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2006年5月11日 (木)

[映] Shall We Dance?

 ご存じ「シャル・ウィ・ダンス?」のアメリカ版だ。元の作品の方を見ていないので、比較はできないが、どうやら日本版ほど評価は高くなかったらしい。

 シカゴに住む弁護士ジョン。彼は仕事も家庭も順調。平穏だが、単調な毎日。ある日、通勤途中に電車の中から見かけたダンス教室の看板。美女が窓辺に見えたため、妙に気になる。思い切って途中下車し、見学しようとダンス教室へ入ると、入会することに。ダンスを始めて見ると、思いの外楽しくて…

 舞台はシカゴらしい。電車で通勤ということで選んだのか。平凡な、単調な毎日を過ごしていた男性が、ダンスに夢中になる。仲間同士励まし合い、競技に出場する。その辺りは見ていて楽しいし、すてきな話だと思う。なにより、ダンスはすばらしい。ジェニローの踊りもすばらしいが、リンクこと、スタンリー・トゥッチのはじけた踊りが最高だ。

 趣味を持つというのは良いことだ。何かに熱中するというのは、生き甲斐になる。彼がダンスに夢中になる理由はわかる。だが、なぜ家族に隠すのか。後ろめたいことがあるから隠すのだろう。なぜ後ろめたいのか。美女に近づきたくてふらふらと入ったからなのだろうか。だが、ポリーナに恋しているというほどの描写はない。

 ポリーナの存在意味が、よくわからない。かつては競技ダンスの花形だったらしい。いろいろあって、今はダンスを教えている。なぜか彼女は生徒たちと距離を置いている。冷たくて、なんだか感じ悪い。ジョンとポリーナの関係が、よくわからない。ジョンが家族に隠す理由、ポリーナが英国へ旅立つ理由、最終的にジョンが教室へ通うのをやめる理由を考えると、二人の間に何かしらの恋愛感情があったと考えるのが妥当なのだろうけど、そういう描写はないのだ。

 ジョンが、妻ビバリーの職場に、一輪のバラを持って参上するシーンは、なんだか「愛と青春の旅立ち」を思い出してしまった。格好良いシーンだし、リチャード・ギアだから許せるけれど、実生活で夫があの姿で職場に現れたら、かなり引いてしまうだろう。

 全体として、おもしろい映画ではあるけれど、なんとなくすっきりしない作品だ。元作品の方を見てみたくなった。

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コメント

ジェニローさんの役の日本版は
そういえば唯一日本版で違和感がありました。
理由は・・・観ればすぐお気づきになるかと思います(^^;

投稿: まめ | 2006年5月15日 (月) 15:20

なるほどね、リメイクとしてはなかなか良かったんですね。日本の映画は普段見ないのだけれど、これは見てみたいと思いましたよ、うん。

全体的に、おもしろい映画だとは思ったけれど、ジェニローが今ひとつでした。彼女だけ、浮いてる。なので、日本版でのあの役がどういう位置づけになっているのか、確認したい。

投稿: マイキー | 2006年5月14日 (日) 09:22

こんばんは~
私は、ぜひ日本版もみて比較していただきたいと思います♪
基本ラインは同じなのに
日米のエッセンスの違いがよく出てると思います
やっぱり日本は居酒屋のにおいがして
アメリカはかっこいいバーって感じ(笑)
先にみてしまったから、私は日本の泥くさい感じのほうが好みでしょうか
でもリメイク反対派の私でも、
このリメイクは好感がもてました♪

投稿: まめ | 2006年5月14日 (日) 00:36

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Shall we dance 監督:ピーター・チェルソム 出演:リチャード・ギア [続きを読む]

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