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2008年4月30日 (水)

[映] デジャヴ

 タイトルから想像して、ちょっと超常現象的なお話かと思ったのだが、全く違った。SFなのだ。だが、恋の物語でもある。

 ニューオリンズのフェリーが爆発した。犠牲者500人以上。アルコール・タバコ・火器取締局(ATF)のダグは、捜査の結果、何者かによる、故意の爆破であることを知る。さらに、現場にあったある女性の遺体は、爆破の犠牲者ではないことに気づき、この女性が事件の鍵を握ると考える。一方、事件の調査をしていたFBIは、ある特殊装置を使って事件を解決しようとしていた…

 平和な光景が、一瞬にして惨劇にと変わる冒頭は、本当に恐ろしい。幼い子供までもが犠牲になる。そして捜査をするダグやFBI。この辺りまでは、普通の映画である。だが、この後、FBIの特殊装置が出てきたところから、徐々に方向が変わってくる。SFだ。

 まず最初に、事故現場の映像が見せられる。だが事故は起きていない。4日と6時間前の映像だと言う。それをリアルタイムのように見られる装置だというのだ。なんとまぁ、ビックリ。だが、このくらいなら、できそうな気もする。そして、この装置を使って捜査をすることになるのだが、建物の中の様子まで、あらゆるアングルで見られると言うのだ。これはもうSF。

 ダグは、クレアの遺体を見た瞬間から、おそらく恋に落ちたのだろう。事件の捜査をするのも、彼女を殺した犯人(爆破犯)を捕まえるため。そして犯人は見つかるのだが、彼の気持ちは晴れない。そう、犯人が見つかっても、彼女は生き返らないのだから。

 ところが、ダグは諦めないのだ。彼女を救うためにある行動を起こす。SFとしてはかなりムリのある設定の気もするが、なかなか面白い。起こってしまったことを変えようとするのに、なかなか思ったようには変わらない。

 ダグ役はデンゼル・ワシントン。少々恰幅が良くなった気もするが、まだまだセクシーだ。FBIエージェントの1人にヴァル・キルマー。また博士役で、「ジョーイ」のジミーなどでお馴染みアダム・ゴールドバーグ。犯人役はジェームズ・カヴィーゼルだ。

 全体としては(少々ムリがある部分もあるが)面白い。ただ、犯人の動機が今ひとつよくわからない。愛国者だというのに、なぜ国民を狙うのか。

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