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2008年9月21日 (日)

[映] エディット・ピアフ

 フランスの伝説的歌手エディット・ピアフの生涯を描いた映画。今年のアカデミー賞で、マリオン・コティアールが主演女優賞を受賞してかなり話題になった。エディット・ピアフって知らないと思っていたのだが、歌を聴いたら、かなり知っていることが判明。

 第一次大戦中のパリに生まれたエディット(マリオン・コティアール)。幼い頃は、父方の祖母が営む娼館に預けられ、娼婦達にかわいがられて育つ。その後、大道芸人の父に引き取られ、父の手助けをするうち、歌の才能に気づく。ストリートシンガーで日銭を稼いでいるところを、クラブのオーナー、ルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー)に見いだされ、クラブで歌うようになるが…

 父にも母にも疎んじられて育ったようだ。娼館へ預けられたり、大道芸人の父と暮らしている間もこき使われたりで、相当苦労したのだと思う。若くして結婚、子どもをもうけるが、病死。ストリートで歌って稼ぐが、大した稼ぎにはならなかっただろう。そんなところを、ルイ・ルプレに見いだされる。彼との出会いで、エディットの人生は大きく変わる。

 彼女の歌は、その小柄な体格からは考えられないような声量と、低音。なんとも魅惑的な歌声だ。わがままで気むずかしくて、周りにしてみりゃ、扱いにくい人だったのかもしれない。それでも、彼女は愛された。そのすばらしい歌声で。

 若く美しい時代と、晩年の療養生活とが、交互に描かれる。アルコール中毒、モルヒネ中毒などで苦しんだらしい。愛する人を何度も失っている。壮絶な人生だ。かなり長い作品なのだが、見応えは充分。歌も楽しめる。

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