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2007年10月26日 (金)

[映] イルマーレ

 韓国映画「イルマーレ」のアメリカ版リメイクの方を見た。元の映画を見ていないのだが、大筋は同じようだ。さらに、韓国版の方が評価は高い様子。良い映画なら、そのままそれを見ればいいじゃんと思うのだが、どうしても自分の国でリメイクしたいらしい。いかにもアメリカである。

 湖に建つ家に住んでいた女性ケイト。引っ越すことを決め、次の住人に手紙を書いた。それを受け取った男性と、文通が始まるが、彼らの時間には2年の隔たりがあることがわかり…

 SFのような設定ではあるが、なぜ2年前にいる男性との文通が可能か、などということはいっさいわからない。そんなことはどうでもいいのだ。とにかく、不思議な文通が始まる。そして2人は顔を合わせぬまま、いつしか恋に落ちる。会いたいと願う。だがどうすれば会えるのか? ちょっと不思議なラブストーリーである。

 普通に考えるならば(ならばこういう文通はあり得ないのだが(^o^;)、彼は2年後に彼女を訪ねればいいだけのことだ。彼は2年待つ必要があるが、彼女はすぐに会える。だが、そう単純ではないところがおもしろい。実際には、彼はすぐに彼女に会えるのだ。

 2年というのは微妙である。何かに追われていると、アッという間に過ぎる年月ではあるが、待つとなると少々長い。ゆったりとした雰囲気で進むお話だが、ある時点を境に一気に事が進む。今まで無関係と思われていたことが、全て関係していたことに気づく。途中、何度かつっこみを入れたくなる部分はあるが、なかなか見事な脚本である。

 唯一ちょっと気になることと言えば… サンドラ・ブロックが医者ってあり得ない…

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2007年10月15日 (月)

[ド] デッドウッド

 アメリカ開拓時代を舞台にしたドラマ。#1では展開がなかなか読めず、最後まで見ようかどうしようか躊躇したが、見ているうちに、人間関係がなかなかおもしろくなってきた。

 保安官を辞め、親友と共にデッドウッドに雑貨店を開くためにやってきたセス。同じく、この町にやってきた伝説のガンマン、ワイルド・ビル。町を牛耳るのは、酒場のオーナー、アル。白人一家が襲われたと言う知らせを聞いたセスとビルは、1人生き残った少女を連れ帰る。スー族に襲われたと言う噂が広まるが、アルは真相を知る少女の抹殺を考える…

 西部開拓時代の物語なのだが、人間関係がなかなかおもしろい。セスはおそらく正義感の強い人物であろうが、堅物である。親友のソルはユダヤ人らしく、交渉がうまい。なかなかいいコンビである。ワイルド・ビルは、伝説のガンマンなのだが、今までたくさんの人を殺してきたのだろう、他州で手配されている身でもある。彼もなかなか正義感の強そうな男であるが、酒とギャンブルに少々おぼれている感じだ。セスとビルは、通じるものがあるらしく、良い関係。
 悪役はアル。この町の主である。酒場を仕切り、売春婦を奴隷のように使う。手下に汚い仕事をさせ、NYから来た紳士を騙して、土地を高く売りつけたり、邪魔者を殺させたりしている、極悪非道の男。今のところ、誰も彼に逆らえない状態だ。

 #3で、彼の商売敵が現れる。もっと上品な酒場ができたのだ。ギャンブルもできるし、女もいる。そして、自分の手下が、彼らと通じていたことを知る。だが殺さずに、そのままスパイさせようと企む。だが、相手もこちらにスパイを送り込んでいた…

 1シーズン12話で、シーズン3まであるらしい。しばらく楽しめそうだ。

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ロックスクール2

 KISSのジーン・シモンズが、高校生バンドの指導をすると言う企画、「ロックスクール」の第2弾だ。前回は、優等生が集まる私立高校が舞台だったが、今回は、公立の荒れた学校。ジーンは、前回とは違った問題に直面する。

 前回の生徒たちは、みんなクラシックを愛し、それぞれ何かしら楽器の演奏ができた。クラシック好きを、いかにロッカーにするかが課題だった。だが今回は、酒におぼれる者、暴力で退学寸前の者など、問題児ばかりだ。しかも、楽器すらできない者も多い。ロックには憧れるが、短気で練習に集中できない者もいるし、マジメに出席すらしない者もいる。

 今回の舞台となった街は、老人ばかりで、若者が少ない、寂れた街らしい。街には隠居した老人ばかりで活気がない。そんな中で育った高校生たちには、希望がない。勉強をする意欲もない。そして酒やタバコに走る。学校をさぼる。
 そんな彼らの前に、ジーンが現れ、彼らは一筋の希望を見いだす。バンドが成功すれば、街を出られるかもしれない。でも、全員がメンバーになれるわけではない…

 と言うことで、熾烈なメンバー争いが始まった。果たして、ジーンは、こんな状況でうまくバンドをまとめられるのだろうか?

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2007年10月 9日 (火)

[映] ソウ3部作

 かなり残酷な映画だ。ほとんどが同じ部屋の中での撮影なので、あまり金をかけていない感じがするが、極限状態の心理描写がなかなかおもしろい。3作一挙に放送していたので、ついつい全部見てしまった。

 まずは1作目。ある日、気づくと汚い部屋に監禁されている2人の男たち。しかも足を鎖でつながれている。おまけに、自殺したらしき死体まで転がっている。なぜそこにいるのか、2人ともわからない。だが、次第にいろいろな手がかりが見つかり、自分の置かれている状況がわかってくる。2人は脱出できるのか? 犯人の目的は何なのか?

 なんだかわからんが監禁されていると言うのは、キューブシリーズと通じるものがある。失敗すると殺されてしまう辺りも同じだ。大きく違うのは、キューブは移動できる(部屋自体も移動しているが)のに対し、こちらはその場を動けないところだろうか。
 監禁される前の彼らの様子とか、捜査している刑事のシーンなどもあるにはあるが、主なシーンは、汚い部屋で監禁されている2人だ。動けないながら、次第に脱出に関係するヒントが見つかり、謎解きをする辺りは、まさにパズルである。動きは少ないが、衝撃のラストまで目が離せない。

 続いて2作目。また監禁されている状況は同じであるが、今度はもっと人数が多い。そしてつながれていないので、動けるのだが、毒物を注射されているので、時間内に解毒剤を探し出して注射しないと、脱出以前に死んでしまうと言う設定。彼らには、あるつながりがあることがわかる。またまた最後には意外な事実がわかり… と前作を少々スケールアップさせた感じだ。さすがに、1作目ほどの衝撃はないが、これまた凝ったストーリー展開で、飽きさせない。

 そして3作目。1人の男の脱出劇と、ジグソウ自身の状態(こちらは、女性が監禁されている)が平行して描かれる。この二つ、どう関係するのかと思っていると、最後につながるのだ。1作目の裏話のようなシーンもあり、続けてみていると、なかなかおもしろい。ついに犯人ジグソウは死んでしまった。これで3部作が完結か… と思って見ていたら、どうやら違うらしい。次へつながるエンディングだなと思った通り、4が11月公開だそうだ。なるほど、それで3作を一挙に放送したのかと合点がいった。これでまた次が見たくなってしまうではないか。

 とはいえ、3まではかなり残酷な内容である。人がたくさん殺されるし、その方法がかなり残酷なのだ。R-15指定なので、子供にはあまりお勧めできないが、犯人ジグソウの言いたいことが、なんとなくわかるような気がするし、時間内に謎解きできるかどうかと言うのは、かなりスリリングだ。

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ライトプレーンを飛ばそう!

 ディスカバリーパーク焼津では、いろいろなイベントを行っている。上の子が小学生の時は、科学たいけん塾という、まさに科学をたいけんする塾のような企画があった。それは無くなってしまったようだが、親子で工作をしたり、川の生き物探しに連れて行ってくれたりと、いろいろな企画があり、その都度メンバーを募集している。下の子は、化石堀り体験や、親子ロボット工作などに参加経験があるが、今回は、ライトプレーン作りに親子で挑戦した。

Photo まず、ライトプレーンがどんなものか、全くわかっていなかったのだが(^o^;、こんな感じのものである。竹ひごなどを使った飛行機で、羽には薄い紙を張り、かなり軽く作られている。プロペラにはゴムがついていて、これをねじることによって、プロペラを回す。誰でも一度くらいは見たことがあるだろう。中学生でも製作に3時間ほどかかると言われ、下の子ははなっから私に作らせる魂胆のようだ。
 講師の先生として、焼津のひな人形職人Fさんが来てくれた。 先生が作ったと言う、船の模型持参である。さすが職人さんだけあって、細かいところまで精密にできていて驚く。

 先生指導のもと、製作開始。とはいえ、難しいところはすでに製作済みで、材料も道具もすべてそろっているので、素人でも難なくできる。紙張りに少々手こずったが、なんとか完了。途中、ぶきっちょな下の子が紙を破りそうで、ハラハラである。3時間半くらいかかっただろうか。

 できあがった飛行機を手に、いざ飛ばしに出動~かと思いきや、まず室内で調整作業。主翼の向きや、重心を調整して、まっすぐ飛ぶようにする。そしていよいよ外で飛ばすことに。
071007_1519 携帯のカメラで撮ったので、ピンボケではあるが、こんな感じ。プロペラをグルグル回してゴムを思いっきり巻き、風に向けてやや下向きにそうっと飛ばす。飛行機は風に乗ってスーッと飛んでいく。最初は、左向きに旋回し、5mほどで地面に突っ込んでしまったのだが、先生に何度か調整してもらうと、空高く舞い、かなり遠くまで飛んでいった。作った子供たちがはしゃぐのは当然だが、調整している先生方もかなり楽しそうである。はじめはおそるおそる飛ばしていた子も、次第に大胆になる。木に引っかかってしまったり、道路に落ちてしまったりと、ハプニングもあった。羽には穴も空いた。だが、みんな笑顔である。

 楽しい時間はアッという間だ。穴の空いた羽も、張り方はわかったので、自分で直せる。予備の紙ももらった。また天気の良い日に、飛ばしてみよう。

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2007年10月 2日 (火)

[ド] アグリー・ベティ

 以前スーパーchで、コロンビアのドラマ「ベティ ~愛と裏切りの秘書室」を放送していた。さすがにコロンビアのドラマまで見る時間的余裕がなく、見そびれていたのだが、かなりの人気ドラマだった様子。そのドラマの、アメリカ版リメイクが、このアグリー・ベティだ。

 あこがれの雑誌社に面接に行くベティだが、容姿だけで面接も受けられずに帰宅することに。だが、彼女の姿を見たオーナーは、プレイボーイである息子(新任編集長)が手を出さないようにと、彼女を秘書に抜擢。何も知らずに仕事を引き受けたベティは、意気揚々と出社するが…

 舞台がファッション雑誌社であること、ベティが秘書であることなど、設定は元の作品と同様。(話の展開は違う感じ…) ファッション業界とは、およそ縁がなさそうな容姿のベティ、周りから何かと意地悪されるのだが、持ち前の明るさと、機転で切り抜ける。

 ベティは、容姿はイマイチだが、頭脳明晰でやる気満々だ。彼女の元気さは、周りにパワーを与えてくれる。そして編集長のダニエルは、プレイボーイだが、優しい一面もあるようだ。ダニエルを陥れようと躍起になっているウィルミナ役は、ヴァネッサ・ウィリアムス。歌手として、また映画や舞台に大活躍の彼女、今年44歳だが、まだまだ美貌は健在。意地悪な役をうまく演じている。また、わがままな顧客役で、ジーナ・ガーションが出ていた。

 社内に、ベティを良く思わない者が多い中、彼女の味方もできる。その1人クリスティーナ役は、「エキストラ」のマギーこと、アシュリー・ジェンセン。イギリスの女優さんだが、どうやら今年アメリカで結婚したようで、アメリカ進出? ベティの姉の息子ジャスティンの存在もおもしろい。なぜかファッションオタク。今後もいろいろとベティの役に立ってくれそうだ。

 ダニエルの父で、雑誌社のオーナーであるブラッドフォード役は、OCのケイレブ・ニコールこと、アラン・デイル。同じような意地悪な権力者の役だね。
 また、劇中劇(多分、南米のソープ?)の形で、サルマ・ハエックが出演しているのもおもしろい。

 今回は出てこなかったが、今後、オデッセイ5のニールことクリストファー・ゴーラムや、シックス・フィート・アンダーのフェデリコことフレディ・ロドリゲス、レベッカ・ローミン、デビ・メイザー、ルーシー・リューなども出演するらしい。楽しみだ。

 今年、エミー賞コメディ部門主演女優賞ほか2部門を受賞した。ゴールデングローブ賞も取ったらしい。NHKもなかなかおもしろいドラマを見つけてくる。

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[映] レディ・イン・ザ・ウォーター

 かなり微妙な映画。まず、シャマラン監督ということで、もうちょっと怖い映画、スリリングな展開を想像していたのだけれど、それは全くハズされた。それじゃ、おもしろくなかったのかと言うと、そうでもない。それじゃ、感動作かと言われれば、そんな感じもあるけれど、涙流すほど感動したワケでもない…

 アパートの管理人として、単調な毎日を過ごすクリーブランド。彼はある日、プールから出てきた謎の女性を保護する。名前はストーリー。作家に会うためにやってきたと言う。だが、相手の名前がわからないばかりか、男性か女性かすらわからない。彼女を帰そうにも、どこへ帰したら良いものか…

 かなりミステリアスな内容ではある。だいたい、ストーリーという女性の素性が謎だ。ナーフだというのだが、ナーフとは何?? だが、それがどういう者で、どういう目的をもって、何をしにやってきたと言うことは、次第にわかってくる。そして、その謎解きの過程を楽しむと言う映画なのだ。

 クリーブランドには、悲惨な過去があるらしい。そのためか、今は管理人として、単調な日々を過ごしている。だが、ストーリーとの出会いで、それが変わる。そして、アパートの住人の協力を得て、ストーリーのために奔走するのだ。

 自分の作品に毎回必ず顔を出すシャマラン監督だが、今回は、かなり重要な役で出演している。ストーリーがやってくることになった、まさに目的の人である。彼の書いている本は、後に多大な影響を世界に及ぼすらしい。だが、その辺りは詳しく描かれていない。一番気になるところなのだが。

 怖い映画を見ようと思って見るのならば、ハズされると思う。展開もゆっくりなので、眠くなってしまうかもしれない。だが、しがない管理人の中年男が、突然やってきた謎の女性のために、個性的な住人たちと共に謎解きをする物語だと思って見れば、それなりに楽しめるのではないか。

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