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2006年9月 3日 (日)

[映] ビッグ・バウンス

 これははっきり言って、なんだかよくわからない映画だ。ウィリー・ネルソンまで出演していて、かなり豪華俳優陣なのだが…

 こそ泥などの前科があるジャック(オーエン・ウィルソン)。ハワイの建設現場で働くことになるが、トラブルを起こしてクビに。彼に目をつけたウォルター(モーガン・フリーマン)は、自分のバンガローで彼を雇うことにする。だが、悪徳建設業者リッチー(ゲイリー・シニーズ)の愛人ナンシーと親しくなったジャックは、リッチーが隠し持つ裏金20万ドルを盗む計画を持ちかけられ…

 まず、ナンシーがよくわからない。リッチーに邪険にされて、金を盗もうとするのはわかる。ジャックに目をつけたのもわかる。だが、リッチーの右腕であるボブ(チャーリー・シーン)の愛人でもあるのだ。彼と二人の未来を夢見て誘ったのか、利用しただけなのか。
 ボブの存在理由もよくわからない。けんかっ早く、その割に大して強いわけでもなく、リッチーには頭が上がらないが、機転が利く方でもないので、言ってみればうまく使われているだけの、さえない男だ。

 そしてリッチー。愛人をかこっているが、女性に対する敬意などカケラもなく、感じの悪い男だ。強引に開発を進める、悪徳開発業者らしい。だが出番は少なく、最後もあっけない。なんなんだこいつは。
 その上、唯一、温厚で善人っぽく見えたウォールターは、実はとんだ食わせ物だったらしい。だが、あまりにこじつけのようで、最後は納得がいかないのだ。

 極めつけがジャック。(ジャック・ライアンっておいおい…) 彼が主人公だろう。だが、空き巣したり、車泥棒したりと、節操がない。女にも節操がない。機転は利くようだが、あまりいいところがないのだ。

 つまり、登場人物誰一人として、好感が持てる人物がいない。見ていて応援したくなる人がいないのだ。おまけに話もよくわからない。騙しあいの話だが、見終わった後、どうもスッキリしない。

 

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