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2006年11月30日 (木)

[映] キャプテンウルフ

 映画館で、ヴィン・ディーゼルのあのチラシを見たときから、見たいと思っていた映画。マッチョな彼とは、どう考えてもミスマッチな、ベビーシッターの格好。でも、彼なりの子供の扱いが、なかなか楽しい映画だった。

 海軍特殊部隊のウルフ。任務で部隊を引き連れ、プラマー教授の救出に向かうが、後少しの所で失敗。教授は殺され、彼の開発したプログラム「ゴースト」は所在不明。2ヶ月後、プラマー夫人がゴーストの手がかりをつかむために出かけている間、教授の自宅で手がかりを探しつつ、5人の子供たちのお守りを任されたウルフ…

 特殊部隊の人間が、なぜベビーシッター? という謎は、すぐに解けた。ベビーシッターというより、子供たちの警護という感じ。これなら納得。だが、軍隊式のやり方に、ことごとく反発する子供たち。思春期の子もいれば、赤ちゃんもいる。最初は反発し合っていたが、次第に誤解がとける。信頼関係が生まれる。チームワークもよくなる。まさに、ディズニー映画ならではの展開だ。

 冒頭で、あっけなく殺されてしまうプラマー教授役は、OCのジミー・クーパーこと、テイト・ドノバン。プラマー家のベビーシッターは、キャロル・ケイン。もうちょっと出番があっても良かったのにね。

 学校の、いけ好かない教頭とのバトルも楽しい。結末は、子供向けという感じではあるが、それはそれでいいのかもしれない。子供と一緒に楽しく見られる映画だ。

 

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2006年11月22日 (水)

[ド] マイ・ネーム・イズ・アール

 アールという男が主人公ということ以外、全く情報なしに見始めたのだが、このドラマ、かなり笑える。30分ものの、シットコムではないコメディのようだ。

 アールは、しょうもない男だ。酒にドラッグ、盗みに強盗。寄った勢いで出会った女性ジョーイと、その日のうちにベガスで結婚。ところが、翌朝、彼女が妊娠(しかも、すでにかなりおなかは大きい)していることに気づく。数年後、今度は彼との子が生まれることになり、喜ぶアールは、アールJrと名付けるが、子供はなぜか黒人…
 そんな彼が、ある日宝くじで10万ドルを当てる。が、その10秒後、車にはねられ入院。宝くじは紛失。おまけに入院中にジョーイはさっさと離婚の手続き。家まで取られてしまう。災難続きのアールだったが、入院中にたまたま見たテレビ番組で、カルマを説かれ開眼。自分の今までの悪行が、自分の人生を悪い方へ導いていると信じた彼は、今までしてきた悪いことを全部リストアップし、一つずつ償いをすることを決心。こうして、アールの償いの毎日が始まるのだった…

 と、#1、#2はこんな感じで始まった。このリストに従って、片っ端から償いをするつもりらしい。なぜか償いを成功させると、良いことが起こる。そして、諦めようとすると、悪いことが起こる。ものすごーくわかりやすい。あまりに非現実的ではあるが、いままでしょうもない生活をしていたアールの、時に手を抜くがんばり加減がなんとも楽しい。それに、このアール、根はそれほど悪い人間ではなさそうだ。

 アール役は、ジェイソン・リーだが、周りの人物もなかなか興味深い。一押しはなんと言ってもジョーイ役のジェイミー・プレスリー。ジャック&ジルのかわいいオードリーが、ここではなんともぶっとんだ女を演じている。そして、アールの弟ランディ。いつもアールのそばにいて、彼の助けになることも多いが、酒で失敗することも多々あり。ダーネルは、ジョーイの夫となった今も、アールやランディの良き友だ。

 彼らは、だらしない高校生がそのまま大人になったような奴らだ。アメリカのホームドラマには絶対に出てこないタイプ。だが、実際にはこういう人は結構多いのかもしれない。そのせいかどうか、アメリカでは異様に評価が高い様子。今年9月からシーズン2を放送しているらしい。しばらくは楽しめそうだ。

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2006年11月12日 (日)

[映] エレクトラ

 デアデビルにも登場した女戦士エレクトラ。そこでは死亡してしまったが、今度は彼女が主役だ。どうやら、デアデビル後のお話らしい。

 殺されたハズのエレクトラは、謎の正義の組織によってよみがえった。彼女は、殺し屋として生きていた。そして、次のターゲットとなったのは、湖畔に住む父と娘。だが、二人と親しくなってしまった彼女は、命令に背く。二人がねらわれていた理由とは…

 謎の正義の組織というのは、どうやら日本の武術(?)がモデルらしい。エレクトラは、くのいちのようなしなやかな動きを見せてくれる。怪しげな日本語で話すシーンや、「キマグレ」術など、日本人としては少々笑えるが、神秘的な雰囲気を出すのにうってつけなのかもしれない。戦いのシーンは当然激しいのだが、それ以外のシーンは、しっとりと落ち着いた雰囲気だ。静と動がはっきりしている。

 父娘の父親役は、ERのルカ。彼が何を隠しているのかは、後半はっきりするのだが、はっきり言ってストーリーとしてはたいしたことはない。エレクトラの過去も、多少出てくるが、あまり詳しくはわからない。やはり見所は、エレクトラ演ずる、ジェニファー・ガーナーだろう。彼女の鍛え上げられた肉体、しなやかかつ迅速な動き。それは、エイリアスのシドニー・ブリストーの、きびきびとした力強い動きとは、どこか違う。

 もう一度見たいストーリーではないが、もう一度見たい「動き」ではある。全体として、静かで落ち着いた雰囲気なので、アクション映画ではあるけれど、子供には退屈かもしれない。

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2006年11月11日 (土)

[映] 理想の恋人.com

 ダイアン・レイン、ジョン・キューザックによる、いわばラブコメ。定番とも言えるストーリー展開だが、なかなか楽しめる作品だ。

 離婚して8ヶ月のサラ。兄弟、姉妹からは、やたらと新しい恋人探しを勧められる。だが、どうも気乗りしないまま過ごしていると、姉が勝手に恋人募集サイトに登録してしまい、半ば強制的にブラインドデートするハメに。
 離婚して間もないジェイクも、親友にいろいろなデート相手を勧められるが、今ひとつ気乗りせず。だが、サラのサイトを見た親友に勧められ、渋々会ってみると…

 お互いバツイチということで、少々大人のラブコメだ。恋愛はもうたくさんという気持ちもある。でも、素敵な相手にそばにいてほしい気持ちもある。そして出会ったサラとジェイクは、お互い惹かれあいながらも、ちょっとしたタイミングの悪さから、なかなか先へ進めず… というお決まりのストーリーだ。
 だが、サラ演ずるダイアン・レインは、若い頃とはまた違った大人の魅力満点で、本当に美しい。はじめはちょっと変人っぽかったジェイク(ジョン・キューザック)も、誠実で、自分にとって理想的な男性だと気づく。奇妙な巡り合わせもおもしろい。おせっかいな家族や、80才過ぎてなお、恋人探しを続ける父(クリストファー・プラマー)など、脇も気が利いている。父の恋人役では、ストッカード・チャニングがいい味を出している。

 そして、タイトルにもあるように、彼らの出会いは出会い系サイトがきっかけである。何かとやり玉にあがり、怪しげな雰囲気のあるサイトだが、真面目なサイトもあるということなのか。自分の年を40才くらいごまかして登録したり、複数のサイトに、全く違う個性の人物として登録してみたり。今時の出会いが、またコミカルだ。

 「恋人たちの予感」を、もう少し年齢を上にして、今時の出会い系サイトとからめたような、そんな映画だ。大人のためのラブコメ。

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2006年11月 7日 (火)

[映] Mr.インクレディブル

 なんとも楽しいディズニーアニメだ。かつてのスーパーヒーロー、Mr.インクレディブルとその家族の物語。原題は、「The Incredibles」だ。

 かつてはヒーロー、Mr.インクレディブルとして活躍したボブ・パー、今は保険会社で働いている。自殺を助けたことで訴えられ、ヒーローとして働くことを禁じられてしまったのだ。その力がバレることをおそれ、一家は数ヶ月単位で引っ越しを重ねていた。妻はイラスティガールこと、ヘレン。今は主婦として子育てと家事に追われる毎日だ。そんなある日、ヒーロー願望の若者が、自らシンドロームと名乗り、名声を得ようと企んで、ボブたちを利用した…

 ちょっと変わったヒーローものだ。かつてはヒーローだったが、最近ではおなかも出てきた。仕事も楽しくない。かつての仲間と、警察無線を盗聴して、こっそり事件を探す毎日。そんな彼のところに、能力を見込まれて仕事が来る。思わず妻に内緒で飛びついてしまう。だがそれはワナだった。
 最初は、ごく普通の家族だ。彼らの能力を考えれば、普通ではないのだが(^o^;、仕事に疲れたボブにも、育児に追われるヘレンにも、かつての面影はない。ティーンエイジャーのバイオレットは自分に自信が持てない少女だし、ダッシュは思いっきり運動ができないことでストレスを感じている元気な少年。末っ子のジャックジャックは甘えん坊の赤ちゃんだ。
 そんな彼らが、トラブルに巻き込まれたことで、家族として結束する。自らの力を思う存分発揮し、自信を取り戻す。その過程が見ていて気持ちいいし、彼らのチームワークは絶妙だ。思わず笑ってしまうシーンもあれば、ホロリと来るシーンもある。アニメながら、すばらしい脚本だ。

 ボブの声はクレイグ・T・ネルソン、ヘレンの声は、ホリー・ハンター、ボブの親友フロゾンの声はサミュエル・L・ジャクソン。子供と見るなら吹き替えもいいけれど、是非原語でも見てほしい。家族で楽しめるアニメだ。何度見ても笑える。


 

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[映] Mr. & Mrs. スミス

 正直言って、ブラピもアンジョリ(と言って良いのか(^o^;)も、あまり好きなタイプの俳優さんではないし、ジェニファー・アニストンとの離婚もショックだったのに、直後にこの映画をきっかけにつきあった二人に、あまり好印象を持っていなかったこともあり、この映画には全く期待していなかった。が、それなりに楽しめる映画だ。

 劇的な出会いをして結婚したジョン・スミスとジェーン・スミス。アツアツだった二人は、次第に情熱が冷め、すれ違い夫婦に。それもそのハズ、二人にはそれぞれ秘密があった…

 スパイ夫婦の話と聞いていたので、夫婦でスパイとして華麗に仕事をするお話なのかと思っていたら、全く違った。お互い、自分の素性を隠しての結婚。相手が同業者とは全く知らず。隠し事があるせいか、すれ違いの生活。愛も次第に冷めていく。
 だが、ある時、同じターゲットを持ったことで、相手の秘密に気づく。そこからがおもしろい。疑心暗鬼に陥り、相手を抹殺しようとする。そこで、相手を本当に愛していることに気づき…

 だいたい、ジョン・スミスだの、ジェーン・スミスだの、いかにも偽名という感じだ。それまで気づかなかったことが不思議。でも、二人のチームワークは完璧で、怖い物ナシという感じ。そのアクションシーンだけでも見応えある。スパイ物としての、細かい話は出てこない。あくまでも夫婦の問題が中心だ。

 ターゲット役で、OCのセス・コーエンこと、アダム・ブロディが出ている。命がけのスパイの話だが、難しい話はなく、どこかコミカルで、夫婦セラピーではごく普通の夫婦。気軽に見て楽しめる映画だ。

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2006年11月 4日 (土)

[映] シン・シティ

 どうも、賛否両論あるようだ。個人的には、そこそこおもしろかったけれど、内容的にはわかったような、わからなかったような。賛否両論あるのもよくわかる気がする。シン・シティを舞台に、3人の男たちの、3つのエピソードが、微妙に絡み合いながら展開する。

 醜い容姿、筋骨隆々のマーヴは、仮出所中。たまたま一夜を共にしてくれた娼婦が、翌朝殺されていたため、殺人容疑をかけられる。彼は逃亡し、真犯人に復讐を誓う…
 顔を変えて過去を捨てた男ドワイト。元恋人ゲイルが仕切る娼婦の街で、警官が殺され、その場に居合わせたため、娼婦たちを救うことになるが…
 定年間近の刑事ハーティガン。街の実力者の息子が、少女ナンシーを誘拐したことを知って救出に向かうが、相棒に裏切られ重傷を負ったあげく投獄される。8年後、出所した彼は、かつての少女ナンシーに危険が迫っていることを知り…

 なんと言っても映像が特徴的。基本的には白黒なんだけど、ワンポイントでもう一色ある。黄色だったり、赤だったりするのだけれど、これがかなりインパクト強い。かなり暴力的で、血なまぐさい映画なのだけれど、あまりグロくはない。映像のせいか。

 それぞれのエピソードが、微妙に絡んでいるのだが、ストーリー的なつながりは特にない。ので、よく見ていないと気づかない。この映画、かなりの豪華キャストなのだが、特に印象に残っているのは、ジェシカ・アルバとイライジャ・ウッドだろうか。

 なんとも奇妙な雰囲気の映画だ。R-15指定だったかな。子供と一緒に見るのはおすすめできないが、きっとこういうの好きな人にはたまらないんだろう。バイオレンス好きな人だったら、一度は見てもいいかも。


 

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