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2007年2月 3日 (土)

[映] リトル・ショップ・オブ・ホラーズ

 1月2月のWOWOWの映画ラインナップは、どうもパッとしない。話題作の放送がほとんどないのだ。映画好きの我が家では、なんとなく物足りなさを感じつつ、新聞のテレビ欄を眺めていて見つけたこの映画。何度か見たことがあるのだが、また見てしまった。苦手なミュージカルにも関わらず、曲も含めて気に入っている、数少ない映画の1つである。

 貧困街のさえないフラワーショップに勤務するシーモア。同じく店員をしている可憐な美女オードリーに密かに恋いこがれているが、彼女には恋人がいた。店にお客はほとんどない。ある日、オードリーの提案で、シーモアが育てている不思議な植物オードリー2を窓辺に飾ってみることに。するとその途端、お客がゾクゾクとやってくるように。店は繁盛し始めるが、オードリー2の元気がなくなってしまう。困ったシーモアが、偶然彼の血を飲ませると、途端に元気になったオードリー2。めきめきと成長する。そして店はますます繁盛するが…

 ミュージカルコメディだが、内容はかなりブラックだ。なんたって、花が人を食ってしまうのだから。いくら悪人だからといって、殺していい理由にはならない。倫理的には少々問題あるとは思うのだが、なんと言ってもコメディだ。その辺はちょっと置いておこう。

 この映画のおもしろさは、ストーリーもさることながら、曲にあると思う。なんとも楽しい曲ばかりなのだが、内容はなかなかすごい。暴力恋人(スティーブ・マーティン)は、「自分は暴力的でサドだから歯医者に向いている」と歌う。華奢で、か細いオードリーは、話し方は頼りなさそうだが、歌うと別人のようだ。彼女は、舞台版でもオードリー役をしていた人らしい。

 出演者もおもしろい。シーモア役はリック・モラニス、暴力恋人オリンがスティーブ・マーティン、その患者の1人でマゾの男性役がビル・マーレイ、ラジオDJ役に今は亡きジョン・キャンディ、チョイ役だが、ジェイムズ・ベルーシも出ている。また、監督のフランク・オズもカメオ出演している。

 どうやら、オリジナルのエンディングは違っていたらしい。(シーモアもオードリーも食われてしまう?) でもこのエンディングの方が、ホラー映画っぽい終わり方だ。60年にも映画化されているが、こちらはどうだったのだろう? ちょっと気になった。そちらには、ジャック・ニコルソンが出演しているらしい。主役のシーモアの姓は、本作ではクレルボーンだが、前作ではクレルボイン(と読むのだろうか)となっていて、その辺の違いにどういう意味があるのか、ちと気になった。ちなみに、このクレルボインという名は、「マルコム in the middle」の天才児クラスの名前に使われている。

 しばらくは "Suddenly, Seymour"が頭から離れそうにない…

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