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2008年11月19日 (水)

[映] ブレイブ・ワン

 恋人を殺されて復讐するお話だ。ジョディ・フォスターの演技が重い。

 NYの人気DJエリカ。結婚を控えて、幸せいっぱいの彼女は、夜、恋人デイヴィッドと共に犬の散歩にでかける。ところが、公園で暴漢に襲われ、デイヴィッドは死亡。エリカも重傷を負う。昏睡から目覚め、退院したエリカは、警察の捜査もアテにならないことを実感し、銃を買う。たまたま入ったコンビニで、夫婦げんかのもつれ(?)から夫が店員である妻を射殺したところに遭遇してしまう。身を守るため、男を射殺してしまったエリカは…

 幸せな生活が、心ない者によって一変。絶望のどん底に突き落とされたエリカは、自分の怒りや、悲しみをぶつける先を見つけることによって、なんとか立ち直ることができる。コンビニでの出来事をきっかけに、悪人を殺す制裁者になるが、影のヒーローになってしまうような、お気楽な映画ではない。常に、悪人を許せない気持ちと、殺人を犯してしまったと言う罪悪感の葛藤。そんな中、1人の刑事マーサーと出逢う。

 マーサー刑事とエリカのやりとりが、なんとも絶妙だ。マーサーは、エリカの闇の部分に気づき始める。そして、驚きの結末。

 それでいいのかと言う気もする。でも、これでエリカの気は晴れたのかもしれないとも思う。これで彼女は普通の生活に戻れるのか? それでいいのか?

 マーサー刑事役に、テレンス・ハワード。彼の相棒役に、ボストン・パブリックのセナト先生役でお馴染みニッキー・カット。そして、エリカの恋人役で、LOSTのサイードこと、ナヴィーン・アンドリュース。

 冒頭、ジョディ・フォスターとナヴィーン・アンドリュースのカップルって、なんかミスマッチだなーと思って見ていた(年が7つくらい違うね)のだが、見ているうちにそんなことはどうでも良くなった。所々に挿入されている、エリカとデイヴィッドの幸せだった時のシーンが切ない。そしてクライマックスで、襲われた時の携帯動画が出てくるのだが、これがダメ押し。もうエリカの暴走は止められない感じ。

 タイトルのブレイブ・ワンって誰のことだろう。エリカのことだと思っていたが、もしかしたらマーサー刑事のことなのか。でも、それが勇敢な行動なのだろうか。疑問はつきないが、その分、長く記憶に残る映画であることは間違いない。

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