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2007年3月13日 (火)

[映] ウォーク・ザ・ライン

 去年のアカデミー賞で話題になった映画だ。司会のクリス・ロックから、白人版「レイ」だと言われていたので、そんな感じを想像した。なるほど、実際、ジョニー・キャッシュの生涯を描いた作品だし、そんな感じでもあるが(^o^;、ちょっと違うのは、これが、恋愛映画でもあるということだ。

 農場で生まれ育ったジョニーは、幼い頃に事故で兄を亡くす。その後、成長した彼は、徴兵され、家を出る。そこで、独学でギターを覚え、曲も作り始める。兵役から戻ってすぐに結婚し、バンドを結成。いつしか、それに熱中してしまうが、妻はそのことをよく思っていない。
 バンドとしてレコードデビューを果たし、合同ツアーへ出かけることになる。そこで、以前から憧れていたジューン・カーターと出会い、彼女に夢中になるが…

 彼は、子供の頃、親から十分愛されずに育ったようだ。そのことが、後々まで尾を引く。若くして結婚するが、あまり家庭的な夫だったとは言えない。ほとんどツアーに出て行ったきり、戻ってこないのだ。彼の人生は、まさにツアーにある。そこで出会ったジューンに惚れてしまったのは、当然といえば当然である。

 ジョニー・キャッシュの伝記的映画であるが、ジューンの存在はとても大きい。彼女への想いが実らないために、ドラッグにおぼれ、どん底まで落ちるが、彼女の支えで立ち直る。子供っぽいジョニーに対して、ジューンは精神的に大人だ。この映画で、リース・ウィザースプーンが主演女優賞を受賞したのには、納得。

 ジョニーとジューンの映画である。そして、決して「レイ」と比べてはいけない。

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» 映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:WALK THE LINE 一直線のラインに沿って歩こう、まっすぐ進もう、妻子と別れて君と結ばれるために・・なんとも非教育的な側面を持つこの映画、実話の迫力がある。 エルビス・プレスリーらと一時代を築いたジョニー・キャッシュ(ホアキン・フェニックス)の成功と挫折の物... [続きを読む]

受信: 2007年3月20日 (火) 00:44

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