« [ド] プリズン・ブレイク#1 | トップページ | [映] 恋人までの距離 »

2006年5月 1日 (月)

[映] ロング・エンゲージメント

 WOWOWで、純愛物特集的に放送していたうちの一つ。なので、一人でこっそり見たのだが、ミステリーのような要素もあり、なかなかおもしろかった。

 第一次世界大戦時のフランス。5人の兵士に死刑が言い渡された。戦場を抜け出したくて、故意に自分を傷つけた罪で。だが、その5人はその後行方不明になる。その一人マネクには、故郷にフィアンセ、マチルダがいた。彼女は、マネクの生存を信じて、5人の行方を捜し始める…

 戦争ってなんだろうと思わせる映画だ。職人だったり、農民だったり、普通の生活をしていた男たちが、ある日突然徴兵される。戦場へかり出され、訳もわからぬまま戦うハメになる。友は次々に死んでいく。次は自分かも… そう思ったら、指の一本や二本失ってでも、帰りたいと思うのは当然だ。特に家族のいる人は…

 マチルダは、子供の頃のポリオが原因で、足が不自由だ。だが気丈である。マネクの行方を、探偵を雇って捜し始める。時に、車いすに乗って見せたりして同情を買ったり、相手を欺いたりして、極秘だった情報を集める。一人また一人と、死亡が確認され、マネクたちの墓まで見つかり、諦めかけるが、結末はなかなか感動的だ。
 マチルダの純真さがいい。一途な心が、かわいらしい。また、5人の男たちの、それぞれの物語も描かれていて、興味深い。みんなそれぞれ家族がいて、愛する者がいる。そんな人たちの犠牲に、無関心な上層部も存在する。

 5人の消息が、少しずつわかっていくあたり、ミステリーのようでおもしろい。純愛ものだが、ミステリー的要素もある、ちょっと不思議な作品だ。

|

« [ド] プリズン・ブレイク#1 | トップページ | [映] 恋人までの距離 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] ロング・エンゲージメント:

« [ド] プリズン・ブレイク#1 | トップページ | [映] 恋人までの距離 »