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2006年7月16日 (日)

[映] ライフ・イズ・ビューティフル

 今までずっと見る機会がなかったのだが、アカデミー賞授賞式で、ロベルト・ベニーニ監督が偉く喜んでいたのが印象的だったので、いつか見たいと思っていた。

 1930年代のイタリア。ユダヤ人のグイドは、恋人のいる女性に一目惚れし、彼女を口説き落として幸せな家庭を築いていた。だが、ある日、彼と息子はユダヤ人収容所に送られてしまう。不安がる息子を、なんとか助けようと考えたグイドは、作り話を聞かせることで息子の不安を取り除き、収容所での生活を切り抜ける…

 「嘘も方便」という言葉を思い出した。グイドは嘘つきである。一目惚れしたドーラを口説いたときも、あちこちで嘘をつき、彼女を口説いた。収容所でも、怖がる息子を楽しませようと、これはゲームなんだと嘘をつく。だが、彼の嘘は悪意がない。愛情から来ている。そこがすばらしい。ドイツ人によるユダヤ人虐殺の話だ。本来なら、つらく悲しい話なハズなのに、彼のコミカルな口調で、なぜか暗さをあまり感じない。そして、彼の嘘は、人の心を温かくする。見ていて思わず笑ってしまう。

 彼は最後まで嘘を続ける。息子を救うために。見終わった後、感動していることに気づく、そんな映画だ。

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コメント

本当に家庭人として素敵な男性だよね。グイドに、ロベルト・ベニーニの人間性が出ている気がする。

投稿: マイキー | 2006年7月28日 (金) 13:21

心に残った映画の中のひとつだよ。
主人公のような人が独身の時に現れたら、きっと退いてしまうだろうなぁなんて思いつつ、パパになっても家庭にもひたむきに変わらずに愛情をそそぐ姿に感動したよう。
アカデミー賞での姿は主人公とロベルト・ベニーニがオーバーラップした。
彼流の家族への思いをこめた映画作品がよりストレートに伝わったアカデミー賞受賞式だったように思う。

投稿: パプコーン | 2006年7月28日 (金) 11:56

おかみさん、はじめまして。コメント&トラックバックありがとう。

グイドの子供への接し方に、優しさを感じました。子供の目線に自分を合わせるって、簡単なようでとても難しい気がします。

投稿: マイキー | 2006年7月17日 (月) 11:00

はじめまして。
この映画は実に思い出深いです。
家族に対するグイドの深い愛に本当に心を打たれました。
少し前の記事になるのですが、TBさせてくださいね。

投稿: おかみ | 2006年7月16日 (日) 09:40

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