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2008年5月10日 (土)

[映] レイヤー・ケーキ

 ダニエル・クレイグ主演のイギリス映画。麻薬ディーラーのお話だ。ジェームズ・ボンドとはまたちょっと違った魅力。こういうのもいい。タイトルのレイヤー・ケーキというのは、クリームなどをはさんで層になっているケーキのことだが、どうやら麻薬の世界も、階層社会らしい。

 彼は麻薬ディーラー。頭もよく、仕事もキッチリしているので、信頼されている。コツコツと金をため、そろそろ引退しようと考えたい矢先、ボスから重大な仕事を任されることに。それは、ボスの親友の娘を探し出すこと、そして、大量のブツの処分。仲間と手分けして仕事を進めようとする彼は、ボスのワナにはまっていく…

 最後の方になって気づいたのだが、ダニエル・クレイグ演ずる主人公の名前がいっさい出てこない。彼の視点で描かれているので、彼の名前を言う必要がないのだが、最後まで名前を明かさないのだ。それには、彼なりの理由があるようだ。

 彼は、いわば中間管理職。ケーキの真ん中辺りだろうか。それなりに仕事をこなし、蓄えもできた。そろそろ引退と考えるのは当然だろう。だが、そう簡単にはいかない。ボスは大きな仕事をもってきた。これを片づけたら引退しよう、そう考える。だが、次第に、ボスの策略が見えてくる。その辺りが一番の見所だ。

 ボスの親友エディ・テンプル役で、マイケル・ガンボン。ボスの右腕ジーン役で、新スタートレックのオブライエンこと、コーム・ミーニー。また、主人公の相棒モーティ役は、ハリー・ポッターシリーズのキングスレー・シャックルボルトでお馴染み、ジョージ・ハリス。

 ドロドロした闇の世界だ。その割には軽快な映画と言える。前半登場人物を覚えるのが少々大変だが、そこさえ押さえておけば楽しめる。

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