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2007年5月 5日 (土)

[ド] ゲド 戦いのはじまり

 ゲド戦記の実写版というふれこみである。テレビのミニシリーズに分類されるようだ。172分なので、ちょっと長い映画という感じでもある。

 島々からなる世界、アースシー。かつて、名なきものたちによって支配されていたが、巫女たちがアミュレットにより彼らを封印。平和が訪れた。ところが、そのアミュレットが割られ、今はかろうじて巫女たちの祈りによって、封印していた。だが、その封印を解き、永遠の命を授かろうと企む王がいた。
 一方、鍛冶屋の息子として生まれたゲドは、偉大なる魔法使いオジオンと出会い、魔法使いとしての修行をすることに…

 原作を読んでいないし、アニメのゲド戦記も見ていないので、元のお話がどう言うものなのか全くわからないのだが、どうやら1巻2巻を前編後編のドラマ化したものらしい。(ちなみにアニメのゲド戦記は、オリジナルとは違うストーリーとのこと)

 出演者もなかなか豪華で、ゲド役が「x-メン」シリーズのアイスマンことショーン・アシュモア。大巫女役がイザベラ・ロッセリーニだし、偉大な魔法使い役がダニー・グローバーだ。若い巫女テナー役は、ヤングスーパーマンのラナこと、クリスティン・クルック。悪い王は、オデッセイ5のメンデル博士ことセバスチャン・ロッシェ。

 さて、肝心のお話の方だが、原作を読んだ人にとってどう見えるかはわからないが、親子で楽しめるファンタジーに仕上がっていると思う。これをきっかけに、原作を読んでみるのもいいだろう。映像を見た感じでは、ハリー・ポッターとロード・オブ・ザ・リングを合わせたような感じである。魔法学校が出てくるし、悪に走る生徒(ドラコって感じ?)がいたり、院長先生はダンブルドアのよう。ゲドの師匠はガンダルフのようだし、ゲドの風貌はホビットっぽい。

 ただ、訳で少々気になったところが。悪を封印する腕輪というのが出てくるのだが、見た感じでは「腕輪」とは思えない。おそらく、翻訳された本で、腕輪と書かれているのだろうけれど、原語ではアミュレットと言っている。お守りという感じだろうか。首飾りのようなものだ。なぜ腕輪になるのか。
 また、ゲドたちの真の名というのが出てきて、それぞれ動物の名だったり、物の名だったりするのだが、それまで日本語に翻訳してしまっている。これもおそらく、翻訳された本の通りなのだと思うし、その方がイメージできてわかりやすいのかもしれないが、名前なのだから、そのままでもいいんではないかという気もする。どうだろう?

 とはいえ、おそらく長い原作を、子供も楽しめる作品によくまとめたという感じだ。ファンタジー好きなら、一度は見て損はないと思う。

 

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