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2007年9月26日 (水)

[映] オーシャンズ13

 どうも毎年この時期は、あまり見たい映画を放映していない。なのに、どうもこの時期は、映画館に行ってしまうのである。今年もまた、何を見ようかかなり悩んだ挙げ句、放映終了間近のこの映画を見ることにした。シリーズ3作目、今度はアル・パチーノまで出てくる。

 ホテル王ウィリー・バンクにまんまと利用され、全てを失ってしまったルーベン。ショックのあまり、心臓発作で倒れてしまう。彼を見舞ったオーシャンたち仲間は、彼の敵を討つために、バンクが建設中のホテルを陥れようと画策する…

 ストーリーラインとしては、実にわかりやすい。今度は、騙されたルーベンの仕返しをすべく、オープニング間近のホテルに、あらゆる仕掛けを仕込み、損をさせ、評判を落とそうとする物語だ。ウィリー・バンク役のアル・パチーノは、まさに悪役である。そして今回、彼を倒すため、宿敵(?)ベネディクト(アンディ・ガルシア)の手まで借りるところがおもしろい。

 彼らの計画は実に緻密で、ぬかりない。何度も困難にぶち当たるが、なんとか打開策を見つける。すばらしいチームワークである。途中、サイコロを作っているメキシコの工場で、賃上げ交渉からストライキに発展してしまったり、カジノのビルに地震を起こしたり(!)と、本当にいろいろなエピソードがあって楽しめる。

 シナトラの名が何度か出てくる。まさにラスベガスの顔である。彼はこのシリーズの元作品、「オーシャンと11人の仲間」のダニー・オーシャン役だ。その辺も意識しているのだろう。元作品は、もっとシリアスで、ハッピーエンドとは言い切れない終わり方だったが、本シリーズはどこまでもお気楽というか、楽天的というか、愉快な仲間たちである。

 アル・パチーノとアンディ・ガルシアが直接対決するシーンがある。貫禄のアルに対して、アンディにはどうしても若いイメージを持っていた(ゴーッド・ファーザー3ね)のだが、何のことはない、アンディ・ガルシアもかなりの貫禄である。ここ数年(?)でずいぶん太ったね。その点、アルは体重に気を遣っているよう。

 個人的には前作と比べると… 1作目よりはちょっと落ちるが、2作目よりはおもしろいと言ったところか。

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2007年9月24日 (月)

[映] マッチポイント

 まずタイトルだけ見ると、スポーツの映画かなと思う。確かに主人公は元テニスプレイヤーだ。だが、内容はテニスとは特に関係ない。

 元テニスプレイヤーのクリスは、テニスクラブのコーチとして働くことに。そこで生徒としてやってきたトムと親しくなり、妹のクロエと親密な関係に。一家は金持ちであり、彼らとのつきあいを通じて、上流階級への切符を手に入れたクリス。全て順調に進んでいたが…

 前半は、ありがちなドラマである。階級社会であるイギリスで、上流階級に憧れて育ったクリス。トムと知り合ったことで、トントン拍子に話は進む。クロエと結婚し、トムの父親の会社の待遇の良いポストを与えられ、何不自由ない生活が始まる。だが、トムの婚約者ノラと情事を続け、ノラの妊娠をきっかけに彼女から結婚を迫られる。ミエミエの展開だ。

 そして、彼の取った行動も、かなりありがちである。自分勝手としか言いようがない行動であるが、映画やドラマで見慣れた光景だ。だが、ここにマッチポイントがかかってくるのだ。この辺りの不条理、ちょっとしたことで運命が変わってしまうと言う、見せ方が絶妙である。さすがウッディ・アレン監督だ。彼が出てこないのもいい。(って別に彼が嫌いなワケではないが、あのくどくどとした説明口調は、この映画には明らかに合わない)

 前半、くどくどとした関係の描写が少々長い気はする。だが、クリスが少しずつ登りつめていくさま、そして少しずつ追いつめられていくさまは、見ていておもしろい。そして迎えるマッチポイント、彼の運命。

 確かに内容はテニスとは関係ない。だが、この男にとって人生は、テニスと同じ勝負であり、運も大切な要因だと言うことが言えよう。マッチポイントというこのタイトルが、実に良く効いている。

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2007年9月12日 (水)

おしりかじり虫

 みんなの歌で放送され、大ブレイクしている曲である。初めて聞いたときは、なんだこりゃと思った。だって、おしりかじってどうする?? なんで虫なんだ?? かじってなんぼの商売って、仕事でかじってるのか?? とにかく意味不明である。

 だが、上の子の印象は少々違ったようだ。初めて聞いた瞬間に、これは流行るなと思ったらしい。案の定、中学ではさっそく話題になり、学校で歌う者あり、踊る者あり。そう、確かに踊りもちゃんと考えられていておもしろい。それに、曲も覚えやすく、印象的で、ヒット曲の要素はたっぷりだ。

 夕方、下の子がNHK教育テレビを見ているので、みんなの歌は毎日聞くことになる。そして、この曲も毎日聞いているうちに、我が家でも人気の曲となった。下の子は歌いながら踊っている。それならばと、私は私で着メロにしてみた。
http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/music.htm で試聴できるよ~)

 と言うワケで、私の携帯の着メロ(電話の着信音ね)は、今「おしりかじり虫」である。(ちなみに、メールの着信音は、ことばおじさんのコーナー「アナウンサーの方言ファイル」の時の音。) だが、残念なことに、私の携帯に電話がかかることは滅多にない…

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2007年9月 2日 (日)

夜の博物館

 ナイトミュージアム。ベン・スティラー主演の映画のことではない。実際に夜の博物館を体験すると言う、東海大学自然史博物館の企画だ。夏休み中の企画らしいのだが、好評につき9月1日(土)、2日(日)に追加され、なんとか滑り込むことができた。

 映画が人気だったので、それを実際にやってみようと言うことなのだろうと思っていたのだが、どうやらこちらの方が先らしい。夜の博物館を見てみたいと言う子供の声がきっかけで、実現したとのこと。懐中電灯持参と言われ、夕方、自然史博物館へ行ってみた。定員100人ということで、閉館後の博物館に続々と人が集まる。そしていよいよ始まる…

 博物館の中へ入ると、普通に照明がついている。これではいつもと変わりない。そして、私たちは中央に集められ、博物館や、展示物についての説明が始まった。ナイトミューミアムの映画の宣伝まで見せてくれた。そして、まず館内を普通に見て歩くよう言われた。その後、一時別の場所に退散し、今度は照明を消して再入場というワケだ。いよいよ懐中電灯の出番となった。

070901_1904  照明を消したと言っても、一部の照明が残っている上に、各自がそれぞれに懐中電灯を持って照らしているので、かなり明るい。狭い館内に100人もいると、怖くも何ともない。なんだこんなものか、と少々ガックリきていた時、声がかかり、再び中央に集められた。そして、全ての懐中電灯を消すよう指示されたのだ。そして、残っていた照明も消され、かなりの暗闇となった。

 そして、説明の方が、唯一の懐中電灯で、恐竜の骨格標本を照らすと、天井や壁に、大きな恐竜の影が浮かび上がった。それらをうまく動かすことにより、まるで恐竜が動いているかのような躍動感を出してくれたのだ!! これだっ! これこそ、夜の博物館の醍醐味だ! 影絵のような世界に、しばしみんな見とれていた。

 ゆいいつ、トリケラトプスの標本だけは、壁際だったため、影がうまく壁に映らないと言うことで、ブラックライトを使って楽しませてくれた。これもまた不思議な光景だ。

 この自然史博物館、あまり広くないのが少々残念ではある。これを、国立科学博物館でできたらどんなにすばらしいだろうとも思ったのだが、国立の施設で夜の企画というのは、少々難しいらしい。たった1時間半の企画で、昼間と同じ金額を取られると言うのは、ちょっと疑問ではある。どちらかと言うと、小さい子供の方が楽しめそうな企画でもある。だが、童心に返って、夜の博物館でわくわくできることは確かだ。

東海大学自然史博物館のサイト
http://www.sizen.muse-tokai.jp/topics/2007/topics070709.html

asahi.comのコラム
http://www.asahi.com/science/update/0415/TKY200704150137.html



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2007年9月 1日 (土)

ハリー・ポッター第7巻

 終わった、終わってしまった… 「Harry Potter and the Deathly Hallows」。ハリー・ポッターシリーズ、待望の、そして最終話となる第7巻である。7月21日に発売となって1ヶ月強。終わってしまうのが寂しいと言う思いと、早く読みたい、早く結末が知りたいと言う思いで葛藤の1ヶ月だったが、ついに読み終わってしまった。

 ハリーとヴォルデモートとの戦いが、ついに結末を迎える。そして、戦いの結果、多くの犠牲者が出る。けれど、納得のいく結末と言えよう。あらゆる謎は明らかになり、明るい未来も描かれている。

 そして今回、ダンブルドア、そしてスネイプの意外な過去が明らかになる。ダンブルドアは、他人になんと言われようと、スネイプを完全に信頼していたが、その理由が明らかになるのだ。スネイプは、敵なのか味方なのか。スネイプに対する私の読みは当たっていたが、まさかこんな理由があったとは。

 ただ、ちょっと気になったのは、ハリーの母リリーとペチュニアおばさんの関係。確か、1巻ではリリーが妹、ペチュニアが姉と訳されていたが、後で間違いとわかり、のちの巻ではリリーが姉、ペチュニアが妹となっていたと思う。そのことについて、「意地悪なのは姉だと言う先入観で訳してしまったが、後で逆とわかり訂正した」と訳者が言っていたように思うのだ。ところが、今回、7巻の中に、ペチュニアが姉、リリーが妹という記述がある。これはいったいどういうことか?? 作者も混乱している??

 読み終えてしまって、しばらくは余韻に浸れそうだが、日本語版が出るまで、誰ともこの話ができないのがつらい。特に、内容を聞きたがる子供たちに、どこまで話していいものやら。話そうとするとまだ聞きたくないと言うくせに、誰が死んだの?と聞いてくる。その辺りをバラしているサイトもすでにあるらしい。でも、できれば、まっさらの状態で読んだ方がいいと思うよ。

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