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2008年1月 1日 (火)

[映] ウェザーマン

 ウェザーマン、つまりお天気キャスターの物語だ。ニコラス・ケイジがウェザーマン。

 シカゴのローカル局のお天気キャスター、デイヴィッド。年収もなかなかいい。だが妻とは離婚、時々子供に会うだけの生活だ。家族でやり直したいと考えた彼は、全国ネットのお天気キャスターを目指す。合格すればきっとやり直せる、そう信じて。そんなある日、父の病気が発覚し…

 あるお天気キャスターの私生活を描いた映画だ。デイヴィッドは、とにかく間が悪い。何をやってもタイミングが悪いのだ。そんな彼に愛想を尽かせた妻は、もうすでに新しい恋人との生活を準備している。だが、どうしてもそのことを受け入れられないデイヴィッドは、なんとか妻とやり直したいと考える。全国ネットに移れば、きっとうまくいくと信じ込む。

 彼の仕事は、グリーンスクリーンの前で天気予報のカンペを読むだけ。予報の資格は持っていない。それに対して彼の父は、まさに理想的な父だ。若くして才能を開花させた彼は、ピューリッツァー賞まで受賞した人物。その上、良き父親でもあったらしい。父であるデイヴィッドよりも、孫の事をよく見ている。そんな父を愛しつつ、コンプレックスを持っている。何をやっても父を超えられない。

 私生活では全く良いところのないデイヴィッドだが、仕事の才能はある。実際、全国ネットのお天気キャスターに選ばれるのだ。年収もぐっと増える。だが、彼は満たされない。

 結果的に、彼はおそらく満たされないままだ。妻との復縁はかなわず、子供たちと会うこともままならなくなるのだろう。だが、全く良いところのないデイヴィッドにも、少しずつ変化が現れる。人との接し方、子供との接し方に変化が見られるのだ。その変化は、ちょっとしたことがきっかけで起こる。キーワードはアーチェリーだ。

 デイヴィッドの父演ずるマイケル・ケインが、良い味を出している。また、母親役でサンタバーバラのソフィア・キャプウェルこと、ジュディス・マコネル(懐かしい!)が、怪しいカウンセラー役でアリー・マクビールのビリーこと、ギル・ベローズが出ている。最近格好良い役ばかりのニコラス・ケイジが、さえない男役というのもおもしろい。

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