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2006年5月 1日 (月)

[映] 宇宙戦争

 ご存じ、H.G.ウェルズの小説を映画化したものだ。53年にも映画化されていて、昔見たことがあるのだが、さすがに古いだけのことはあり、むちゃくちゃだなと思った記憶がある。火星人に向かって、水爆で攻撃していたが、すぐそばで見ているんだもの。
 本作は、さすがにすごい。原作を読んでいないので、詳細はどうなっているのかわからないが、うまくできている。

 クレーン作業員のレイは、バツイチ。週末、息子と娘を預かることになったが、突然嵐のような雲行きに。妙な雷が見えたところへ行ってみると、地面から3本足の巨大な装置トライポッドが現れた! トライポッドから出る光線で、街は破壊され、人々は消滅。レイは子供たちを連れて必死で逃げる…

 怖いという点ではピカイチだろう。平和だった街が、突然やってきた謎の生命体によって、破壊されるのだ。それがとてもリアルに思えた。どこへ逃げれば良いのか。逃げていて良いのか? 戦うべきなのか? 答えが見つからぬまま、とにかく逃げる。
 人は、パニックになると何をするかわからない。暴徒と化した人々に車を奪われる。車を巡って殺し合う人々。フェリーに乗り込もうとする人々、それを助けようとする人々、乗らせまいとする人々。隠れ場所を提供してくれる人。でも彼が少々おかしくなっていることに気づいて、娘を守るために彼を殺害してしまうレイ。この辺りはアメリカ人の発想か。
 対決法が全くわからない。それなのに、大阪では倒したらしいという噂がとんでいる。なぜ大阪なのか。一度はとらえられた娘とレイが、とっさの機転で相手を倒すシーンがある。ここでは、吸い込まれそうになったレイを、みんなで引きずり出して助けるのだが、こういうところも、アメリカの一面だ。

 結局、原作通り、宇宙人は地球の微生物にやられて自滅してしまう。破壊された街と、なんだったんだろう?という謎だけが残される。彼らはどこから、何のために来たのか、まるでわからない。
 この先のお話を作ったらおもしろいかもしれない、そんな風に思った。後日談として、彼らはどんな生命体で、どれくらいの文明を持っていて… ということが、後の調査でわかったり、各国が、地球規模でこういう宇宙からの生命体に対して備え、危機管理するというお話。どう? 誰か作ってみない?

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 どうも!大将です。  久々の映画紹介をしちゃいましょうということでして、今回ご紹介いたしますは「宇宙戦争」という何のひねりも無いネーミングセンスの映画でございます。スティーブン・スピルバーグが監督を務め、主演がトム・クルーズということもありまして、CMなんかでもバンバン取り上げられていた作品ですね。あらすじは以下のような感じ。 積荷の仕事をしているレイ・フェリエ(トム・クルーズ)は、別れた奥さんと思われるマリー・アン・フェリエ(ミランダ・オットー)から数日間の間、息子達を預かる事に。雲... [続きを読む]

受信: 2006年5月 9日 (火) 01:51

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