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2008年6月21日 (土)

[映] アメリカンサイコ

 実は、この映画を見ようと思っていたワケではなく、スカパーで他の番組を録画しようとして失敗、つまり間違えて録画してしまった映画である。タイトルが面白そうだったのと、クリスチャン・ベール主演ということでそのまま残しておいて、いつか見よう、いつか見ようと思ううち、1年くらい経ってしまっただろうか。と言うワケで、全くの予備知識なしで見た。

 舞台は80年代のNY。パトリック・ベイトマン、27才は、ウォール街で働くエリート・ビジネスマン。高級マンションに住み、食べ物や身につける物に気を遣う。エクササイズに励み、日焼けサロンに通う。全てが完璧。だが、彼には異常な習癖があった…

 冒頭は、同じような格好のエリート・ビジネスマンが高級レストランで歓談するシーン。いつも身なりに気を遣い、名刺ひとつにもこだわる彼ら。パトリックは、名刺の見せっこで、自分より素敵な名刺の持ち主に嫉妬する。そして彼を自宅へ招き、殺してしまう。しかも、かなり残酷なやり方で。

 パトリックは、殺害衝動を抑えられないらしい。途中までは、なんとなくデクスターに似ているなと思って見ていたのだが、パトリックはもっと利己的だ。自分以外の人に愛情はないようだ。3Pの最中も、見とれるのは自分の筋肉。相手のことなんか考えていない。また、なんでそういう人間になったのかなどという説明もいっさいない。

 これは、サイコのパロディなのか。そんなフシもある。サイコの主人公がノーマン・ベイツ(Norman Bates)なのに対し、こちらはベイトマン(Bateman)だ。ポール・アレンを殺害するシーン(透明なカッパを着て、斧で滅多切り)は、見方によっては、サイコのシャワールームでの殺害シーン(透明なシャワーカーテンごしに、ナイフで滅多刺し)に似ている気もする。

 殺害する道具は決まっていない。その時の気分で、選んでいるらしい。斧だったり、チェーンソーだったり、ナイフだったり、銃だったり。だが、殺害するとき、音楽の講釈をたれるのが笑える。ヒューイ・ルイスだったり、フィル・コリンズだったり、ホイットニー・ヒューストンだったりするのだが、どれも80年代にヒットした曲で、当時のヒット曲を聴いていた人ならわかると思うが、ラジオなどで連日流れまくった曲。殺人の映画ではあるが、スタイリッシュなのだ。

 途中までは、そんな感じで、とてもスリリングな展開だったのだが、最後が少々意味不明なのが残念。そりゃないよ。

 

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