« [映] ビフォア・サンセット | トップページ | [映] ソルトン・シーの復讐 »

2006年5月 3日 (水)

[映] エターナル・サンシャイン

 これも、純愛物特集の一つみたいだったし、タイトルからしてそういう感じがしたので、見る前から引いていたのだけれど、全然違った。少々SF的要素も入っていてなかなか興味深い作品だ。

 ジョエルは、ある朝、なぜか突然モントークへ行きたい衝動に駆られ、仕事を休んで電車に飛び乗る。そこで、ブルーに髪を染めた女性、クレメンタインと出会う。奥手なジョエルに対し、とても積極的なクレメンタイン。二人は意気投合し、お互いに家に泊まるようになる…

 ここまでだと、なんだか「恋人たちの距離」みたいな出会いだし、月並みな恋愛物?と思ってしまうが、ここからがおもしろい。クレメンタインが、ある日突然、ジョエルのことを全くの他人(知らない人)であるかのような態度をとったことで、ジョエルは困惑する。おまけに、彼女にはすでに恋人がいるらしい。どういうことだ??
 ここで、記憶を消す会社というのが出てくる。つらい思い出、いやな出来事の記憶を消してくれるのだという。クレメンタインが、ジョエルの記憶を消してしまったらしいことを知ったジョエルは、自分もクレメンタインの記憶を消すことを決意。でも、作業中にハプニングが起こって、物語は意外な方向へと進む。

 見ていて、途中で訳がわからなくなったのだが、最後まで見ていると、すべての謎が解ける。なるほど。よくできた脚本だ。ジョエル役ジム・キャリーと、クレメンタイン役ケイト・ウィンスレットの物語がメインなのだが、重要な脇ストーリーの担い手として、キルスティン・ダンストと、イライジャ・ウッドが出てくる。彼らの絡みが絶妙。

 SF的ストーリーなのだが、人間の感情は、簡単にはコントロールできないんだということが描かれていて、あまりSFっぽさを感じさせない。よく見ていないとお話が理解できないのだが、クレメンタインの髪の色がポイントになっている。

 原題は、「Eternal sunshine of the spotless mind」。アレキサンダー・ポープという人の詩の一節らしい。この映画のイメージにぴったりな題名だ。

|

« [映] ビフォア・サンセット | トップページ | [映] ソルトン・シーの復讐 »

コメント

まめさん、先日はどうも。お返事してなくてすみません。でも、ブログの方は拝見しました(^o^)。

私もコテコテは苦手ですが、これは楽しめますよね。途中で、時間の前後がわからなくなりますが、彼女の髪の色が手がかりになってる辺り、本当にうまい作りです。

投稿: マイキー | 2006年5月 5日 (金) 10:03

こんにちは~!
先日は、いろいろとお世話になりありがとうございました<(_ _)>
この映画好きなんです♪
こてこてのラブストーリーは好きじゃないのですが
とても練られたお話ですよね。感心してしまいました。
クレメンタインの一見奇抜な色の髪
とっても似合っていてキュートでした♪

投稿: まめ | 2006年5月 4日 (木) 21:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] エターナル・サンシャイン:

« [映] ビフォア・サンセット | トップページ | [映] ソルトン・シーの復讐 »