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2008年10月11日 (土)

[映] タロットカード殺人事件

 タイトルから想像すると、ミステリーだけれど、これはウッディ・アレン監督によるコメディ。本人も、怪しげな奇術師役で出演。

 敏腕新聞記者ジョー・ストロンベルが急死。彼は、死神の船で旅の途中、連続娼婦殺人事件(通称タロットカード殺人事件)の犯人につながる情報を得る。どうしてもこの特ダネを記事にしなくては… と死神の目を盗んで船を飛び降り、幽霊として地上に舞い戻ったジョー。奇術師シドのマジックショーの最中に、ジャーナリスト志望の女子大生の前に出没。特ダネをものにするようアドバイスするのだが…

 死亡した新聞記者ジョー役は、デッドウッドのアルこと、イアン・マクシェーン。女子大生サンドラ役は、スカーレット・ヨハンソン。奇術師シド役はウッディ・アレン。そして、連続殺人犯と疑われる青年貴族ピーター・ライモン役は、ヒュー・ジャックマン。

 サンドラは、休暇でロンドンに来ているアメリカ人女子大生。なんたってスカーレット・ヨハンソンなので、美人でナイスバディなのだが、眼鏡をかけて、歯の矯正器具をつけて、野暮ったい女の子として描かれている。これはちょっとというか、かなり違和感があるのだが、とにかくそういう役柄らしい。

 ウッディ・アレンの芸風は、いつも通り。くだらないことをクドクドと話し続ける、うっとうしいオヤジだ。今回は、奇術師ということで、一応マジックができるのだが、あまりパッとしないマジックを、やたら人に見せたがる、ちょっと迷惑なオヤジだ。

 彼のマジック中に、ジョーの幽霊が出没したことから、サンドラとシドは、ピーターに近づいて真相を突き止めようとする。ここで面白いのは、サンドラとシドの関係。聞かれてもいないことをベラベラとしゃべり続けるサンドラは、シドとそっくりなのだ。

 ヒュー・ジャックマン演ずるピーターは、あんなに格好良くてジェントルマンで、しかも金持ちときたら、女に不自由することはないだろうにと思うと、このストーリーにはどうも納得がいかない。シリアスな映画なら許せないが、軽いノリのコメディだし、ハッピーエンドなのでまぁいいか。結末はとくにパッとしないが、クスッと笑えるおもしろさがある。

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