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2007年3月25日 (日)

[ド] 追憶の街/エンパイア・フォールズ

 ミニシリーズになるのだろうか。1話2時間の2話構成で、1話は4章から成っている。ピューリッツアー賞を受賞した小説のドラマ化らしい。

 かつては栄えていたが、今はすっかり寂れてしまった街エンパイア・フォールズ。レストランを営むマイルスは、妻ジャニーンと離婚調停中。そして、面倒ばかり起こしている父、思春期の娘。レストランのオーナー、フランシーン・ホワイティングは、街の支配者。彼女の支配から逃れることができず、長年もがいてきたマイルスは、若くして亡くなった母と、CB・ホワイティングの関係に、今更のように気づく…

 マイルス役はエド・ハリス。彼の困った父親役をポール・ニューマンが演じている。恩年80才。(今は82才かな) マイルスの元妻役は、ヘレン・ハント。ちょっとぶっとび系のお母さん役だ。マイルスの母(回想シーン)役にロビン・ライト・ペン。どこか悲しげな彼女の表情が印象的。CB役がフィリップ・シーモア・ハフマン。マイルスの年の離れた弟役がアイダン・クイン。マイルスの幼なじみで警官役は、ウィリアム・フィクトナー(インベイジョンの保安官アンダーレイ)。そして、町を牛耳るフランシーン役は、ポール・ニューマンの妻でもあるジョアン・ウッドワード。そうそうたる顔ぶれだ。

 ゆったりとした雰囲気の中に、この街の雰囲気がよく現れている。田舎町だが、決して平和とばかりは言えない。はじめから存在する格差。街の支配者である ホワイティング家に逆らうことはできないのだ。田舎町の闇の部分を見せてくれる。
 母は死の床でマイルスに「大学を卒業して、町を出なさい」と言い残す。 その真意を、今頃になって実感するマイルス。当時は理解できなかった母やCB、フランシーンの言葉、行動が、今頃になってわかるのだ。その真意、裏の意味までも。

 オチもなかなかおもしろい。全部見るとかなり長いが、じっくりと見て欲しい。

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