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2007年3月26日 (月)

[映] 16ブロック

 以前映画館で宣伝を見て、見たいと思っていた作品。ブルース・ウィリスが、ただのマッチョな警官ではなく、中年の、閑職に回されたアル中刑事というところがおもしろい。

 定時に帰る毎日の刑事ジャック。仕事中でもこっそり酒を飲む日々。そんなある日、裁判所までの証人護送を命令される。夜勤明けで、勤務時間を過ぎていた彼は、しぶしぶ引き受ける。たった16ブロック。簡単な仕事のハズだった…

 警官が自分たちに不利な証言をする証人の命を狙うというのは、ありがちな話だ。捜査するのは自分たちだし、うまくやれば絶対にバレない。
 一方、ジャックは、酒におぼれる日々である。いつもどうでもいい仕事ばかりが回ってくる。本人も特に気にしていない。仕事に対する熱意はとうの昔に失っている。

 だが、証人エディの命が狙われていると知った瞬間、ジャックの体は反射的に動く。かつてのカンは失われてなかった。そこからは、かつての同僚たちとの戦いが始まる。彼の機転で、危機を切り抜ける。エディとの妙な友情もいい。

 エディのキャラクターもおもしろい。おしゃべりで、ジャックとしてはうっとうしい相手だ。だが、前科こそあるものの、悪人ではない。実際、ジャックを救ってくれたりもする。最後も気が利いている。彼の存在がこの映画の鍵である。

 ジャックの過去や、アクション、エディとのチームワークなど、全体としてとても楽しめる内容だ。ただ、1つ疑問に思ったのは、もう少しうまい方法はなかったのかということ。いくら同僚がみな敵に回ってしまったとは言え、エディに証言させたい人物、つまり検事側に味方もいるはず。もう少し協力を得ることはできなかったのか。

 DVDには、もう一つのエンディングも収録されているが、こちらは今ひとつ納得がいかない終わり方だ。劇場公開されたエンディングの方が絶対にいい。

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