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2006年8月21日 (月)

[映] シャーク・テイル

 豪華声優陣で話題になったアニメーションだ。舞台は海の中。だが、ファインディング・ニモのようなリアルな描写ではなく、人間社会を海に置き換えたアニメだ。

 海のマフィアであるシャークのボス、ドン・リノの息子でありながら、菜食主義であるレニーは、そのことを父にうち明けられずに悩む。一方、海の洗車場ならぬ洗鯨場で働くオスカーは、借金を返せずシャークたちに殺されそうに。そのとき起こった偶然から、オスカーはシャーク・キラーとして有名になり、同時にレニーと仲良くなる。二人は、互いの利益を考えて、ある作戦を実行する…

 主役のオスカーがウィル・スミス、彼に恋するアンジーが、レニー・ゼルウィガー、シャークのボス、ドン・リノがロバート・デ・ニーロ、その息子で菜食主義のレニーがジャック・ブラック(「スクール・オブ・ロック」の彼ね)、謎の美女がアンジェリーナ・ジョリー。オスカーの上司役では、マーティン・スコセッシ監督まで出ている。レニーの兄弟役では、ソプラノズのクリスこと、マイケル・インペリオリ、ドンの部下の一人では、同じくソプラノズのプッシーことヴィンセント・パストーレ。ピーター・フォークだって出ているのだ。
 このメンバーを見てピンとくるもの… そう、イタリア系マフィア。しかも、舞台は海の中だが、どうやらNY。息子を殺されたマフィアのボスが、殺した相手に復讐する話… ということならば、実写でもう一本別の映画ができそうだ。だがこれは、「鮫でありながら菜食主義の息子が、父にカミングアウトするお話」なのだ。その辺が、子供向けアニメらしい。最後は、なんだかよくわからないままハッピーエンド。

 子供は楽しんだようだが、私はどうも納得がいかない。この手のお話を、なぜ海が舞台のアニメにする必要があったのか。魚っぽい形ではあるが、彼らはどう見ても魚ではない。

 とはいえ、役者の顔そっくりの人面魚はなかなか笑える。特にマーティン・スコセッシ監督。あの眉毛は必見。

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