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2008年1月 5日 (土)

[映] もしも昨日が選べたら

 他の映画を見に行ったとき、隣の映画館で上映して気になった作品。でもその時お金払って見なくて良かったと、心底思った。

 2人の子供たちと妻のいるマイケル。家族との時間を過ごしたいと思いつつも、仕事に追われる毎日。家の中にころがる各種リモコンを、なんとか1つにできないものかとホームセンターへ。そこで謎の男から、万能リモコンを手渡された…

 ズバリ、これはドラえもんから新しい道具をもらったのび太くんのお話である。「もしも昨日が選べたら」と言うよりは、「万能リモコン~(ドラえもん風に)」とか、原題をいかして「クリック!」とかの方が良いのではないか。だって、昨日は選べないのだから。

 このリモコンは、過去を見ることはできても、やり直すことはできない。そのくせ、早送りはしっかりできる。この設定では、話の結末は見えているだろう。実際、万能リモコンが出てきた段階でオチまでわかってしまった。各自の持ち時間は限りがある。それを浪費するなんて、なんてもったいない。この男のしていることには、まったく共感できない。

 だが、そんな彼が、最後には改心する。それが唯一の救いか。ドラえもんにも似たような話があったなと、ふと思った。

 アダム・サンドラーは大好きだ。妻役はケイト・ベッキンセールだし、謎の男はクリストファー・ウォーケン。上司はデヴィッド・ハッセルホフだし、妻の再婚相手はショーン・アスティン(ロード・オブ・ザ・リングのサム!)、妻の友達役で、「ジョーイ」のエージェント、ボビーことジェニファー・クーリッジも出ている。それなのに、なんだかな~。

 とはいえ、おもしろいシーンはたくさんある。なにせ、夢のリモコンである。騒音のボリュームを下げたり、嫌なことは早送りしたり、過去をもう一度再生したり。自分が生まれるところを自分の目で見るなんて、普通じゃできないし。嫌な上司を目の前で一時停止しておいて、平手打ちするなんて、やってみたい人多いだろうな。

 かといって、ファミリー向けかと言うと、そうでもない。お子さまにはちょっとお勧めできない。実は、子供と楽しめるコメディだと思って、下の子と一緒に見ていたのだが、下ネタ連発で、意味を聞かれて少々困った。笑えるし、楽しめる映画だとは思うが、斬新さはない。

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Click (2006年) 監督:フランク・コラチ 出演:アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセール 仕事が忙しく、家族の相手が出来ない男が自分の人生を操作できる万能リモコンを手に入れたことから起こる騒動を描くコメディ。 主人公が万能リモコンを使えば使うほど、どんどん不幸になっていき、どんな結末になるのかと思っていたら、夢オチだったのでがっかりした。 結局“仕事よりも家庭を優先することが大切である”をテーマにしたよくある話の一つで、邦題にあるような、昨日を選択する話ではない。 アメリカのコメディ... [続きを読む]

受信: 2008年1月11日 (金) 00:22

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