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2008年10月 6日 (月)

[映] 主人公は僕だった

 主人公はウィル・フェレル演ずるハロルド・クリック。彼は、自分が小説の主人公であることに気づいてしまうと言う、一風変わった設定の物語だ。

 国税庁の会計検査官ハロルド・クリック。彼はこの12年間、決まり切った毎日を送っていた。起きる時刻、歯を磨く回数、バス停までの歩数… そんなある日、自分の行動をナレーションする女性の声が。それが気になり始めてから数日後、彼の未来をも知っているらしきナレーションの声は、彼の死が近いことをほのめかす。これはただごとではないと、動揺したハロルドは…

 毎日何の楽しみもなく、ただ規則正しいだけの生活を送るハロルド。そのことに特に不満もなく、一生そのままである可能性も。だがある日、彼の環境は一変する。自分が、小説の主人公であることに気づく。死期が近いらしいと気づき、作者を突き止め、結末を変えてくれるよう頼もうとする。なんとも変わった設定だし、この辺りまでならSFにしても面白かったかもねと思う。

 だが、彼の規則正しい毎日を変えたのは、実はナレーションではない。仕事で会計検査をしたベーカリーの女店主アナとの出会いである。仕事柄、初対面でかなり嫌われる。だが、なぜか彼女に惹かれたハロルドは、本能に導かれ、ナレーションに導かれ、アナと親密な関係になる。味気なかった生活に、突然色が差す。

 ハロルドが、自分の状況を知ろうと、まず訪れたのは医者だが、医者に勧められて訪れたのは文学の教授。小説の主人公なら、文学の専門家に意見を聞こうと言うワケだ。彼の話を熱心に聞き、アドバイスする教授も面白い。このヒルバート教授役にダスティン・ホフマン。そして彼と会ったことがきっかけで、作者が判明。作者カレン・アイフル役にエマ・トンプソン。彼女の助手役に、クイーン・ラティファ。そして、ハロルドが恋するアナ役に、マギー・ギレンホール。

 ハロルドはさえない男だ。だが、アナと出会って恋する男に変わった彼は、なかなか魅力的だ。そして何より、アナ演ずるマギー・ギレンホールはなんとも色っぽく、魅力的。今まで彼女をあまり綺麗だと思ったことはないが、ここではとにかく愛らしい。

 結末は、まぁ思った通り。ちょっと変わったラブコメと言ったところか。

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原題:Stranger than Fiction 事実は小説よりも奇なり、というけど、小説の主人公がそのまんま僕だったなんて、いかにも嘘っぽくて期待しなかったけど~意外に面白くて感動的な物語~ 主人公は国税局に勤め几帳面で計算にも強いハロルド・クリック(ウィル・フェレル)... [続きを読む]

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