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2008年3月 5日 (水)

[映] ホリデイ

 ちょっといい気分になれる、ホッとする映画だ。イギリスとアメリカが舞台、ケイト・ウィンスレット、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックの4人の、恋の物語。

 ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人を忘れられずにいた。そんなある日、彼が他の女性と婚約したことを知る。ショックで落ち込むアイリス。一方、LAで、映画予告編製作会社を経営するアマンダは、同棲していた恋人の浮気に気づき、彼を追い出す。気分を変えたいと考えたアマンダは、HPで偶然みつけた田舎の家で休暇を過ごすことを思いつく。それはまさにアイリスの家で、2人はお互いの家を2週間交換することにするが…

 ホーム・エクスチェンジって、おもしろそうだ。アマンダは、LAの豪邸に住んでいる。一方アイリスは、ロンドンから40分という郊外の、質素な家に住む。全く違う環境に、それぞれ飛びこんだワケだが、それぞれに出会いがある。

 アマンダは、偶然やってきたアイリスの兄グレアムと深い仲になる。これはありがちな展開である。これだけなら、つまらない映画だ。だが、グレアムにはちょっとした秘密がある。そして、これが2人の関係をより複雑なものにするのだが、心温まるシーンでもある。
 一方、アイリスは、夢のような豪邸に大はしゃぎだ。そして、偶然やってきた、アマンダの元彼の友達マイルズと出会う。彼には恋人がいる。とりあえずは友達だ。だが、頼りになる友達である。一緒にいて楽しい。場を盛り上げてくれる。そして、大切な時にそばにいてくれる。映画音楽製作者という、彼の設定もおもしろい。

 さらに、アイリスには、この映画の要とも言える出会いがある。隣人である。この隣人の存在が、映画をより深いものにしている。イーライ・ウォラック演ずるアーサー・アボットは、年輩の脚本家。彼との出会いで、アイリスは心の安らぎを得る。最後の方に出てくる、彼をたたえる会のシーンは本当に感動的だ。

 遠距離恋愛。さて彼らはどうするのか。大晦日はグレアムの家(ロンドン)で過ごしたようだが、年の半分くらいはLAでも過ごして欲しい。だってアーサーがさびしくなってしまうもの。

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