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2006年6月21日 (水)

[映] ステップフォードワイフ

 アメリカ南部の典型的な専業主婦という感じのニコール・キッドマンを宣伝で見て、これはきっと「デスパレートな妻たち」みたいな話なんだろうと、勝手に想像していたのだが、見事にハズレ。全然違うタイプのお話だ。

 NYの腕利きTVプロデューサー、ジョアンナ。番組製作のためには手段を選ばず、その冷酷さ故に成功してきたが、ある番組の参加者に恨まれ殺されそうになる。その事件をきっかけにクビになってしまい、意気消沈。そこで夫ウォルターは、新天地での暮らしを提案。二人はコネチカット州の高級住宅地ステップフォードへ。だが、そこにいるのは、あり得ないほど夫に忠実な妻たちばかり。何かがおかしい。そしてジョアンナはあることに気づく…

 やり手の美人プロデューサー、ニコール・キッドマンに対し、とても穏和な夫がマシュー・ブロデリック。この身長差(6cm+ハイヒールの分)が二人の関係を物語っている。ニコール・キッドマン自身は、とても優しそうな感じの人だが、ここではかなりキツイ女を演じている。グレン・クロースの役もおもしろい。怖い女役が多い彼女にしてはめずらしく、かわいらしく従順な女性役だ。そしてベット・ミドラーはいつも通りだが、途中で変身するので、彼女のブリブリの姿も見られる。また、ゲイの役で、デス妻のジョージが出ているのもおもしろい。なかなかハマり役だ。

 途中まで見ていると、これは夫たちが、妻を自分の都合の良いように改造しているのだなと気づくのだが、黒幕が意外な人物であることが、最後にわかる。基本的にはコメディなので、死人も出ないし、最後まで安心して見ていられる。なかなかおもしろい映画だ。

 ただ、どうしてもわからないところがある。ここでは、妻たちの脳(?)にチップか何かを埋め込むことで、リモコン操作で思い通りに動くよう、ロボット化しているのだが、最後の方で、ジョアンナがいよいよロボット化されるという時、彼女そっくりのロボットがでてくるのだ。横たわっているそのロボットの横に立ったジョアンナが、自分の運命を悟って涙を流すのだが、どうも解せない。チップを埋め込んで、「人間をロボット化」するハズなのに、なぜ「アンドロイドのようなロボット」があるのか。それは何に使うのか。誰かわかる人、教えてほしい。

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