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2007年12月21日 (金)

家計簿のすすめ

 家計簿をつけているなんて、とても大きな声では言えない。4月からためていたレシートと、やっと向き合う覚悟ができた。およそ9ヶ月分の家計簿の一気つけである。そんなつけ方があって良いのかどうかわからないが、毎日こつこつとつけている方々からすれば、とんでもないに違いない。

 元々何をやっても長続きしない私のこと、家計簿も同じ形式で長く続いた試しがない。結婚してしばらくは忙しくてそれどころではなかった。仕事を辞めてヒマができた時、初めてつけてみる気になった。たまたま家計簿のフリーソフトを見つけたからだ。なかなか使い勝手が良く、ずぼらな私にもできそうだった。だが、パソコンを新しくしたら、そのソフトが使えなくなり、あっさり挫折。また新しいソフトを見つけたのだが、どうも使い勝手が悪く、また挫折。しばらく家計簿なしの生活に。

 思いついて、家計簿を買ってみた。オレンジページか何かの、売れ筋の家計簿だ。数年つけてみたが、計算が面倒になって、やはり挫折。また家計簿なしの生活に。

 だいたい、買った物をいちいち細かく分類するのが面倒くさい。スーパーで買い物をするだけでも面倒なのに、帰ってから主食がいくら、野菜がいくらなんてやってられない。だから、いつもおおざっぱにしかつけていなかったのだが、それでも続かないのだから、どうしようもない。出るものは出る。しょうがないのではないか。

 そんなある日、エクセルで家計簿をつけようと言う新聞記事が目にとまった。自分で家計簿を作るのだ。見れば簡単そうである。やはり家計簿はパソコンに限るとばかりに、さっそく家計簿づくりにとりかかった。数年前の事である。それ以来、同じ形式での家計簿が続いている。

 12月にもなって、4月分あたりからのレシートを見ながら金額を入力するのは、かなり気が重かった。レシートだけ見ても、何に使ったのか思い出せないこともある。それでも、だいたいわかったし、今年一年を振り返る良い機会でもあった。24日で締めているので、あと数日したら、今年の集計結果から、グラフを作る。毎年お決まりの作業だ。

 集計結果やグラフから、いろいろなことが見えてくる。大きな買い物をした年があったり、旅行が多かった年があったり。春あたりから外食が増え、12月ごろから減るとか、電気ガスの使用量から、その年の気候がわかったり。今年は意外と外食が少なかったが、おにぎりや弁当を買った回数が異様に多かった。ローンとパパの小遣いの占める割合が意外と高いことにも気づいた。

 だからなんだと言われてしまえば、それまでだ。私のつけ方では、ちっとも節約になっていない。やはり出るものは出る。それでもいいのではないか。そんなつけ方があってもいい気がする。

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[映] ロスト・イン・トランスレーション

 ソフィア・コッポラが監督して話題になった映画だ。彼女はどうやら女優としてよりも、監督の方が向いていたらしい。なかなかおもしろい映画だ。

 ハリウッド・スターのボブ・ハリスは、サントリーウィスキーのCM撮影のため1人で来日。だが、日本人スタッフと、イマイチ意志の疎通がうまくいかず、孤独を感じる。同じホテルに滞在中のシャーロットは、新婚早々、夫の仕事の都合で来日。だが、仕事に忙しい夫は、彼女をかまう時間がなく、寂しい毎日を送っていた。そんな2人が次第に親しくなり、日本での生活を楽しむようになるが…

 異国の地で孤独を感じた者同士が、意気投合して… と言う話だ。だが、特にビックリするような展開があるわけではない。彼らの関係は、あくまでもプラトニックだ。東京での生活が、淡々と描かれているだけなのだが、妙に共感を持てる部分がある。異国の地とまではいかなくても、引っ越しを経験した人ならば、ある程度共感できるのではないか。語り合える仲間の存在が、いかに大きなものか。

 最後のシーンもいい。現実的でいい。何かが起こりそうだけれど、起こらない。現実はそんなもの。でも、お互い悔いは残らないだろう。そんな感動的なシーンだった。

 ボブ役は、ビル・マーレイ。お得意のジョークを連発しているのだが、日本人には全く通じていない辺り、彼の孤独をよく表現している。シャーロット役はスカーレット・ヨハンソン。若く美しいだけに、寂しそうな笑顔がわびしい。高級ホテルの部屋で、窓辺に座るシーンが印象的だ。彼女の夫役は、ジョヴァンニ・リビッシ。フレンズで、フィービーの弟役、またマイ・ネーム・イズ・アールのラルフ役でお馴染みだ。また怪しい芸能人役で藤井隆が出ている。

 東京だったら、夜遊び以外にもっと楽しめることがあるだろうにとも思う。映像を見ていると、東京ってなんてお高く止まった、無味乾燥のつまらない街なんだろうと思ってしまう。けれど、そんなところばかりではない。下町情緒あふれるところだって、まだまだ残っているし、緑あふれる場所だってある。東京の冷たさを背景に描かれた映画というのが、唯一残念な点だ。

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2007年12月15日 (土)

[ド] ラスベガス

 ありそうでなかったドラマだ。舞台はラスベガスのカジノ。そこでセキュリティを仕切るスタッフの物語。だが、それだけでは見ようと思わなかった。ソープ上がりのイケメンや美女をそろえている、安っぽいドラマかと勘ぐった。だが、セキュリティ担当のボスが、ジェームズ・カーンなのである。これは見ずにいられまい。

 ボスの右腕ダニー・マッコイ。ルックスも良いが、頭の切れも抜群だ。ある日彼が、ホテルの一室で女性とベッドインしていると、そこにセキュリティ担当の人間が銃を持って押し掛ける…

 と言う、冒頭からいきなりスパイ映画のようなシーン。実は、やってきたのは彼のボスで、彼が寝ていた相手はボスの愛娘というオチである。だがこれで、職場の状況が一瞬で飲み込めた。

 彼らはカジノを常に監視している。不正を働く者はいないか、面倒を起こす者はいないか。怪しい動きを決して見逃さない。そして素早く対処する。またライバルカジノとの駆け引きもある。大物客を奪われないよう常に気を配る。スタッフの引き抜きもする。
 眠らない街ラスベガスで、彼らの仕事は休みなく続く。そんなストレスフルな日常に加え、ボスとの人間関係も難しい。ボスに信頼されてはいるが、娘のことで気まずい立場でもある。

 主役のダニー役は、トランスフォーマーのキャプテン・レノックス。そしてボスのエド役がジェームズ・カーン。ちょっと怖いボスだが、娘には甘いようだ。あとは、見慣れない顔が多いなと思ってみていたら、エドの妻役が、シェリル・ラッドで驚いた。50歳を超えているのだが、相変わらず美しい。

 2003年から始まったこのドラマ、アメリカでは現在シーズン5を放送中。ラスベガスを舞台にした、とってもスタイリッシュなドラマ。だが表向きの格好良さだけでなく、ベガスの裏も見せてくれそうだ。

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[ド] ヤングスーパーマン4

 なんだかんだ言って、もうシーズン4である。NHKで放送していたころは、毎回だいたいパターンが決まっていて、この分じゃそう長くは続かないだろうと踏んでいた。だが、クラークが地球に来た理由や、ルーサー親子の確執など、次第にストーリーが複雑になり、俄然おもしろくなってきた。そして4である。

 3の最後で、クラークはどこかへ転送されてしまい、ジョナサンは倒れてしまった。レックスは毒を盛られて倒れ、クロエは隠れ家ごと爆破され、ピートは母親と引っ越してしまい、さらにラナもフランスへ行ってしまった。ライオネル獄中で断髪のシーンが印象的だった。そして3ヶ月後…

 クロエの死亡で、残されたビデオレターを見た従姉のロイス・レインが登場する。クロエ死亡の謎と、クラーク・ケントの秘密を探るために、スモールビルへやってくるのだ。その途中、地球に戻ってきたクラークと偶然出会う。だがクラークはカルエルになりきっている。
 またジョナサンは昏睡状態で、マーサは夫と息子を一度に失った悲しみに耐えている。レックスは、奇跡的に回復したものの、透析が必要な体になってしまう。そして、彼は何かを探している。ラナは、フランス留学で新しいボーイフレンドもでき、楽しくやっているのだが…

 といったところから始まる。とにかく、まだ何がなにやらさっぱりわからないが、ライオネルが何かを企んでいることは確かだ。レックスもしかり。何を探しているのか。また、退場と思われたラナも関わってくるようで、興味深い。

 ラナのボーイフレンド役、どこかで見たぞと思ったら、スーパーナチュラルの兄貴の方だった。その時も、どこかで見たなと思っていたのだが、それもそのはず、ダークエンジェルや、ドーソンズ・クリークにゲスト出演していたようだ。
 さらにおもしろいのは、スワン博士(ご存じクリストファー・リーブ)の代わりとして出てきた、ブリジット・クロスビーなる女性。彼女は、スワン博士と共に研究していた(?)という設定で、重要な役割を果たすのだが、この役、マーゴット・キダーなのだ! そう、映画スーパーマンでは、クリストファー・リーブがクラーク・ケント、マーゴット・キダーはロイス・レイン。その彼女を使う辺り、実に気の利いた演出と言えよう。

 と言うワケで、日本ではまだシーズン4だが、アメリカでは今年シーズン7を放送中である。まだまだしばらくは楽しめそうだ。

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2007年12月14日 (金)

[映] トレインスポッティング

 長いこと見たいと思っていて、見逃していた映画だ。なんと言っても、ユアン大ブレイクのきっかけになった映画だろう。

 ヘロイン中毒のレントンたち仲間。何度もヘロイン断ちを決断するが、すぐに再開してしまう。そんなある日、赤ん坊が死に、仲間は刑務所へ。レントンは、両親の助けで本当に中毒から抜け出し、ロンドンでまっとうな仕事につき、順調に暮らす。だが、昔の仲間が押し掛けてきて…

 麻薬中毒の若者の話だ。最初の方は、「時計仕掛けのオレンジ」に似ているような気がする。自堕落な生活。人生の目標が見いだせない彼らは、麻薬におぼれる毎日だ。

 そんな彼らに転機となったのは、赤ちゃんの死。そして仲間の刑務所行き。なんとか免れたレントンは、苦しい治療の結果、なんとかヘロイン断ちに成功する。おもしろいのはここからだ。

 レントンはラッキーだ。散々ヘロインを打っていながら、感染せずに済んだ。投獄も免れた。ヘロイン断ちも成功したし、仕事も順調だった。同じようなことをしている仲間と、何が違うのか。お気楽人生な気がする。でもそういう人っているなとも思った。

 レントン役はユアン・マクレガー。ベグビー役はロバート・カーライル、たった一度の過ちからエイズに感染してしまったトミー役は、「ローマ」のボレヌスこと、ケビン・マクキッド。そして、レントンの彼女役で、ナニー・マクフィーの家政婦エバンジェリンこと、ケリー・マクドナルドが出ている。

 シビアな内容だが、映像はどこまでもお気楽だ。軽快な音楽に乗せ、麻薬による幻覚のような場面もある。おもしろおかしくできてはいるが、教訓もある。人生引き際が肝心

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2007年12月 9日 (日)

インスタントラーメン小学生レシピコンクール

 そもそも夏休みの宿題だった。いろいろなコンクールがあり、その一つがこれ。インスタントラーメンを利用した、アイデアレシピを考えて送ると言うもの。これをやれば、夏休みの宿題を1つやったことになるのだ。いつも一発で終わらせられる宿題ばかりを狙っていた下の子は、簡単そうと言う理由でこれを選んだ。一度作って書いて出せば終わるからだ。

 11月になり、宿題の事など遠い昔の話になっていたある日、電話が鳴った。下の子のレシピが予選を通過したと言う。大会がある事自体、よくわかっていなかった私としては、寝耳に水。なんのこっちゃ、である。よくよく聞けば、6000通を超える応募があり、各地区で地区大会→全国大会まであるらしい。これはすごいねと喜んだのもつかの間、中部地区大会の日は、上の子のロボコン大会の日と同じであることが判明。ロボコン応援に行く気満々だった私は愕然。けれど、いつも上の子のイベントにばかりつき合わせていた下の子の事を考えると、なんとしても行かせてあげたい。内容が内容だけに、夫に付き添いは頼めそうにない… しかし、なんでこんな滅多にないことが同じ日に??

 そしてやってきた12月8日(土)。ロボコン組とラーメン組(!)に別れて行くことに。早朝、ロボコン組を送り出し、ラーメンの材料の下準備。そしていざ名古屋へ。会場は名古屋文化短期大学。まるでホテルのようで、なんとも立派な建物である。キッチンもなかなかシャレた造りだ。アシスタントのお姉さんたち(この大学の先生方もいたらしい)もとても格好良い。今時の料理人である。下準備をして、説明を受けて、調理開始。

Photo 出場する子供たちは20人。4人で1テーブルで、各テーブルにアシスタント2人。カメラマンや、スタッフ多数で、ごった返していた。我々保護者は近寄れない。小さなカメラではろくな写真が撮れないと気づく。

 順番にラーメンができあがり、3人の審査員の元へ運ばれる。試食してもらっている間、簡単なインタビューを受け、その後講評を聞く。家では一番テンションの高い下の子だが、一歩外に出ると別人のようになってしまう。この日も、一番つまらなそうな表情だったので、インタビューが気がかりだったが、うまく切り抜ける。

Ramen

 なんとか作業を終え、私はラーメンを試食(何度食べたことか…)。そうこうしているうちに、授賞式が始まるからと、別会場へ移動させられる。やれやれ、やっと終わった、これで帰れる… と、ボーっとしていると、優秀賞のところで名前を呼ばれた。どうやら全国大会行きが決まってしまったらしい。まんざらでもなさそうな表情のご本人。

帰りの電車の中で、「優秀賞だよ!!」と何度も何度も言っていた。相当うれしかったのだろう。なにより、賞品として、図書カード5000円分というのが一番うれしかったようだ。

 また来週、今度は東京へ行って、ラーメン作らなくちゃならないのかー、と言うのが本音のようだ。私も正直、同じラーメンばっかり食べ飽きた。でもまぁ、こんな経験、初めてだし、今後2度とないかもしれない。来週も楽しんでこよう。ちなみに下の子のレシピは、ウェブサイトのお料理のページに載せてみたので、興味のある方はどうぞ。
http://www.ne.jp/asahi/mikey/showcase/cooking.htm

 そして上の子のロボコンは、どうやら予選リーグを勝ち残れなかったらしい。アイテムの規格が違っていた(これは酷いよね)のに、先生は抗議もしてくれなかった(これも酷い)とか、リーグのチーム分けが不公平だったとか、文句タラタラだ。というのも、予選グループ間のレベル差が激しく、彼らは優勝したチームと当たって僅差で負けてしまったが、もっと低い点で勝ち残ったチームもあるとのこと。しかも彼らと同レベルの友達のチームは2位、全国大会出場なのだ。納得がいかないのだろう。でも、よく考えてみれば、去年、君たちが出られたのも、実力3位のチームが同じ目にあっていたからこそ。リーグ戦とはそういうものなのだ。

 上の子の敗退を知った下の子、「ママ、こっちについてきて正解だったでしょう?」としきりに言う。親としては、両方見たかった、それがホンネである。

インスタントラーメン中部地区大会の様子はこちら。
http://www.instantramen.or.jp/cooking/syougaku2007/tyubu.html

インスタントラーメン全国大会の様子はこちら。
http://www.instantramen.or.jp/cooking/syougaku2007/sokuho.html

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2007年12月 5日 (水)

[映] カオス

 銀行強盗と、それを追う刑事の話なのだが、なかなかおもしろい。途中で結末がわかってしまったのが少々残念だが…

 強盗グループが、銀行に人質をとって立てこもった。そしてリーダーが交渉役に指定してきたのは、謹慎中だったコナーズ刑事。だが、犯人たちは見事に逃げおおせてしまう。しかも、何も盗んだ様子がなく…

 冒頭に、コナーズ刑事の過去が出てくる。人質事件で、犯人と人質を射殺してしまった刑事の1人なのだ。そのため謹慎中だった彼。この事件が、今回の事件と深く関わっていることがわかる。さらに、強盗グループの本当の目的は何か、リーダーのローレンツなる男は何者なのか。次第に謎が明らかになる過程がおもしろい。ベテラン刑事と新人刑事のやりとりも楽しい。結末も痛快だ。

 最初から予想を立てるもよし、見ながら謎解きをするもよし。何も考えずスリルを楽しむのもまたよし。ジェイソン・ステイサム、ウェズリー・スナイプス、ライアン・フィリップそれぞれの個性が楽しめる作品だ。

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[映] ウェディング・クラッシャーズ

 タイトルから、結婚をぶちこわす奴らなのかと思ったが、どうやら「結婚式荒らし」と言うことらしい。全く知らない、赤の他人の結婚式の潜り込み、バカ騒ぎをして女の子をナンパする奴らの話だ。オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ボーンが、見事なチームワークを見せてくれる。

 ジョンとジェレミーは仕事でもパートナーだが、私生活でもパートナー。赤の他人の結婚式に潜り込み、散々楽しんだ挙げ句、目当ての女性をお持ち帰りする。彼らはウェディング・クラッシャーズ、結婚式荒らしだった…。結婚式シーズンが始まり、彼らはパワー全開。あらゆる結婚式で楽しみまくるが、あこがれの某大物政治家の娘の結婚式で、花嫁の妹に一目惚れしてしまったジョン…

 プレイボーイたちだ。オンシーズンには、女と遊びまくっているのだろう。披露宴での楽しみ方も心得ているし、パーティ対応のシナリオも何パターンか準備されているらしい。そんな彼らが、本気になってしまう相手が現れるのだ。まずジョンが一目惚れしてしまったのは、花嫁の妹クレア。

 クレア役は、前述の「幸せのポートレート」で、少々意地悪な妹を演じたレイチェル・マクアダムス。こちらでは、とてもキュートな女性を演じている。おもしろいことに、「幸せの~」ではルーク・ウィルソン、こちらはオーウェン・ウィルソンで、レイチェルは兄弟と共演している。(オーウェンが兄ね)

 散々遊んできたプレイボーイたちが、真実の愛を見つけると言うお話だ。オチは見えているのだが、その過程はなかなか楽しい。大物政治家役はクリストファー・ウォーケン。かなり怖いと思うのだが(^o^;、そんな一家の自宅へ招待されてのこのこ行ってしまう辺り、彼らの度胸はただ者ではない。かなり怖そうなのに、実は娘に甘い父親だったりするのもおもしろい。夫の浮気を知っていて、自分も… と考えている妻役のジェーン・シーモアも笑えるし、もう1人の妹に強引に迫られてタジタジのジェレミー役ヴィンス・ボーンもいい。気軽に見られるラブコメだ。

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[映] 幸せのポートレート

 なんだかなーのタイトルだが、原題を見れば映画の概要がわかるだろう。「The Family Stone」。ストーン家の物語だ。しかも、クリスマス休暇に長男がフィアンセを連れてきた時の…

 クリスマス休暇。キャリアウーマンのメレディスは、恋人エヴェレットの実家へ行くことになる。エヴェレットの家は大家族。全くうち解けることができず、家族からも受け入れられないと感じた彼女は、味方を増やそうと妹ジュリーを呼び寄せるのだったが…

 恋人の家族に会うのは、緊張するものだ。少しでも良く思われたいと願うだろう。だがメレディスの場合は、まず数で圧倒されてしまう。さらに、最初に会っていた妹のエイミーの印象が悪かったらしく、ヤな女という先入観をすでにもたれているので、ますます不利だ。おまけに、たよりの恋人もあまり自分に味方してくれない。逃げ出したくなるのは当然といえよう。

 ここでおもしろかったのは、メレディスの緊張の糸が切れたとき。彼女の本質を、会った瞬間から見抜いたヤツがいた。エヴェレットの弟のベンである。さらに、メレディスが味方にと呼んだ妹ジュリーを、一目見て惚れてしまうエヴェレット。をいをい…の展開だが、相性があると言うことか。

 個性的な家族の面々だ。ダイアン・キートン演ずる母親はかなりオープンだ。ゲイの息子も、他の息子たち同様愛している。子供たちとセックスの話もしてしまう。明るく、話のわかる人間だが、メレディスをエヴェレットの妻に迎えることにはどうしても賛成できないでいる。なぜか。
 はじめ、よってたかってメレディスをいじめているように見えた。母親までもが、結婚に賛成ではないと陰で言う。一見暖かい家族なのに、なんて酷い… と思っていたが、見ているうちに気がついた。彼女を迎えることに反対なのではなく、エヴェレットには合わないと感じていたのではないかと。そう、相性なのだ。

 この家族を見ていて、ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」に似ているなと思った。元気の良い、タフなお母さんを中心に、兄弟姉妹が仲良く暮らす一家で、ゲイの息子がいて… 大家族とは無縁だったので、なんだか少々うらやましい光景だ。アメリカの、とある大家族のクリスマス騒動だ。ちょっとコミカルで、切なく、暖かい物語。

 

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