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2008年8月 9日 (土)

[映] ゾディアック

 実際にあった事件が元になっている。ダーティハリーに出てくる連続殺人犯のモデルになったらしい。その辺りも描写されていて面白い。

 1968年、カップルが何者かに襲われて殺害される。半年後、再びカップルが襲われ、今度は犯人らしき人物から警察に手紙と暗号文が届く。新聞社にも暗号文が届き、新聞記者のエイブリーと、風刺漫画家のグレイスミスは、謎解きに躍起になる。警察でも、担当となったトースキーとアームストロングが捜査にあたるが…

 実際の事件だし、題材は面白いのだが、どうも煮え切らない。漫画家のグレイスミスとエイブリーが、最初は謎解きを始めるのだが、エイブリーは途中で脱落。その後、視点は警察へ移り、刑事の捜査を中心に描かれるが、途中でアームストロングが転属を申し出て脱落。この辺りまでは、誰が主役なのか、よくわからないまま、殺人事件は続き、月日だけがどんどんと過ぎていく。

 後半、グレイスミスが1人で謎解きに夢中になる辺りは、なかなか面白い。それまで見過ごされてきた事実がわかる。犯人に一歩ずつ近づくようだ。が、結局、はっきりしたことはわからない。おそらく、実際の事件の流れ、捜査の流れにかなり忠実に作ったのだろう。犯人と思われる人物はいるが、決定的な証拠がないので、断定できないままと言うことらしい。

 グレイスミス役に、ジェイク・ギレンホール。仕事も辞め、家族もほったらかし、寝食も忘れて謎解きに没頭する。エイブリー役は、ロバート・ダウニーJr。結局、よくわからないまま退場。アームストロング刑事役に、ERのDr.マーク・グリーンこと、アンソニー・エドワーズ。彼もあんまりいいところのないまま退場。面白いのは、筆跡鑑定人役で出演しているフィリップ・ベイカー・ホール。もう一つのゾディアック映画「ゾディアック十二宮の連続殺人鬼」にも、警察のお偉いさん役で出演している。

 60年代~70年代の映画の雰囲気が良く出ている。当時の雰囲気と共に、ゾディアック事件を知ると言う意味では、興味深い映画だ。だが、スリリングな映像を見たいのなら、ちょっと物たりないかもしれない。

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