« [映] レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | [映] X-MEN ファイナル・ディシジョン »

2006年9月19日 (火)

[映] ラベンダーの咲く庭で

 邦題もシャレているが、原題もすばらしい。「Ladies in Lavender」。ただ、映画を見ていて、ラベンダーはあまり印象に残っていないのだが(^o^;。

 イギリスの田舎町に住む老姉妹、ジャネットとアーシュラ。平穏な毎日を送っていた二人だったが、ある日、浜辺に若い男が倒れているのを見つけ、大騒ぎになる。彼の名前はアンドレア・マロウスキー。ポーランド人らしい。彼の世話をするうち、恋心を抱くようになるアーシュラ…

 一目見たときから、彼の虜になってしまったアーシュラ。英語が話せず、ドイツ語を話せる姉ジャネットが通訳をするのだが、そのことで遅れをとったとばかりに、何かと張り合おうとする。相手にならないのはわかってる。それでも好きにならずにいられない…

 この姉妹に、何があったのだろう。姉ジャネットは、戦争中に看護師として働き、兵士の1人と恋に落ちたことがあるらしい。だが、アーシュラにはそういう経験がなく、そのことでも姉をうらやんでいる。
 彼女たちはアンドレアの祖母くらいの年齢だ。普通に考えれば、孫をかわいがるような気持ちになるのではないか。だが、彼女たちは、乙女のように彼を想う。特にアーシュラは、本当に恋する乙女だ。

 アンドレアには、バイオリンの才能があることがわかる。そのことを知った、有名なバイオリニストの妹と名乗る女性が、彼らの前に現れる。邪魔者登場だ。姉妹は、若くて綺麗なこの女性に嫉妬する。アンドレアを渡したくないと考える…

 最後は切ない終わり方だが、心温まる作品だ。二人のベテラン女優の演技はすばらしい。ただ一つ気になるのは、アンドレアの過去。なぜ浜に打ち上げられていたのか。何者で、どこから来たのか。その辺りは、いっさい触れられていないのが気にかかる。

 

|

« [映] レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | [映] X-MEN ファイナル・ディシジョン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] ラベンダーの咲く庭で:

« [映] レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | [映] X-MEN ファイナル・ディシジョン »