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2007年2月22日 (木)

[映] サイレント・ヒル

 下の子は、恐がりのくせに怖い映画が大好きで、この映画も公開当初からチェックを入れていた。レンタルで見つけて、ダダをこねて借りてきたのだ。テレビゲームが元になっているらしい。だが、はっきり言って、ハズレである。金返せと言いたい。

 娘シャロンが、夜な夜なうなされることを気に病むデシルバ夫妻。彼女が口にするのは決まって、「サイレントヒル」という言葉。実際にサイレントヒルという場所があることを知った母親ローズは、夫クリストファーに相談もなく、シャロンを連れてサイレントヒルへと向かう。だが、途中で警官に追われ、逃げようとして事故を起こしてしまう。気がつくと車に乗っていたハズのシャロンがいない。そして目の前にはサイレントヒルの町。ローズは娘を捜すため、サイレントヒルへ入る…

 まず、なぜ夫に黙って子供を連れてサイレントヒルへ行こうとしたのかがわからない。反対されるだろうと思ったとか言っているが、当たり前だ。さらに、警官に停められたとき、なぜ逃げたのか。最初から、訳のわからない女なのだ。

 サイレントヒルは、過去に事件があったらしい。そして、シャロンにそっくりな少女が絡んで、彼女を呼び寄せたらしいことがわかる。だが、そこへたどり着くまでに、サイレントヒルをさまようシーンが延々と続く。この辺りで、もう眠くなってしまう。長すぎ。
 魔女狩りをしていた女ボス(こいつの方がよっぽど魔女っぽい)役が、ライン・オブ・ビューティで議員の妻を演じていたので、ズッコケてしまった。後半は、この女との戦いである。女と女の戦い。最後は、あらあらという感じで、決してハッピーエンドとは言えない。

 物語の要となる少女役は、キングダム・ホスピタルにも出てきた幽霊少女。どうもそういう役がお似合いの様子。あちらもよくわからないまま終わったっけ。

 サイレントヒルでの過去の出来事が鍵だと思うのだが、どうもはっきりしない。よくわからないのだ。さらに、妻子を捜しに来た夫(ショーン・ビーン)も、あまりいいところがないまま、帰ってしまう。もうちょっとがんばってよ。ローズを追ってきた警官は、途中からローズを助ける側に回るのだが、彼女も報われない。かわいそうとしか言いようがない。何もかも中途半端なまま、怖いシーンだけが続く映画だ。もう一ひねりしてほしいし、もうちょっとストーリーを練って欲しい。いくらゲームを元にしたって、内容がなくちゃ始まらないよ。

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コメント

ゲームを実際にやったことの無い人や、深く考えずにゲームをクリアしてしまった人には、理解しがたい作品にみえるかもしれませんね。きっとサントラに実際のゲームの曲が使われている事も知らないでしょう。
細かく言えば他の映画同様不条理な場面もありますが、ある意味それがリアルですよね。リアルであれば一人で全てを把握することなんて出来ませんもの。謎の街、霧の街”Silent Hill”そのものが”謎”なんです。
最後がシックリしない、後を引く終わり方なのは、ゲームでも映画でも”Silent Hillはまだ終わってない”ということなのです。
映画に興味のある人なら、この元となったものに興味も出てくるでしょうね。調べるでしょうね。
言い方は悪いですが、どんな映画を観ても眠たくなった事は無いです。どんな映画も興味を持って観なければ評論は出来ません。表面だけのにわか評論では反感をかうので気をつけてください。

投稿: ネピア | 2007年6月27日 (水) 13:35

確かに見るだけムダだった。ゲームの雰囲気が出ていて、そういう意味では楽しめる映画ってことだね? つまり、あれは雰囲気を楽しむためだけの映画なのか? ゲームの雰囲気がよく出ていれば、それでいいのか? いや私は、ストーリーをもうちょっと練れば、もっといい作品になったのにと思うのよ。せっかく雰囲気が出ているのなら、なおさら。

投稿: マイキー | 2007年4月28日 (土) 09:32

ゲームやってから言った方が良いと思うね。あの雰囲気に馴染めない人なら見るだけ無駄なんじゃないの。

投稿: ( ゚Д゚ ) | 2007年4月27日 (金) 06:36

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