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2008年6月15日 (日)

[映] ブラッド・ダイヤモンド

 長い作品なのだが見応え充分だ。レオナルド・ディカプリオ主演、紛争ダイヤを描いた作品で、去年アカデミー賞で話題になった。

 アフリカ・シエラレオネ共和国。漁師として、家族と幸せに暮らしていたソロモンは、ある日、反政府組織RUFに村を襲われてしまう。家族と引き離されたソロモンは、ダイヤ採掘現場で過酷な労働を強いられる。ある時、大きなピンクダイヤを見つけた彼は、それを提出せずにこっそりと隠す。
 一方、ダイヤの密輸をしているダニーは、刑務所でソロモンが見つけたピンクダイヤの話を聞き、そのダイヤを手に入れる代わりに、ソロモンの家族を捜すことを約束するが…

 たまたま資源が豊富なために、一般の善良な人々が犠牲になっていると言うことか。もちろん、それ以前の問題として、国の内戦があるわけだが、なんとも理不尽な話だ。同じ地球に住む人間同士が殺し合うと言う事自体、おかしな話だと思うのだが、もっと酷い。同じ国の人々が殺し合うのだから。その国の人だけの問題だけではなく、金に物を言わせて買う側の問題でもある。

 ソロモンは、ダイヤを見つけた直後、運良く政府軍に捕まる。だが、家族を捜さなくてはならない。なんとか逃げ延びた家族も、再び襲われ、息子ディアはRUFにとらえられてしまう。RUFの兵士として、銃を渡され、人殺しを強いられるディア。生き延びるため、やむなく人を殺すことを覚えた彼は、すっかりRUFに洗脳され、家族のことや、父親の事を忘れてしまうのだ。これは本当に怖い。

 主役はレオ(ダニー役)ということだが、どうだろう。私にはソロモンが主役に見えた。内戦に巻き込まれ、家族と引き裂かれた主人公ソロモンが、ダイヤ密売人に利用されながらも、家族を捜し、守る話だ。レオの演技はすばらしいし、アカデミー賞ものだ。だが、あくまでもソロモンの引き立て役な気がするのだ。

 宝石は綺麗だ。欲しくなる人の気持ちもわかる。そういう人がいる限り、ダイヤを巡る争いは無くならないだろう。いや、紛争がなければいいのか? 先進国が搾取しなければいいのか。

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