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2008年6月29日 (日)

ライラの冒険3部作

 映画「ライラの冒険」を見てから、どうもお話が消化不良気味で気になっていた。3部作なのだから、完結しないのはわかっていたのだが、それにしても説明不足過ぎる気がしたのだ。一緒に映画を見た下の子もそう思ったらしく、さっそく原作本を全巻購入、読み始めた。

 まず、邦題では「ライラの冒険」となっているが、原題はただの「黄金の羅針盤」。冒険するのも、ライラだけではない。各作品に、重要なアイテムが登場し、それがそれぞれのタイトルとなっている。

 原作と映画が違うのはしょうがないとは思うが、かなり変えてある気がした。だいたい、コールター夫人は、黒髪らしい。ニコール・キッドマンがブロンドだから、変えたのか? 確かに、彼女はコールター夫人のイメージにピッタリだと思うが、映画のおかげで、すっかりブロンドのイメージになってしまった。 

<第1巻 黄金の羅針盤>
 ここで登場するアイテムは、黄金の羅針盤。実際には羅針盤ではなく、アレシオメーター(真理計)と呼ばれる物。これを使うことで、あらゆる疑問に対する答えを得ることができる。だが、これを使いこなすのはかなり難しいらしい。ライラは、これを頼りに冒険することとなる。舞台は、ライラのいる世界。ダイモンがいる世界だ。 

<第2巻 神秘の短剣>
 ここでは、ウィルと言う少年が登場。彼が住む世界は、私たちのいる世界らしい。不幸な生い立ちの少年だ。彼は、偶然、別の世界への入り口を見つけ、迷い込む。そして同じく偶然その世界へやってきたライラと出会う。二人は神秘の短剣を見つけるのだが、この短剣は、他の世界への窓を開くことができる上に、何でも切れるものすごい短剣らしい。この短剣を使って、ウィルとライラは、数多くの世界を冒険することになる。 

<第3巻 琥珀の望遠鏡>
 2作目で出てきた、ウィルの世界に住むメアリーという博士が、不思議な導きで作り上げるのが、琥珀の望遠鏡だ。この望遠鏡を使えば、人の目には見えない「ダスト」が見える。そして、世界で起こっている不思議な現象の謎を解く。

 独特の世界観だ。ダイモンという物の存在。他の世界が複数存在すると言う考え方。そこへ出入りできる窓。ダストという謎の物質。魔女や天使、ミュレファなどの不思議な生き物や、スペクターなどの存在。そして、ウィルとライラは冒険を通して、成長する。そう、彼らの成長の物語でもある。映画の続編が楽しみだ。だが、もう少し原作に忠実に作って欲しいな。

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[映] ラストホリデイ

 クイーン・ラティファ主演のコメディ。いつもとはちょっと違った彼女が見られる。

 デパートの実演販売員として働くジョージア。内気な彼女は、同じ職場の同僚に憧れるが、なかなか言い出せず。自分の夢をスクラップブックに貼る毎日。そんなある日、頭部CT検査の結果、脳に腫瘍があることが判明。余命3週間と言われた彼女は、残り少ない人生を、悔いの無いように生きようと決意。夢をかなえ始める…

 内気な女性の役というのが面白い。所属する聖歌隊でも控えめに歌っている。クイーン・ラティファが!! メイクもいつもと全然違う。(眉が違う?) 料理上手な彼女は、せっかく作ったごちそうも、自分では食べずに、友達に振る舞う。ダイエット中というのが笑える。当然、あこがれの彼にもうち明けられないし、嫌みな上司に文句の1つも言えない。

 そんなある日、うっかり頭を打って気を失い、病院でCT検査を受ける。そこで偶然、腫瘍が発見されるのだ。自分の保険では手術費用が出ないことがわかる。(アメリカらしいね) 自費で受けるには高額すぎる。余命は3週間。なんとまぁ、急なこと。

 コメディだということと、怪しげな医師(中古のCTだって(^o^;)、大した説明もなしに、いきなり余命3週間と言う急な話で、だいたい結末は想像つくのだが、それはそれ。やりたいことを1つずつかなえ始めたジョージアを見ているだけで楽しい。クイーン・ラティファの本領発揮である。

 ジョージアのあこがれの彼役は、LLクールJ。自己中の感じ悪いデパート・オーナー役に、ティモシー・ハットン。あこがれのホテルのシェフ役に、ジェラール・ドパルデュー。上院議員役で、ホミサイドのマイク・ジャデーロことジャンカルロ・エスポジート。

 できすぎのストーリー展開は、この際いいだろう。余命3週間という割には明るく、ちょっと心温まるシーンもあり、なかなか楽しめる。

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[映] アーサーとミニモイの不思議な国

 チャリチョコのフレディ・ハイモア君主演のファンタジーということで、ちょっと気になっていた。声優陣も豪華だし、監督がリュック・ベッソンと聞いてちょっとビックリ。なかなかかわいらしい作品だ。

 祖母と二人で暮らすアーサーは、ある日、自宅が立ち退きの危機にあることを知る。頼みの綱は、祖父が庭に隠したと言う宝石。それを探すため、アーサーは、自宅の庭へ、冒険の旅にでかけるのだった…

 設定は、なんだかグーニーズに似ている。金銭的に困って立ち退きを迫られているが、財宝を見つけることで、切り抜けると言う結末だ。だが、今回は、グループではなく、アーサーが1人でミニモイの国へ乗り込む。

 なかなかワクワクする設定だ。ミニモイの国でのアニメーションは、まるで本物の人形のようで見事だ。フレディ・ハイモアくんの、実写部分での演技もいい。ミニモイの国=自宅の庭というのは、「ミクロキッズ」のようで面白い。映像的にはとても楽しいし、声優陣も豪華だ。(ミノ役を、マルコムのデューイこと、エリックくんが吹き替え!)だが、ストーリーが少々物足りない気がする。

 アーサーの両親は旅行中(?)のようだが、この二人の存在理由が、まずよくわからない。立ち退きの危機の真っ最中に、突然戻ってくるのだが、何の役にも立たない。なぜか突然現れたアフリカの部族は、なぜ突然やってきたのか。どうやってきたのか。だいたい、今まで無職の祖母と二人で、どうやって暮らしてきたのか。

 冒険ファンタジーと考えると、もうちょっと深く知りたい気がするのだが、どうやらこれはリュック・ベッソン氏が手がけた絵本が元になっているらしい。難しく考えなければ、それなりに楽しめるかな。

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2008年6月23日 (月)

[映] ザ・シューター

 マーク・ウォールバーグ主演のアクション映画。彼が、タフなシューターぶりを見せてくれる。知らなかったのだが、狙撃手は、狙撃するシューターと、風などの状況を読んで指示を出すスポッター(観測手)が、チームを組んで行動するらしい。

 名狙撃手スワガーは、アフリカでの任務中、相棒を失う。3年後、軍を辞めて山奥で暮らす彼の元へ、大佐と名乗る男がやってくる。大統領の暗殺をもくろむ一味がいるらしく、計画を阻止するために、彼らの立場に立って、狙撃に適した場所を見つけて欲しいと言うのだ。さっそく大統領の遊説予定地を見て回ったスワガーは、適した場所を見つけるが…

 国のためにと思って軍で働いていたスワガーは、相棒を失ったことで軍を辞める。山奥でひっそりと生活していた彼のところへ、再び国から仕事の依頼。国のためにと言う言葉に、再び立ちあがるのだが、これはワナだった。狙撃犯に仕立て上げられてしまうのだ。

 それに気づいたスワガーは、なんとか逃げ延びるのだが、状況は悪すぎる。何しろ、狙撃に適した場所を下見しているのだから。誰も彼の事を信じてくれないと言う状況の中で、1人孤独に戦う事になる。彼の兵器に関する知識と、行動力には驚かされる。現場経験が相当あるのだろう。傷の手当ての知識もすごい。

 次第にわかってくる事実。大きな敵だと気づく。だが彼は最後まで諦めない。少々荒っぽく、強引ではあるが、ケジメをつけるのだ。見ていてかなり爽快である。

 悪役であるジョンソン大佐役に、ダニー・グローバー。最近悪役が多い気がする… また、彼の黒幕である上院議員役は、ホミサイドのボランダー刑事こと、ネッド・ビーティ。FBI局員役で、ボスパブやNIP/TUCKのローナ・ミトラ、OCのジミー・クーパーやダメージのトムことテイト・ドノバンなど、脇をテレビ勢が固めている。

 1人孤独に戦うと書いたが、正確にはちょっと違う。いろいろな人の助けを借りるのだが、最終的には相棒を見つける。この相棒、ちょっと頼りない感じの新米FBI捜査官役を、マイケル・ペーニャ(ワールド・トレイド・センターのヒメノ)が演じているのだが、頭はいいようで、なかなか頼もしい相棒になる。やっぱり1人はつらい。どんなに強い人でも、相棒は必要だね。

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2008年6月22日 (日)

[ド] LOST4 (#73)

 開始当初より失速した感じはあるが、続きが気になっていたLOST。シーズン4の#1をAXNで先行放送した。前回、ついに脱出なるか… と言うところで終わっていた。

 今まで、島での生活の合間に、事故以前の彼らの生活が、挿入されていた。だが、#72にもあったことだが、今回挿入されているのは、どうやら過去ではなく、島を脱出した後の話らしい。つまり、島から脱出することに成功したと言うことか。前回は、ジャックを中心に、ケイトが出てきたのだが、今回はハーリーもいたので、この3人は脱出したのだろう。だが、ハーリーは情緒不安定。何かがおかしい。島へ帰ると言っているのだ。これはどういうことか??

 外部との通信に成功したジャックたち。だが、逃げるべきだと言うベンとロック。一方、デズモンドは、チャーリーの犠牲の元に海中基地を脱出し、女とその仲間たちは味方ではないことを告げる。結局、助けは来ない、かえって危険だと言うロックに賛同する者、助けは来る、島を出られると言うジャック(とケイト)に賛同する者、2派に分かれてしまうことに。

 これらのことから想像すると、ジャックたちは帰国に成功したものの、なにか重大な問題に悩まされ続けることになると言うことなのか。島にまだ残っているメンツもいるのか。

 あの島はいったい何なのか。ベンは何を知っているのか。電話の相手は何者なのか。私の当面の心配事は、最終回までに「全ての謎が解決するのか?」だ。



 

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2008年6月21日 (土)

[映] アンノウン

 何もわからないところから始まる、不思議な映画だ。次第にわかる事実、どんでん返しがおもしろい。

 倉庫で目覚めた男。周りを見回すと、イスに縛り付けられている男、手錠につながれて撃たれている男、顔から血を流して倒れている男… みんな意識がなく、生死も不明。おまけに、自分が何者かもわからない。外へ出ようとするが、窓には全て鉄格子がしてあり、扉は1つで、分厚い鉄製。暗証番号がわからず開けられない。
 そうこうするうちに、みんなが意識を取り戻す。だが、彼同様、記憶が全くない。いったい何があったのか、これからどうすればいいのか?

 みんな記憶がないので、役名がない(^o^;。最初に目覚めた男→ジーン・ジャケットの男(ジェイムズ・カヴィーゼル)は、イスに縛られている男(ジョー・パントリアーノ)を助けようとするが、ランチャー・シャツの男(バリー・ペッパー)や、鼻を折られた男(グレッグ・キニア)に止められる。縛られているのにはワケがあるハズで、何もわからない状態でほどくのは危険だと言う判断らしい。

 そのうち、新聞記事を見つけ、自分たちのうち3人が誘拐犯、2人は人質だとわかる。さて誰が誘拐された社長で、誰が犯人なのか。なんとか脱出できないものかと、いろいろ試すが、うまくいかない。日没までに、ボスがやってくることもわかり、どう対処したものか、話し合う。

 次第に、記憶が断片的に戻るのだが、その展開がなかなかスリリングで面白い。記憶の無い状態で、気が合うヤツを信用すべきか否か。そして、最後の最後で、衝撃の真実が… 低予算映画って感じだが、人間の心理がうまく描かれていて面白い。

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[映] アメリカンサイコ

 実は、この映画を見ようと思っていたワケではなく、スカパーで他の番組を録画しようとして失敗、つまり間違えて録画してしまった映画である。タイトルが面白そうだったのと、クリスチャン・ベール主演ということでそのまま残しておいて、いつか見よう、いつか見ようと思ううち、1年くらい経ってしまっただろうか。と言うワケで、全くの予備知識なしで見た。

 舞台は80年代のNY。パトリック・ベイトマン、27才は、ウォール街で働くエリート・ビジネスマン。高級マンションに住み、食べ物や身につける物に気を遣う。エクササイズに励み、日焼けサロンに通う。全てが完璧。だが、彼には異常な習癖があった…

 冒頭は、同じような格好のエリート・ビジネスマンが高級レストランで歓談するシーン。いつも身なりに気を遣い、名刺ひとつにもこだわる彼ら。パトリックは、名刺の見せっこで、自分より素敵な名刺の持ち主に嫉妬する。そして彼を自宅へ招き、殺してしまう。しかも、かなり残酷なやり方で。

 パトリックは、殺害衝動を抑えられないらしい。途中までは、なんとなくデクスターに似ているなと思って見ていたのだが、パトリックはもっと利己的だ。自分以外の人に愛情はないようだ。3Pの最中も、見とれるのは自分の筋肉。相手のことなんか考えていない。また、なんでそういう人間になったのかなどという説明もいっさいない。

 これは、サイコのパロディなのか。そんなフシもある。サイコの主人公がノーマン・ベイツ(Norman Bates)なのに対し、こちらはベイトマン(Bateman)だ。ポール・アレンを殺害するシーン(透明なカッパを着て、斧で滅多切り)は、見方によっては、サイコのシャワールームでの殺害シーン(透明なシャワーカーテンごしに、ナイフで滅多刺し)に似ている気もする。

 殺害する道具は決まっていない。その時の気分で、選んでいるらしい。斧だったり、チェーンソーだったり、ナイフだったり、銃だったり。だが、殺害するとき、音楽の講釈をたれるのが笑える。ヒューイ・ルイスだったり、フィル・コリンズだったり、ホイットニー・ヒューストンだったりするのだが、どれも80年代にヒットした曲で、当時のヒット曲を聴いていた人ならわかると思うが、ラジオなどで連日流れまくった曲。殺人の映画ではあるが、スタイリッシュなのだ。

 途中までは、そんな感じで、とてもスリリングな展開だったのだが、最後が少々意味不明なのが残念。そりゃないよ。

 

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2008年6月15日 (日)

[映] ゴーストライダー

 これは、はっきり言ってB級映画だ。ニコラス・ケイジが出ている意味がわからないし、もっと若手に任せれば良かったのにと思う。おまけにピーター・フォンダまで出ている… (イージーライダーだったから??) 墓場の番人(ケアテイカー)役で、サム・エリオットが出ていたのは、ちょっとうれしい。(ライラの冒険の、リー・スコーズビーでお馴染みか)

 バイクのスタントショーをしているバートンとジョニーのブレイズ父子。ある日、父バートンがガンで余命幾ばくもないことを知ったジョニー。そこへやってきた悪魔メフィストから、父の病気を治してやる代わりに魂をよこせと言われ、契約してしまう。翌日、すっかり元気になったバートンだったが、スタントで失敗して、死亡。失意のジョニーは町を出る…

 アメコミが原作ということで、いかにもそれらしい作り。悪魔メフィストに魂を売ってしまったジョニーは、その後、しばらくは普通に暮らしていたらしい。スタントで、それなりに稼いでスターになっている。だがある日、彼の前に再びメフィストが現れ、魔界の反逆者ブラックハートを捕まえろと言う指令を出す。そして彼は、自分の意志には関係なく、ブラックハートを探しに行くことになるのだが、このときの姿が燃える骸骨であり、燃えるバイクで、ちょっと格好良いのかもしれない。

 一応ストーリーもある。かつて、ちょっとした過ちでゴーストライダーになってしまった男がいる。彼は、悪魔の契約書を奪って隠したらしい。ブラックハートはそれを狙っている。それを阻止したいメフィスト。メフィストの指示で動かざるを得ないジョニー。それに、ジョニーのかつての恋人ロクサーヌも絡んで、それなりに面白い展開のハズ。

 だが、なんか今ひとつ。何が悪いのか。30才になったジョニーということなのだが、ニコラス・ケイジにはやっぱりムリがある。ギンギンのアメコミに徹するなら、もっと若くて格好良い人をジョニー役にすべきだ。大物俳優を使えばいいってもんじゃない。

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[映] ブラッド・ダイヤモンド

 長い作品なのだが見応え充分だ。レオナルド・ディカプリオ主演、紛争ダイヤを描いた作品で、去年アカデミー賞で話題になった。

 アフリカ・シエラレオネ共和国。漁師として、家族と幸せに暮らしていたソロモンは、ある日、反政府組織RUFに村を襲われてしまう。家族と引き離されたソロモンは、ダイヤ採掘現場で過酷な労働を強いられる。ある時、大きなピンクダイヤを見つけた彼は、それを提出せずにこっそりと隠す。
 一方、ダイヤの密輸をしているダニーは、刑務所でソロモンが見つけたピンクダイヤの話を聞き、そのダイヤを手に入れる代わりに、ソロモンの家族を捜すことを約束するが…

 たまたま資源が豊富なために、一般の善良な人々が犠牲になっていると言うことか。もちろん、それ以前の問題として、国の内戦があるわけだが、なんとも理不尽な話だ。同じ地球に住む人間同士が殺し合うと言う事自体、おかしな話だと思うのだが、もっと酷い。同じ国の人々が殺し合うのだから。その国の人だけの問題だけではなく、金に物を言わせて買う側の問題でもある。

 ソロモンは、ダイヤを見つけた直後、運良く政府軍に捕まる。だが、家族を捜さなくてはならない。なんとか逃げ延びた家族も、再び襲われ、息子ディアはRUFにとらえられてしまう。RUFの兵士として、銃を渡され、人殺しを強いられるディア。生き延びるため、やむなく人を殺すことを覚えた彼は、すっかりRUFに洗脳され、家族のことや、父親の事を忘れてしまうのだ。これは本当に怖い。

 主役はレオ(ダニー役)ということだが、どうだろう。私にはソロモンが主役に見えた。内戦に巻き込まれ、家族と引き裂かれた主人公ソロモンが、ダイヤ密売人に利用されながらも、家族を捜し、守る話だ。レオの演技はすばらしいし、アカデミー賞ものだ。だが、あくまでもソロモンの引き立て役な気がするのだ。

 宝石は綺麗だ。欲しくなる人の気持ちもわかる。そういう人がいる限り、ダイヤを巡る争いは無くならないだろう。いや、紛争がなければいいのか? 先進国が搾取しなければいいのか。

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2008年6月10日 (火)

学校祭

 上の子の高校で、7日(土)に学校祭が行われた。つまりは文化祭。私らの頃は、中学でもこういう文化祭ってあったものだが、最近の中学では文化祭=合唱祭という感じ。(この辺だけか??) 中学に文化系の部活が少ないから、しょうがないのかもしれないが、ちょっと寂しい思いをしていたところ。久々の文化祭である。

 一番楽しみにしていたのは、理数科3年の先輩製作の映画。どうやら、理数科の3年が映画製作をすると言うのが、ここ数年(?)の伝統になっているらしい。去年学校見学で見せてもらった、マニアックなパロディ映画がとっても気に入ってしまったのだ。まず放映時刻をチェックしようね!と言っていたら、ちょうど始まる時刻だと知る。そのまま視聴覚室へ。思っていたより長いし、またまたマニアックな、理数科ならではのネタもあって面白かった。

Vfsh0045  次何見ようかーとノロノロ歩いていると、自然科学部の化学班に捕まる。実験ショーが始まるので見ていけと言う。入ると、上の子の友達が白衣来てなにやらやっている。こういう派手な実験を見せると、確かに人が集まるよねーなどと言いながら鑑賞。下の子は、液体窒素にバラの花を入れてパリパリにする実験を、やらせてもらった(写真)。

 やっぱり、上の子の顔見ないとね、と物理班の教室へ。化学班のような派手さはないけれど、科学館などに置いてありそうな、楽しい展示がいくつもあった。先輩製作によるピタゴラスイッチもある。そんな中、上の子が1人宇宙ゴマを回していた。愛想良く呼び込みをするハズなのだが(-_-;)、まぁ予想通りの光景。こちらにも液体窒素があり、化学班とかぶってるねーと言ったら、こちらは超伝導(液体窒素を使って、超伝導を実演)があるからっ!とのこと。一応張り合っているらしい。

 体育館では、3年生がクラスごとに体験型ゲームコーナーを設置。物理班とは違って、ずいぶんとハイテンションである。げーっ、こういうのは苦手だなー、パスっと思ったのだが、ノリノリの下の子。結局全部参加するハメに。手作りの景品をもらい、嬉しそうだ。

 文化祭と言えば、模擬店。高校の時、クラスで和風喫茶をやったっけ。食品を出すと言うことで、保健所に許可取りに行ったり、なかなか大変だったものだが(私はウェートレスしただけだけど)、さすがにそういうのはない。今時の文化祭ということか、モスバーガーやミスドなどが来ていて、高校生が販売。なるほど。

 中庭でお昼を食べていると、映画の主役がプラカード持って現れた。映画の宣伝らしい。見たよ~と返事をすると、照れくさそうに撮影の苦労を語ってくれた。 

 地学班のプラネタリウムは、想像以上に力作だったし、英語部の展示(ハリーポッターの翻訳と直訳の違いがパネルになっていた)も目の付け所がいい。ゲームコーナーで下の子の相手をしてくれた高校生は、なんとも頼もしかった。下の子は、パソコン部で顔写真入りのカレンダーとシールを作ってもらっていたし、バザーでは本を大量にゲット。しかも全部で70円… ご満悦である。

 運動部は日頃、大会やら試合やらで活躍の場があり、活動が目に見えるが、そうではない文化部のメンツにとって、文化祭は貴重な発表の場である。この日のためにがんばって準備するし、唯一輝ける日かもしれない。
 最後に、どの展示が一番良かったかの投票があった。順位がつくのだ。なるほど、みんながんばるワケだ… ちょっと遠いけど、また来年も行こう。下の子も、一緒に行ってくれるかな。

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2008年6月 6日 (金)

[ド] ヴェロニカ・マーズ

 女子高校生が探偵というドラマ。AXNで放送が始まるこの作品、#1が先行放送されたので、さっそく見てみた。

 西海岸の高級住宅地ネプチューン。この街の高校、ネプチューン高校に通うのは、金持ちの子供か、その従業員の子。ヴェロニカの父キースは保安官。金持ちでも従業員でもなかったが、ヴェロニカは富豪の息子ダンカンとつき合っていたことから、金持ちグループで華やかな高校生活を送っていた。ところがある日、親友であり、ダンカンの姉でもあるリリーが何者かに殺害された。キースはその捜査での失態が原因で失職。ヴェロニカも仲間はずれに。
 キースは、探偵事務所を開き、ヴェロニカも父の助手として働くことに。そこへ、ダンカンの母親から、夫の浮気調査の依頼が舞い込み…

 #1はかなり盛りだくさんの内容だ。まず、高級住宅地の高校が舞台であるにもかかわらず、ヴェロニカは金持ち連中の仲間ではない。かつてそこに所属していたらしいが、今はつまはじき者だ。孤独。さらに、家族の問題や、レイプなど、苦難続きらしい。だが彼女はタフだ。1人で乗り切ってきた。感じとしては、ヤングスーパーマンのクロエのイメージなのだが、もっと暗い。親友の死という悲しい過去を背負っているからか。

 いじめにあっていた転校生を助けたことから、彼と親しくなる。唯一できた味方。ちょっと頼りなさそうだが、これから二人のチームワークが見られるのだろうか。

 父キースは、母についてなにか隠し事をしているようだ。親友リリーの事件の真相も気になる。ヴェロニカが事件を追及するのだろうか。
 ヴェロニカ役クリスティン・ベルのちょっと悲しげなまなざしが印象的だ。誰にも泣き言を言わず、1人で苦難と戦う姿も力強くていい。本放送が楽しみだ。

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[映] ラブソングができるまで

 期待通りのラブコメ。ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの組み合わせもなかなか面白いが、80年代に売れた元アイドルと言う設定が面白い。

 アイドルグループ、ポップは、イケメン5人、軽快な曲、腰フリダンスが受け、80年代にヒット曲を連発。だがグループ解散後はパッとせず、主要メンバーの1人アレックスも、細々と地方巡業の日々。そんなある日、若者に超人気の売れっ子アイドル、コーラから、作曲を依頼され…

 元アイドルが再起をかけるストーリーなのだが、たまたま作曲している場に居合わせた、植物係(植木に水をやる係)ソフィーに、作詞の才能があったことから、作品づくりは二人の共同作業となる。当然、二人の恋の物語になる。二人はすばらしい作品を作るが、少々問題が起こり、二人の仲は険悪に。だが最終的にはうまくいくと言う、ラブコメの王道的ストーリー展開だ。

 だが、なんと言ってもこの映画で一番面白いのは、元アイドルという設定。このかつてのアイドルグループ、ポップというのは、ワムのようであり(^o^;、「あのスターは今」みたいな番組を企画され、出演依頼が来てしまったりするのだ。しかも、ボクシング対決をして勝てば歌わせてやるとまで言われる。また、エンディングで流れる映像も面白い。ポップの裏話が吹き出しで出るのだが、「ビートルズより有名と言って…」というクダリがある。当然、かつてジョン・レノンが「神より有名」と言ってビートルズがバッシングされた件のパクリだろう。ビートルズファン、そして、80年代のポップスを聞いていた者としては、とても楽しめるパロディだ。

 特に期待以上のものがあるわけではないが、ポップのミュージッククリップはなかなか笑える。だって、ヒュー・グラントの腰フリダンスだよ。

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