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2006年9月 9日 (土)

[映] マイアミ・バイス

 とても楽しみしていた映画だ。なんと言っても、テレビ版の大ファンだった。映画化の話を聞いたときから、この日を待っていた…

 マイアミ・バイス。それはマイアミの囮捜査官たち特捜課。売春のおとり捜査をしていたソニーとリコは、情報屋から緊急電話を受ける。FBIの囮捜査官と、麻薬ディーラーを引き合わせたが、素性が相手にバレているというのだ。おまけに妻を人質にされているらしい。そして二人は、顔が割れていないということで、FBIに協力して麻薬のおとり捜査をすることになる…

 結論から言ってしまうと、銃撃戦などのアクションシーンは迫力満点(映画館で見たせいもあるだろうが、その場にいるかのようだった)、ジェイミー・フォックスの演技もすばらしかったが、ストーリー的には浅すぎ。コリン・ファレルもいただけない。麻薬がらみの刑事ものというよりは、刑事の恋愛もの、アクションもあるぜってな感じだ。麻薬の取引に潜入する囮捜査官の話だし、FBI内部に内通者がいるということもわかるのだが、その辺の掘り下げは全くない。現場囮捜査官の愛の物語になってしまっている。

 それに、マイアミ・バイスファンの立場から言わせてもらうと、「マイアミ」・バイスである意味が全くわからない。なぜマイアミなのか。麻薬犯罪が渦巻く地、南米からの麻薬の中継地であるというのはわかる。だが、それなら他の都市でもいいはず。マイアミの、あの麻薬という闇の部分の対比が、マイアミ・バイスの売りの一つだったハズ。それが、この映画にはカケラも見られない。だいたい、マイアミでの映像は少ししかない。ほとんどが南米での潜入シーンとなっている。ソニーとリコのファッションセンスもいただけない。ソニーの、ゾクゾクするような格好良さが、コリン・ファレルには感じられないのだ。

 チームのメンバーは、テレビ版同様、ソニーとタブス(と日本では呼んでいたが、あちらでは当時からリコだったのかな??)、スワイテクとジート(コミカル部門担当!?)、トゥルーディとジーナ(売春婦役が多かったかな)。そしてカステロ(本当の読み方はカスティーヨ)主任。残念だったのは、ソニーとリコ、トゥルーディ、カスティーヨ主任以外は、出番が少なかったこと。スワイテクなんて、名前さえ出てこなかった。そして、疑問だったのは、カステロ主任はヒスパニック系(だからカスティーヨなのでは?)だったハズなのに、映画では黒人だったこと。

 「アレキサンダー」もそうだが、コリン・ファレルでは役不足。彼の演技力がどうこうということでは決してない。役に向いていないのだ。そういう役で評価されてしまうのは、彼にとってもマイナスだろう。いっそのこと、ジェイミー・フォックスをもっと全面に出した方が良かったのでは??

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