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2008年9月 5日 (金)

[映] キャンディ

 今年急逝したヒース・レジャーが、ドラッグにおぼれる若者を演じている。まるで彼の晩年を見ているようでつらい。

 詩人志望のダンは、美しい女性キャンディと出会って恋に落ちる。恋する2人は、何でも分かち合い、ダンがドラッグ中毒だったために、キャンディも… やがて2人は結婚し、キャンディの妊娠を機にドラッグをやめようとするが…

 若く愛し合う2人が、ドラッグにおぼれる様が描かれている。最初は天国。2人でハッピーな時を過ごす。だが、お金に困り、キャンディは体を売る。それでもドラッグはやめられず、次第に彼らの体をむしばんでいく。キャンディが娼婦として稼いだ金は、全てドラッグにつぎ込まれる。家賃も払えず、追い出される。

 ダンがなぜドラッグ中毒になったのかは不明だ。だが、キャンディは、束縛された家庭環境が問題だったのかもしれない。唯一心を許せるダンと、何でも分かち合いたいと思ったのかも知れない。いつでもやめられると思っているうちに、やめられなくなってしまう。

 こういう若者は多いのかもしれない。だが、興味深いのは、彼らに援助をしている、大学の準教授キャスパー(ジェフリー・ラッシュ)の存在。彼もまた、ドラッグ中毒である。やっかいなのは、彼は有機化学の準教授であり、自分でドラッグを精製してしまうことだ。一見、まっとうな生活をしているように見える人にまで、ドラッグは浸透しているのか。

 キャンディ役のアビー・コーニッシュは、本当に美しい。若い頃のニコール・キッドマンを思わせる美しさ、可憐さ。そんな彼女が、みるみるやつれていくさまは哀れだ。ヒース・レジャーも、ドラッグの過剰摂取が原因で亡くなったようだが、心を病んでいたのだろうか。

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