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2007年12月 5日 (水)

[映] 幸せのポートレート

 なんだかなーのタイトルだが、原題を見れば映画の概要がわかるだろう。「The Family Stone」。ストーン家の物語だ。しかも、クリスマス休暇に長男がフィアンセを連れてきた時の…

 クリスマス休暇。キャリアウーマンのメレディスは、恋人エヴェレットの実家へ行くことになる。エヴェレットの家は大家族。全くうち解けることができず、家族からも受け入れられないと感じた彼女は、味方を増やそうと妹ジュリーを呼び寄せるのだったが…

 恋人の家族に会うのは、緊張するものだ。少しでも良く思われたいと願うだろう。だがメレディスの場合は、まず数で圧倒されてしまう。さらに、最初に会っていた妹のエイミーの印象が悪かったらしく、ヤな女という先入観をすでにもたれているので、ますます不利だ。おまけに、たよりの恋人もあまり自分に味方してくれない。逃げ出したくなるのは当然といえよう。

 ここでおもしろかったのは、メレディスの緊張の糸が切れたとき。彼女の本質を、会った瞬間から見抜いたヤツがいた。エヴェレットの弟のベンである。さらに、メレディスが味方にと呼んだ妹ジュリーを、一目見て惚れてしまうエヴェレット。をいをい…の展開だが、相性があると言うことか。

 個性的な家族の面々だ。ダイアン・キートン演ずる母親はかなりオープンだ。ゲイの息子も、他の息子たち同様愛している。子供たちとセックスの話もしてしまう。明るく、話のわかる人間だが、メレディスをエヴェレットの妻に迎えることにはどうしても賛成できないでいる。なぜか。
 はじめ、よってたかってメレディスをいじめているように見えた。母親までもが、結婚に賛成ではないと陰で言う。一見暖かい家族なのに、なんて酷い… と思っていたが、見ているうちに気がついた。彼女を迎えることに反対なのではなく、エヴェレットには合わないと感じていたのではないかと。そう、相性なのだ。

 この家族を見ていて、ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」に似ているなと思った。元気の良い、タフなお母さんを中心に、兄弟姉妹が仲良く暮らす一家で、ゲイの息子がいて… 大家族とは無縁だったので、なんだか少々うらやましい光景だ。アメリカの、とある大家族のクリスマス騒動だ。ちょっとコミカルで、切なく、暖かい物語。

 

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