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2007年3月24日 (土)

[映] ハッピーフィート

 アニメで、ミュージカル、しかもペンギンが歌うと聞いて、なんだかなーと引いてしまったのだが、見て良かったと思う。今年映画館で見た2作目。午前にナイトミュージアムを見て、午後にこれを見たのだが、期待していなかった分、こちらの方が満足度は高い。

 南極の皇帝ペンギンたち。彼らは美しい歌「心の歌」を歌うことで伴侶を見つけ、子孫を残す。だが、マンブルにはそれができなかった。代わりに、彼にはタップダンスという特技があったが、誰もそれを認めてくれない。すっかり変わり者扱いされてしまったマンブルは、魚不足の理由を調べる旅に出る…

 歌が全てという皇帝ペンギン界で、歌えないというのは一見致命的のように見える。だが、群れからちょっとはずれて、違うペンギンの中に入ったマンブルは、全く違う価値観の世界が存在することに気づく。彼にはすばらしい才能がある。その才能が認められる世界もあるのだ。…とここまでだけでも、十分素敵な映画になったに違いない。だがこの映画にはまだ先がある。もっと重要なメッセージがあるのだ。

 なんと言っても、歌と踊りがすばらしい。吹き替え版で見たので、歌まで日本語になっていたらイヤだなと思っていたのだが、歌の部分は字幕だったので、ホッとした。
 そして、声を担当しているのも、名優揃いだ。マンブルがイライジャ・ウッド。彼のママ役がニコール・キッドマン、パパ役がヒュー・ジャックマン。マンブルあこがれの美女グロリア役がブリタニー・マーフィー。みんな自分で歌っているらしい。また、ロビン・ウィリアムス、アンソニー・ラパグリアも声を担当している。

 実写部分もある。人間が出てくるシーンは、それまでのアニメーション部分と質感がほぼ同じで、ほとんど区別がつかない。下の子は人もアニメーションだと思っていたらしい。アニメーションのレベルの高さもピカイチだ。
 ただ1つ、ちょっと気になったのは、主役のマンブルだけ、最後まで産毛が生えた「子供」の姿だったこと。同級生たちはとっくに成長していたのに、なぜマンブルだけ? と思ったが、他のペンギンと区別がつかないからか?

 この映画には、先日亡くなったスティーブ・アーウィン(オーストラリアの動物ナチュラリスト)も声で参加しており、そのためこの映画は彼に捧げられている。彼もこの映画のデキには満足していることだろう。

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南極に暮らす皇帝ペンギンたちの世界を歌と踊りで綴るファンタジー・ミュージカル・アニメーション。 かるく一昨年の「皇帝ペンギン」が過ぎりますたが...そうか、「皇帝ペンギン」がどうして撮られることになったか...... [続きを読む]

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