[映] ジャンパー
春休み映画館ハシゴ企画第2弾、午後の部である。同じく、時間の都合で吹き替え版になってしまった。
高校生のデヴィッドは、ある日凍った川に転落。死を意識したその瞬間、全く別の場所 …図書館へ瞬間移動してしまう。自分の能力に気がついたデヴィッドは、酒浸りの父のいる家を離れ、1人で暮らすことに。だがある日、彼は命を狙われる…
デヴィッドの能力は瞬間移動だ。一度行ったことのある場所ならば、念じただけでそこへ移動できる。すばらしい能力だ。だが、それ故に、彼らを恐れ、抹殺を図る組織があった。パラディンである。これはジャンパーとパラディンの戦いの物語だ。
瞬間移動できるのならば、怖い物ナシなのではと思う。見つかっても、すぐに逃げれば良いのだから。だが、敵も侮れない。ジャンプできない条件を知っている上に、ジャンプ直後ならば、追っていけるらしい。彼らが闘うシーンは迫力満点だし、スリリングだ。なんたって、パラディン代表は、サミュエル・L・ジャクソンなんだもの。
とはいえ、どうもストーリーの掘り下げは少々足りない気がする。わからない部分も多い。ジャンパーを恐れる気持ちはわかるけれど、なぜ抹殺しなければならないのか。
デヴィッド役はヘイデン・クリステンセン。彼の相手役は、OCのサマーこと、レイチェル・ビルソン。デヴィッドの、失踪した母役がダイアン・レイン。なかなか重要な役割だ。ちょっとヒーローズのような展開だが、そこまで深くはなさそう。いや、続編を考えて、あえてこのくらいにしているのか??
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