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2006年8月28日 (月)

[映] 隣のリッチマン

 タイトル的には、「隣のヒットマン」のパクリだろうか。だが、原題は「Envy」。嫉妬、妬みのお話だ。またまたベン・ステイラー主演。共演はジャック・ブラック。二人は親友でお向かいさんという役柄だ。

 ティムとニックはお向かいさん。家族ぐるみのつきあいで、職場も一緒。毎朝ティムの車で一緒に通勤。同じような家庭、同じような生活をしている。ただ、勤勉でクソがつくマジメぶりのティムには、小さなオフィスがあるが、おおらかで思いつき人間のニックにはない。そのことで、ほんの少しだけ優越感を感じていたティム。
 ある日、ニックは、ペットの糞を一瞬で消し去るスプレーを開発しようと言い出す。本気にしなかったティムに対して、ニックはやる気満々。そしてついに、開発に成功してしまう。そこから二人の人生は大きく変わってしまい…

 ティムとニックの対比がおもしろい。コツコツとマジメに働くことで少しずつキャリアアップし、庭に豆型プールを作ろう!とささやかな希望を持っているティムに対して、アイデアで一発あて、大もうけを考えているニック。堅実派とギャンブル派。自分の方がほんの少し上だと信じていたティムにとって、ニックの成功はかなりのショックだった。ニックにはまるで悪気がなく、今までと同じようにティムと友達でいたいだけなのに、ティムにはすべて当てつけに思えてしまう。そして、ちょっとした妬みから、とんでもない騒動に発展してしまうのだ。

 ま、お話全体として、(糞を消すスプレーとかね)嘘くさい感じはある。でも、友達の幸運が少々妬ましくなってしまった経験って、誰でもあると思う。ただ、そういう気持ちを、うちにこめたまま、卑屈になるのは得策ではないということを、この映画は教えてくれる。

 Jマンなる謎の人物を演ずるクリストファー・ウォーケン、ベン・ステイラーの奥さんを演ずるレイチェル・ワイズなど、なかなか豪華な顔ぶれだが、役としてはあまり面白みがない。アメリカでの評価も低かったようだが、ドタバタコメディとしては、なかなかイケるのではないか。まるでミュージカルのように、彼らの状況を教訓として歌い上げている挿入歌もおもしろい。最後は、なんだかとってつけたようなどんでん返しがあるのだが、ご愛敬。なかなか楽しい映画だ。

 

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