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2007年1月15日 (月)

[映] シティ・スリッカーズ

 1991年の作品。今まで何度も見る機会はあったのだが、どうもあの西部劇風のシーンが苦手で、全編通して見たことがなかった。友人の強い勧めで、実は渋々見たのだが(^o^;、なかなかおもしろい映画。食わず嫌いはいけないということか。

 ミッチ・ロビンスは、都会に住む中年男性。仕事にもなんとなく身が入らず、家族との関係もなんだかぎこちない。だが、何が不満なのかもよくわからない。そんなある日、友人から2週間の牛追いツアーに誘われる。気乗りしないものの、周りの勧めもあって、渋々参加すると、ハプニングの連続。だが、2週間の旅で、彼は大切なものを見つける…

 都会で、毎日同じことを繰り返す生活をしていると、本当に大切なものは何なのかわからなくなるというのは、わかる気がする。若い頃は生活に必死で、そんなことを考えるヒマも無いが、キャリア的にも私生活も、共に軌道に乗って余裕ができた証拠でもある。ミッチは39才、ちょうどそんな年代ということだろう。

 牛追いツアーでは、かなりいろいろなハプニングがある。苦手だったカウボーイシーンだが、このハプニングこそ、この映画の見所だ。これらハプニングを乗り越えることで、彼らは都会のもやしっ子(子供ではないが)から、大人の男に成長する。そして、本当に大切なものは何なのか、はっきりとわかる。最後にはオチもある。

 出演者もなかなか興味深い。主演のミッチはビリー・クリスタル。友人はダニエル・スターンとブルーノ・カービー。ミッチの妻バーバラ役は、エイリアスのドクター、またプリズン・ブレイクの怖い副大統領でお馴染みパトリシア・ウェティグ。息子ダニー役は、まだ幼さの残るジェイク・ギレンホール(正しい発音はジレンホールらしい)だし、娘ホリー役は、ビリー・クリスタルの実の娘だ。
 また、昔気質の牧童頭は、惜しくも去年11月に亡くなった名優ジャック・パランス。年輩の牧童クッキー役は、ナッシュ・ブリッジスのエンジェルおじさんだし、意地悪な若い牧童は、ホミサイドのティム・ベイリス刑事。ミッチの上司ルーは、「Arrested Development(ブルース一家は大暴走)」の家長だ。

 ただ、一つ残念に思うのは、これが完全に「男性」の映画だということ。牛追いは男の世界ということなのか。ここに出てくる女性は、全て脇役だ。ツアーに同行する女性はただ1人なのだが、あまり出番はない。(彼女、「スーパーガール」だったんだね) 中年の危機も、あくまでも男性版。女性はまたちょっと違うかなと言う気がする。

 とはいえ、ビリー・クリスタルのジョークも楽しいし、ちょっと心が温まる、素敵な映画だ。勧めてくれてありがとね。

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コメント

私も、勧められなかったら絶対見ることがなかったと思うので、感謝してるよ。ああいう体験が、ツアーとして体験できるということ自体、アメリカらしいというか、何というか…

投稿: マイキー | 2007年1月18日 (木) 09:15

気に入ってもらえて良かったよ。
この映画の中に出てくる牛追いのツアーって本当にあるんだよ!

発売当初のビデオでは、映画の終わりに同じようなツアーにご招待!みたいなプレゼント応募のお知らせがあって、それを見た主人は、いつか息子とこういう旅に行きたい!って言ってた。
今回のトレッキング旅行はこの映画がきっかけでもあるんだ。

娘役がビリークリスタルの実の娘とは知らなかった!

投稿: uriuri | 2007年1月17日 (水) 16:55

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