられ、動揺するシーンまである。似てるとか似てないとか言われるシーンまであり(本人なのに(^o^;)、なかなか笑える。

 前作では、ダニーことジョージ・クルーニーの名前がトップに出ていたが、今回はブラピ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズに続いて3番目。この映画の主役は、ブラピとキャサリンのようだ。この終わり方だと、3作目もできそうだなと思っていたら、本当に製作されるようだ。

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2006年5月15日 (月)

母の日

 昨日は母の日。あわただしい毎日で、そんなこと気にもかけていなかったのだが、前日からなにやらコソコソと計画を立てていた下の子。食事の支度をしてくれるという。はいはい、なんでもやってくださいな。そんなこと言ったって、どうせ私が手伝うハメになるんだろうと、そんな風に思っていた。そして当日。

 どうやら、夜はケンタッキーを旦那が買いに行くらしい。昼はどうするんだろうと思っていたら、昼ご飯の計画図(??)なるものを見せてくれた。必要な材料は、買ってきてねという訳だ。(なんだ、結局買い物は私か) 彼の計画通りだと、なんだかおいしくなさそうだったので、適当に材料をアレンジして調達。そして、結局は私との合作でできあがったのが、これだ。
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 どうやら、私の顔らしい。ご飯は2段になっていて、下の段は筍ご飯。間にスモークサーモンが挟んであり、唇はたらこ。目や髪は海苔だ。ご飯は2合分。4人前だ。昼飯前に、なぜか不機嫌だった上の子も、これを見て思わず吹き出していた。恐るべし、たらこ唇パワー。

 なんとも、ものすごい代物で、私には似ても似つかない(と信じたい)。筍ご飯なので、それだけでも味があり、たらこやスモークサーモンで少々塩分過多という気もしたが、なかなかおいしかった。見栄えはともかく、とりあえずは成功??

 夜は、これに気をよくした下の子が、今度はサラダを作ってくれた。なかなか手際もいい。ただのレタス&トマトのサラダにチーズをトッピングしただけだったが、これは、まずくなりようがない。上手にできたね~とほめたら、大満足のようだった。

 食事の片づけは、旦那が手伝ってくれた。何をするでもなく終わってしまった休日だったが、たまにはこういう日があってもいい。

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2006年5月13日 (土)

[ド] エンタープライズ4

 スタートレック・シリーズ第5弾、エンタープライズのシーズン4の放送が始まった。5作品目ではあるが、カーク船長の時代より100年ほど前の設定になっている。それ故に、今までスタートレックの世界では当然と思っていた技術がまだ開発されていなかったり、地球人とバルカン人の関係が対等ではなかったりと、少々もどかしい部分もある。

 アーチャー船長を中心に、バルカン人の副長で科学士官トゥポル、主任機関士の”トリップ”タッカー少佐、武器士官リード大尉、操舵士メイウェザー少尉、通信士サトウ少尉、主任医療士官Drフロックスたちが、人類初の宇宙への旅に出かける物語だ。

 これまで、元祖スタートレックのあと、新スタートレックでは、より進化した世界、様々な生命体、人間ドラマなどを見せてくれたし、DS9ではワームホール近くの宇宙ステーションを舞台に、宇宙規模の戦争を見せてくれたり、ヴォイジャーではもっと広い宇宙へとばされてしまった船の帰還というテーマだったりと言うウリがあった。今度のエンタープライズでは、まだ宇宙へ出たばかり、宇宙の中ではまだ未熟な生命体という位置づけの地球人。それが、どのようにして、カーク船長の時代へとつながるのか。スターウォーズで言うならば、エピーソド1~3にあたる部分である。

 シーズン4では、前シーズンでジンディ(ズィンディ?)の一部種族との対決後、過去の地球にとばされてしまったことに気づくところから始まる。歴史が変わっている。世界大戦では、ドイツ軍がアメリカを侵略しているのだ。それには未来からやってきた異星人が関わっているらしい。変えられてしまった過去。元の時代には戻れないことになる。さてどうする?

 シーズン3あたりからでてきた、このジンディなる種族。ほ乳類族、は虫類族、昆虫族、水生族(?)と、知性を持つ種族が一つではない。彼らはなぜか地球を敵視している。それには、別の星の種族が関わっているらしい。彼らは何者?? この辺りから、地球存続の危機ということで、すっかりジンディがらみの話一色になってしまった。おもしろいのかどうかは、微妙。もう少し、普通の話が見たかったかなという気もするのだ。だって、宇宙への初の旅なんだもの。もうちょっと、いろいろなことに素直に驚く、シンプルな処女航海があってもいいんじゃない?

 どうも評判は今ひとつだったようで、今シーズンが最終になるようだ。とりあえず、この危機に決着がついての終了になっていることを期待するしかない。

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2006年5月11日 (木)

[映] Shall We Dance?

 ご存じ「シャル・ウィ・ダンス?」のアメリカ版だ。元の作品の方を見ていないので、比較はできないが、どうやら日本版ほど評価は高くなかったらしい。

 シカゴに住む弁護士ジョン。彼は仕事も家庭も順調。平穏だが、単調な毎日。ある日、通勤途中に電車の中から見かけたダンス教室の看板。美女が窓辺に見えたため、妙に気になる。思い切って途中下車し、見学しようとダンス教室へ入ると、入会することに。ダンスを始めて見ると、思いの外楽しくて…

 舞台はシカゴらしい。電車で通勤ということで選んだのか。平凡な、単調な毎日を過ごしていた男性が、ダンスに夢中になる。仲間同士励まし合い、競技に出場する。その辺りは見ていて楽しいし、すてきな話だと思う。なにより、ダンスはすばらしい。ジェニローの踊りもすばらしいが、リンクこと、スタンリー・トゥッチのはじけた踊りが最高だ。

 趣味を持つというのは良いことだ。何かに熱中するというのは、生き甲斐になる。彼がダンスに夢中になる理由はわかる。だが、なぜ家族に隠すのか。後ろめたいことがあるから隠すのだろう。なぜ後ろめたいのか。美女に近づきたくてふらふらと入ったからなのだろうか。だが、ポリーナに恋しているというほどの描写はない。

 ポリーナの存在意味が、よくわからない。かつては競技ダンスの花形だったらしい。いろいろあって、今はダンスを教えている。なぜか彼女は生徒たちと距離を置いている。冷たくて、なんだか感じ悪い。ジョンとポリーナの関係が、よくわからない。ジョンが家族に隠す理由、ポリーナが英国へ旅立つ理由、最終的にジョンが教室へ通うのをやめる理由を考えると、二人の間に何かしらの恋愛感情があったと考えるのが妥当なのだろうけど、そういう描写はないのだ。

 ジョンが、妻ビバリーの職場に、一輪のバラを持って参上するシーンは、なんだか「愛と青春の旅立ち」を思い出してしまった。格好良いシーンだし、リチャード・ギアだから許せるけれど、実生活で夫があの姿で職場に現れたら、かなり引いてしまうだろう。

 全体として、おもしろい映画ではあるけれど、なんとなくすっきりしない作品だ。元作品の方を見てみたくなった。

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2006年5月 8日 (月)

[映] コンスタンティン

 ジョン・コンスタンティン。キアヌ・リーブス演じる悪魔払い(?)の名前だ。一度自殺を試みて、2分間だけ地獄を体験した男。彼の物語だ。

 悪魔払いをしているコンスタンティンは、女性刑事アンジェラから依頼を受ける。彼女の双子の妹は数日前自殺していたが、疑問をもち、死の真相を調べたいというのだ。そして調べていくうち、天界と魔界のバランスが崩れていることに気づく…

 ストーリー的には、わかったような、わからんような… 悪魔払いのお話だけれど、「エクソシスト」のような不潔さはない。が、天国や地獄、天使や悪魔、そして神… とまさにキリスト教の世界だ。宗教心のない人間には、ちょっとピンと来ない世界だが、映像的にはそれなりに楽しめるかな。結局、妹イザベルの死の真相は、よくわからなかった。

 とりあえず眠らずに最後まで見ることができたが、もう一度見たいとは思わない、はっきり言って。

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2006年5月 7日 (日)

[ド] 5デイズ

 テレビのミニシリーズらしい。原題は、「5ive Days to Midnight」。一人の男性の5日間を描いた5回の作品だ。

 大学の物理学教授JT.ニューメイヤー。6月7日は彼の娘の10歳の誕生日であり、妻の命日でもあった。彼は娘と二人で妻の墓へお参りに。すると、そこに奇妙な金属製スーツケースが現れる。ケースには、なぜか自分の名前が。中には、6月11日に自分が射殺された事件の記事と、捜査ファイルが…

 5日後の自分の姿を知ってしまったJTは、まずファイルについて調べ始める。容疑者リストや、担当刑事の名前が載っているので、とりあえず一人ずつ当たってみる。次第にいろいろなことがわかり、事件を避ける方法も見つかりそうだ。
 ところが、ショッキングなことが起こる。運命は変えられないことを知ってしまうのだ。変えられないし、変えてはいけないと。

 後半はとてもスリリングだし、どういう展開、結末もあり得るので、おもしろい。けれど、結末が少々物足りない。あまりにありきたりなのだ。娘に、もう少し出番があってもいい。とても賢い娘のようだし、もっと重要な役割をさせてもいいのではないか。

 JT役は、ネロ・ウルフのアーチーこと、ティモシー・ハットン。おもしろいことに、彼の恋人クラウディア役は、ネロ・ウルフでちょくちょく共演しているカリ・マチェット。

 発想はおもしろいし、展開もなかなかうまくできている。結末が気になったので、一気に見てしまったが、結末にもう少しヒネリがあれば、言うことなしだ。惜しい。

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2006年5月 5日 (金)

[映] ソルトン・シーの復讐

 邦題を見ると、何かの復讐の話なんだとわかってしまうが、原題「The Salton Sea」だけだと何の映画なのかすら、さっぱりわからない。その方が良いとは思うが。

 ヤク中のダニーは、悪徳警官に情報を流す、タレコミ屋だった。だが、ある大物の情報をタレ込んだせいで、命を狙われるハメに。高飛びの金を得るために、凶悪なプー・ベアなる男との取引を計画。だが、彼は実は元トランペット奏者で、彼には大きな目的があった…

 ダニーはヤク中でタレコミ屋、と出てきた辺りで、これはジャンキーの話なんだなと思って見ていたのだが、ちょっと違う。タレコミ屋というのは仮の姿である。元トランペット奏者というのが、あまり意味があるとは思えないが、とにかくまっとうな人間だったことに間違いはない。愛妻と共に、たまたま道に迷って寄った場所が悪かった。そこは、ヤクの取引か何かをしていた場所だったらしく、覆面の男たちに銃撃され、妻を失う。そのとき、自身も怪我を負ったのだが、何もできなかったことで自分を責めている、そんな男だ。彼には、妻の復讐をすることしか頭にない。

 その目的がはっきり出てこない前半は、ジャンキーであり、タレコミ屋である彼の姿がまったりと描かれているのだが、後半がおもしろい。復讐の相手が明かされる。信じていた者にだまされる。ドロドロの世界だが、ジャンキーの友達に救われる。

 ダニー役はヴァル・キルマー。出演作はここ数年とても多い割に、どうもパッとしない気もするが、脇役俳優路線か? それはそれ、味のある脇役を演じてほしい。悪徳警官ペアの一人として、「FBI失踪者を追え」のジャック・マローンこと、アンソニー・ラパグリアが出ている。マローンとは違い、ずいぶんと感じ悪い刑事だ。

 地味目の作品だし、後半の脚本のネリが今ひとつ足りない気もするが、そこそこ楽しめると思う。なんたって、ヴァル・キルマー久々の、文句なしの主演だもんね。

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2006年5月 3日 (水)

[映] エターナル・サンシャイン

 これも、純愛物特集の一つみたいだったし、タイトルからしてそういう感じがしたので、見る前から引いていたのだけれど、全然違った。少々SF的要素も入っていてなかなか興味深い作品だ。

 ジョエルは、ある朝、なぜか突然モントークへ行きたい衝動に駆られ、仕事を休んで電車に飛び乗る。そこで、ブルーに髪を染めた女性、クレメンタインと出会う。奥手なジョエルに対し、とても積極的なクレメンタイン。二人は意気投合し、お互いに家に泊まるようになる…

 ここまでだと、なんだか「恋人たちの距離」みたいな出会いだし、月並みな恋愛物?と思ってしまうが、ここからがおもしろい。クレメンタインが、ある日突然、ジョエルのことを全くの他人(知らない人)であるかのような態度をとったことで、ジョエルは困惑する。おまけに、彼女にはすでに恋人がいるらしい。どういうことだ??
 ここで、記憶を消す会社というのが出てくる。つらい思い出、いやな出来事の記憶を消してくれるのだという。クレメンタインが、ジョエルの記憶を消してしまったらしいことを知ったジョエルは、自分もクレメンタインの記憶を消すことを決意。でも、作業中にハプニングが起こって、物語は意外な方向へと進む。

 見ていて、途中で訳がわからなくなったのだが、最後まで見ていると、すべての謎が解ける。なるほど。よくできた脚本だ。ジョエル役ジム・キャリーと、クレメンタイン役ケイト・ウィンスレットの物語がメインなのだが、重要な脇ストーリーの担い手として、キルスティン・ダンストと、イライジャ・ウッドが出てくる。彼らの絡みが絶妙。

 SF的ストーリーなのだが、人間の感情は、簡単にはコントロールできないんだということが描かれていて、あまりSFっぽさを感じさせない。よく見ていないとお話が理解できないのだが、クレメンタインの髪の色がポイントになっている。

 原題は、「Eternal sunshine of the spotless mind」。アレキサンダー・ポープという人の詩の一節らしい。この映画のイメージにぴったりな題名だ。

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2006年5月 2日 (火)

[映] ビフォア・サンセット

 という訳で、「恋人たちの距離(Before Sunrise)」の続編がこれだ。2004年なので、9年後の話になっている。前編で、半年後に同じ場所で会おうと約束した二人。だが、約束通り行ったジェシーに対し、セリーヌは祖母の葬式で行かれず。そして9年後、作家として、そのときの物語を小説にしたジェシーはサイン会でヨーロッパを回り、パリへ。そこへセリーヌが現れ、二人は9年ぶりの再会。

 ジェシーが空港へ行くまで、話をしようということになる。今度はパリの街だ。カフェに入ったり、遊覧船に乗ったりしながら、また延々と話をするのだ。9年の間にお互いにどんなことがあったのか。9年は長い。ジェシーは結婚して子供がいる。セリーヌは恋人がいる。はじめは、再会した旧友の話という感じだったが、次第に本音が見えてくる。お互い、何かが欠けていると思っていた。あのとき会えていたら… という思いがずっとあった。
 前作では、お互いの情報が、ほとんどないままの別れだった。今回、別れのシーンは出てこない。セリーヌの家まで行くのだ。その後どうなるかはわからない。たとえその場では別れても、今度は家がわかっている。連絡がとれるのだ。この二人、この後どうなるのだろうと、考えるのもまた楽しい。

 映画の中と同様、実際に9年経っていて、イーサン・ホークとジュリー・デルピーもいい感じで年を重ねている。それもまた、この映画のおもしろさだ。相変わらず低予算だけどね。

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[映] 恋人までの距離

 95年の映画。ヨーロッパを旅していたアメリカの青年と、フランスの女性が列車内で知り合い、意気投合してウィーンを1日だけ観光することに。最初は気楽な感じで誘ったつもりだったのが、二人は恋に落ち…

 よく考えてみれば、むちゃくちゃ低予算の映画だ。主な登場人物はイーサン・ホークとジュリー・デルピーだけ。二人は列車内で知り合い、ウィーンで列車を降りて街を観光する。そのまる一日を描いた作品だ。ウィーンの風景と、二人の会話風景だけである。
 たわいのない話から始まり、お互いの価値観や、恋愛観などなど、話はどんどん盛り上がる。あっと言う間に恋に落ち、一夜を共にする。そして別れがやってくる。半年後、同じ場所で会おうと約束して。

 延々と話をするだけなので、興味のない人にはえらくつまらない映画に違いない。だが、話の内容はなかなか知的だ。自分が学生の頃、どんなことを考えていたか知るよしもないが、あんな会話はできなかったろう。
 最初はぎこちなかった二人も、最後はまるで恋人同士である。二人の様子を見ているだけでも、なかなかおもしろいのではないか。燃え上がる気持ちと、後ろ髪引かれる思いで、次に会えることを期待して別れる時の気持ち。そういう気持ちはすっかりなくなってしまった年齢だが、たまには思い出すのも良いかもしれない。

 邦題も、なかなかシャレていると思うが、続編ができてしまったので、このタイトルはちょっと残念。「Before Sunrise」の続編が「Before Sunset」なのだから。

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2006年5月 1日 (月)

[映] ロング・エンゲージメント

 WOWOWで、純愛物特集的に放送していたうちの一つ。なので、一人でこっそり見たのだが、ミステリーのような要素もあり、なかなかおもしろかった。

 第一次世界大戦時のフランス。5人の兵士に死刑が言い渡された。戦場を抜け出したくて、故意に自分を傷つけた罪で。だが、その5人はその後行方不明になる。その一人マネクには、故郷にフィアンセ、マチルダがいた。彼女は、マネクの生存を信じて、5人の行方を捜し始める…

 戦争ってなんだろうと思わせる映画だ。職人だったり、農民だったり、普通の生活をしていた男たちが、ある日突然徴兵される。戦場へかり出され、訳もわからぬまま戦うハメになる。友は次々に死んでいく。次は自分かも… そう思ったら、指の一本や二本失ってでも、帰りたいと思うのは当然だ。特に家族のいる人は…

 マチルダは、子供の頃のポリオが原因で、足が不自由だ。だが気丈である。マネクの行方を、探偵を雇って捜し始める。時に、車いすに乗って見せたりして同情を買ったり、相手を欺いたりして、極秘だった情報を集める。一人また一人と、死亡が確認され、マネクたちの墓まで見つかり、諦めかけるが、結末はなかなか感動的だ。
 マチルダの純真さがいい。一途な心が、かわいらしい。また、5人の男たちの、それぞれの物語も描かれていて、興味深い。みんなそれぞれ家族がいて、愛する者がいる。そんな人たちの犠牲に、無関心な上層部も存在する。

 5人の消息が、少しずつわかっていくあたり、ミステリーのようでおもしろい。純愛ものだが、ミステリー的要素もある、ちょっと不思議な作品だ。

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[ド] プリズン・ブレイク#1

 レンタル映画のDVDに、テレビシリーズの第一話を入れるってのは、FOXの手なんだろうか。「ファンタスティック・フォー」のレンタルDVDにくっついてたのだが、「イン・ハー・シューズ」にもくっついているらしい。パイロット版(?)がおもしろければ、シリーズを見たいと思うのは人の常。これも、続きを見てみたいと思わせる作品だ。

 建築士(?)マイケルは、ある日突然銀行強盗をする。わざと捕まったマイケルは、これまたわざと刑務所へ。彼の目的はこの刑務所へ入ること。そこには彼の兄が服役しており、死刑を待つ身。兄の無実を信じているマイケルは、彼の釈放のために全力を尽くしたが、すべて失敗に終わっていた。最後の手段は、兄のいる刑務所に自ら入り、兄を救出すること。この刑務所は、マイケルが設計したものだったのだ…

 発想が突飛でおもしろいと思った。兄リンカーンのえん罪には、何か裏がありそうだ。マイケルと名字が違うのもちょっと気になる。マイケルの弁護をしたベロニカと、リンカーンの間には何かありそうだ。
 マイケルの入れ墨にもビックリだ。彼の計算し尽くされた行動も興味深い。

 アメリカでは、そろそろシーズン1が終わる頃らしい。どういう結末になるのか、とても気になるところだが、シーズン2ができるとしたら、どういう設定になるのか? 兄の死刑は近いのだし、脱獄に失敗したら後は無いだろう。脱獄に成功しても続きは期待できないし…
 これまた先にレンタルになるシリーズのようだが、FOXかAXNあたりで、是非放送してほしいものだ。

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[映] 宇宙戦争

 ご存じ、H.G.ウェルズの小説を映画化したものだ。53年にも映画化されていて、昔見たことがあるのだが、さすがに古いだけのことはあり、むちゃくちゃだなと思った記憶がある。火星人に向かって、水爆で攻撃していたが、すぐそばで見ているんだもの。
 本作は、さすがにすごい。原作を読んでいないので、詳細はどうなっているのかわからないが、うまくできている。

 クレーン作業員のレイは、バツイチ。週末、息子と娘を預かることになったが、突然嵐のような雲行きに。妙な雷が見えたところへ行ってみると、地面から3本足の巨大な装置トライポッドが現れた! トライポッドから出る光線で、街は破壊され、人々は消滅。レイは子供たちを連れて必死で逃げる…

 怖いという点ではピカイチだろう。平和だった街が、突然やってきた謎の生命体によって、破壊されるのだ。それがとてもリアルに思えた。どこへ逃げれば良いのか。逃げていて良いのか? 戦うべきなのか? 答えが見つからぬまま、とにかく逃げる。
 人は、パニックになると何をするかわからない。暴徒と化した人々に車を奪われる。車を巡って殺し合う人々。フェリーに乗り込もうとする人々、それを助けようとする人々、乗らせまいとする人々。隠れ場所を提供してくれる人。でも彼が少々おかしくなっていることに気づいて、娘を守るために彼を殺害してしまうレイ。この辺りはアメリカ人の発想か。
 対決法が全くわからない。それなのに、大阪では倒したらしいという噂がとんでいる。なぜ大阪なのか。一度はとらえられた娘とレイが、とっさの機転で相手を倒すシーンがある。ここでは、吸い込まれそうになったレイを、みんなで引きずり出して助けるのだが、こういうところも、アメリカの一面だ。

 結局、原作通り、宇宙人は地球の微生物にやられて自滅してしまう。破壊された街と、なんだったんだろう?という謎だけが残される。彼らはどこから、何のために来たのか、まるでわからない。
 この先のお話を作ったらおもしろいかもしれない、そんな風に思った。後日談として、彼らはどんな生命体で、どれくらいの文明を持っていて… ということが、後の調査でわかったり、各国が、地球規模でこういう宇宙からの生命体に対して備え、危機管理するというお話。どう? 誰か作ってみない?

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[映] ファンタスティック・フォー

 お話は、X-MENのようだし、どちらかと言うと子供向け(?)という感じなのだが、キャストがドラマ勢ということで、ちょっと気になっていた映画だ。

 科学者リードと親友ベンは、宇宙嵐の調査を企画。リードの旧友で資産家のヴィクターに話を持っていく。そこには、リードのかつての恋人スーが働いており、彼らは一緒に調査へ。だが、予想外の宇宙嵐に遭った彼らは、不思議な力を持つことになる…

 リードはゴムのように伸縮自在の体に、ベンは岩石岩男、スーは透明になったり、シールドを作ったりできて、スーの弟ジョニーは炎。この4人がファンタスティック・フォーと呼ばれる訳だが、他のヒーロー物とちがって、最初から世間の目にさらされている。正体がバレているのである。その人気を楽しむジョニーに対して、自分の風貌を気に病むベン。コントロール法を見つけようとするリードとスー。
 一方、宇宙嵐の際、自分だけシールドを張って直撃を免れたと思われたヴィクターだったが、彼も影響を受けていた。金属化していくのだ。元々自己中で、したたかだった彼は、変身しながらますます悪い人間になっていく。そして、ファンタスティック・フォー vs ヴィクターの戦い。ま、ありがちな話やね。

 スー役は、ダーク・エンジェルでおなじみジェシカ・アルバ。髪の色が違うので、ちょっと雰囲気違う。ベン役はコミッシュやシールドでおなじみマイケル・チクリスだけど、その顔での出番は少ない。岩石岩男に変身した後、愛妻に会いに行くが、逃げられてしまう。そのことで失意のどん底に落ちるわけだが、この辺りはちょっと解せない。だってひどいよ、この奥さん。いくら見てくれが変わったって、夫だろうに。
 そして、悪役ヴィクターは、チャームドのコール、そしてnip/tuckのクリスチャン・トロイだ。最後はやられてしまうけれど、まだ死んだわけではなさそうなので、続編にも出てくるかな? 続編はできるらしいけど、配役はまだ決定ではなさそう。

 ということで、お話としては、たいしたことないけれど、難しいこと考えず、子供と一緒に見るには楽しい映画だ。

 実は子供がDVDをレンタルしてきたので、一緒に見たのだけれど、この作品自体よりも、一緒にくっついてきたテレビシリーズ「プリズン・ブレイク」の第一話の方が気に入ってしまった(^o^;。FOXの手なのだろうか、トゥルー・コーリングもレンタル映画の特典として第一話がくっついていたよね。


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