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2008年9月 9日 (火)

[映] ナイロビの蜂

 2006年のアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で、レイチェル・ワイズが助演女優賞を受賞して話題になった映画だ。ずっと見たいと思っていたのだが、WOWOWではなかなか放送してくれず、なぜかAXNで放送していたのを見つけたので、見てみた。原題は「The Constant Gardener」。だが邦題もなかなかいいと思う。タイトルを聞いて、ナイロビの環境保護(蜂に異変が!?)の話かと思ったが(^o^;、見ていれば何のことかはすぐにわかる。

 外交官ジャスティン(レイフ・ファインズ)は、黒人医師アーノルドと共にロキに出かける妻テッサ(レイチェル・ワイズ)を見送った。二日後に戻る予定だった。ところが、妻の乗った車がトゥルカナ湖で襲われ、妻は遺体で発見される。妻はトゥルカナ湖へ何のために行ったのか。なぜ殺されたのか。アーノルドはどこへ行ったのか。ジャスティンが調べ始めると、脅迫をうけるように。妻は何をしていたのか?

 妻の死の謎を探る夫。これは、サスペンスなのだが、愛の物語でもある。外交官であるジャスティンは、温厚な人柄である。趣味が庭いじりというのが、それを象徴している。それに対し、妻テッサは情熱的だ。彼女は、アーノルドと共に、救援活動をしていたのだが、自身の死産をきっかけに、ますますそれにのめり込むようになる。そんな彼女を気遣いながらも、彼女のしていることを見て見ぬフリしてきたジャスティン。

 妻の死後、いろいろな事実がわかる。意外な素顔を知る。自分は利用されていたのかもしれないと疑う。妻の不倫を疑う。だが次第に核心に近づいたとき、妻の愛情を確信する。そして失ったものの大きさを嘆く。悲しい最後だ。

 レイチェル・ワイズが素敵だ。夫の前では、愛らしい妻。本当にキュートだ。だが、活動に関しては命を捧げていると言っていい。目的のためには手段を選ばない。陰謀を暴くために、あらゆる手を使う。自分の魅力も利用するのだ。また、ビル・ナイが重要な役で出演している。

 アフリカを食い物にしている製薬会社を告発した映画だ。だが、そういう人たちがいる一方で、陰謀を暴こうとする人たちもいる。希望はあると信じたい。

 

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